2019年12月27日金曜日

総合技術監理キーワード集2020

いよいよ年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。
出張から戻り、ここ数日は年内に終わらせるべきものを慌てて右から左に捌いている状態です。落ち着かないですね。それでもなんとかこうして〆ることができました。

そんななか、総監試験の最重要参考資料である技術体系(キーワード集)が改訂されました(驚)。
それにしてもなんのアナウンスもなくシレっと公表されているっていうのはどういうことなのでしょうか。。。日本技術士会のリンクは以前の2019年版のほうで既に「該当するページがありません」っていう表示になっちゃってますし、知らないでこの年末年始に勉強しようとおもっていたひとはどうすればいいのでしょうかね。。。。

とにかくも、もともとキーワード集のタイトルに「2019」とあったので2020年はどうするのかな?なんて漠然と考えていたのですが、改訂してきましたね。
まだ詳しくは見ていないのですが、思いのほか見直しされているようです。

2019年版で資料を作成していたひとも、今回改訂された2020年版にあわせた資料に更新する際には、自動変換や他人が作成した資料をコピーするのではなく、自ら手を動かし、頭で考えながら地道にコツコツと作業に取り組むことが、総監理解への、そして合格への実はいちばんの近道だと思います。
頑張って下さい!

わたしの個人事業として2次試験対策講座を開講しています。
令和2年4月20日(月)までに提出する必要がある受験申込書、この書類作成を指導するのが「②出願書類作成コース」。
そして12月25日(水)からは「④筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)」の募集を開始しています。よかったらチェックしてください。
添削講座のご案内

Tokyo2020
【羽田空港】

文部科学省

総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

                                      令和元年11月27日
                                          文部科学省
技術士制度における総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すため、キーワード集を取りまとめましたので公表いたします。

※2019年度版のキーワード集の一部を改訂し、2020年度版のキーワード集を掲載いたしました。
【本キーワード集の留意点】
  • それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
     (総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
  • 各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
  • 法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
  • 本キーワード集の内容は、令和元年11月時点での情報である。(今後、技術や社会の進展に対応するため、適宜改定の予定。)

2019年12月25日水曜日

太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)

ハッピーホリデイズ!
年末ですね。いかがお過ごしでしょうか。
ここ沖縄は先週からずっと天気が良くて暖かい日が続いています。気温も25℃くらいあって年末感はゼロですが日が沈むと街のネオンだとかイルミネーションだとかクリスマス飾りで季節感を味わえなくもないです。とはいえ、わたしは西表島に1週間ほど出張して毎日のように海に出ていたのですっかり日焼けしてしまいました(笑)。

いよいよ来春から環境影響評価法の対象事業に追加される太陽光発電ですが、法や条例の対象とならない規模~10kW以上の事業⽤太陽光発電施設(建築物の屋根、壁⾯⼜は屋上に設置するものは除く)~の太陽光発電事業を対象とした「環境配慮ガイドライン」の作成が終盤を迎えたようです。
これは近々試験で問われるネタですので、いまはまだ(案)の段階ですがしっかりチェックしておいてください。
建設環境のほか、環境部門(全科目)でも問われるでしょう。建設環境は選択科目Ⅱ-1とⅡ-2のどちらでも出題される可能性があります。

はじめに                               
(略)平成 30 年に閣議決定されたエネルギー基本計画においても、再⽣可能エネルギーについては、⻑期安定的な主⼒電源として持続可能なものとなるよう、円滑な⼤量導⼊に向けた取組を引き続き積極的に推進していくこととされています。 

 太陽光発電事業は、⽇当たりのよい⽴地であれば⽐較的導⼊しやすいため、全国的に導⼊が進んでいますが、⼀⽅で、太陽光発電事業の実施に伴い、⼟砂流出や濁⽔の発⽣、景観への影響、反射光による⽣活環境への影響などの問題が⽣じる事例が増えています。

 このように環境影響が顕在化している状況を踏まえ、平成 31 年 4 ⽉、中央環境審議会から環境⼤⾂に対して、⼤規模な太陽光発電事業については環境影響評価法(平成 9 年法律第 81 号)の対象事業とすべきとの答申がなされ、令和 2 年4⽉から新たに太陽光発電事業が環境影響評価法の対象事業として追加されることとなりました。

 さらに答申においては、環境影響評価法の対象とならない規模の事業についても、各地⽅公共団体の実情に応じ、各地⽅公共団体の判断で、環境影響評価に関する条例(以下「環境影響評価条例」という。)の対象とすることが考えられること、また環境影響評価条例の対象ともならないような⼩規模の事業であっても、環境に配慮し地域との共⽣を図ることが重要である場合があることから、必要に応じてガイドライン等による⾃主的で簡易な取組を促すべきとされています。 

 本ガイドラインは、こうした状況を踏まえて、環境影響評価法や環境影響評価条例の対象にならない規模の太陽光発電事業について、適切に環境配慮が講じられ、環境と調和した形での事業の実施が確保されることを⽬的として策定するものです。

上記は「はじめに」からの抜粋ですが、太字表記になっているところはポイントになると思います。自主アセスやミニアセスの際に活用することを目的に作成されたものですからね。ここは混乱しないように肝に銘じておいてください。もちろん法アセスの場合も重なる部分が多いですので、試験で解答する際には応用転用できるはずです。
それから全体的にこういった文章は、必須科目Ⅰや選択科目Ⅲでも使える表現を多く含んでいます。ぜひご自分の血肉にするとよいと思います。

また、「第 2 章 太陽光発電に係る環境配慮の進め⽅」では、選択科目Ⅱ-2で問われるであろう 2-1 環境配慮の⼿順のほか、技術士の新しい評価基準である技術士コンピテンシーにも明記され、いままさに行われている口頭試験でも必ず訊かれている 2-2 環境配慮に係る地域とのコミュニケーションについてがあります。これはチェックリストにもなっているんですね。面白いです。さらに2-3 設計段階の環境配慮のポイントには検討すべき8項目のほか、環境配慮例も示されているのでたいへん参考になります。
太陽光発電事業に限らず、いろいろな場面でこれからの試験対策の参考になる資料になることでしょう。

これまでもパブコメネタのときは毎度のように書いていますが、ホントに実際に「意見」を提出してみるのがいちばん勉強になると思います。令和2年1月23日が募集の締め切りですので、この年末年始の休みを利用して取り組んでみるのもイイかもしれません。

ちょうど日陰
【石垣島】

報道発表資料
令和元年12月24日
総合政策
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太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)に関する意見の募集(パブリックコメント)について

環境省は、太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)について広く国民の皆様から御意見を募集するため、令和元年12月24日(火)から令和2年1月23日(木)までの間、意見の募集(パブリックコメント)を行います。

1.概要

 太陽電池発電事業の環境への影響が生じる事例の増加が顕在化している状況を踏まえ、令和2年4月1日から大規模な太陽電池発電事業については環境影響評価法(平成9年法律第81号。以下「法」という。)の対象事業として追加されています。また、平成31年4月の中央環境審議会答申「太陽光発電に係る環境影響評価のあり方について(答申)」において、法や環境影響評価条例の対象ともならないような小規模の事業であっても、環境に配慮し地域との共生を図ることが重要である場合があることから、必要に応じてガイドライン等による自主的で簡易な取組を促すべきとされています。
 これを受けて環境省では、法や環境影響評価条例の対象にならない規模の事業について、発電事業者を始め、太陽光発電施設の設置・運営に関わる様々な立場の方により、適切な環境配慮が講じられ、環境と調和した形での太陽光発電事業の実施が確保されることを目的としたガイドライン(案)を作成しました。
 なお、太陽電池発電事業に関する中央環境審議会答申や検討経緯については下記を御参照ください。
(1)太陽光発電事業に係る環境影響評価に関する答申について
(2)中央環境審議会総合政策部会環境影響評価制度小委員会
 

2.意見募集対象

  別紙1 太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)
  別紙2 太陽光発電の環境配慮ガイドライン チェックシート
  別紙3 太陽光発電の環境配慮ガイドライン チェックシート【小規模出力版】

3. 意見募集期間

  令和元年12月24日(火)から令和2年1月23日(木)まで(必着)

4. 意見の提出方法

[意見提出用紙]の様式
<意見提出様式>
宛 先:環境省大臣官房環境影響評価課
件 名:太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)への意見
住 所:
氏 名(会社名/部署名/担当者名):
職 業:
電話番号:
ファックス番号:
電子メールアドレス:
意見内容:(該当箇所を明記の上、できるだけ簡潔に御記載ください。)
※E-mailで応募される際も、本記入要領に準じて御記入ください。
 以下のいずれかの方法で提出してください。
(1)電子メール:上記[意見提出用紙]の様式に従って、必ずメール本文にテキスト形式で記載してください(添付ファイルによる御提出はお受けできません。)。
(2)ファクシミリ:上記[意見提出用紙]の様式に従って、A4サイズの用紙(1枚)に記載の上、提出してください。
(3)郵送:上記[意見提出用紙]の様式に従って、A4サイズの用紙(1枚)に記載の上、提出してください。封筒に赤字で「太陽光発電の環境配慮ガイドライン(案)に関する意見」と記載してください。

5. 意見提出先

  環境省大臣官房環境影響評価課 宛て
   ○電子メールの場合 sokan-hyoka@env.go.jp
   ○ファクシミリの場合 03-3581-2697
   ○郵送の場合 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
             

6. 資料の入手方法

  (1)電子政府の総合窓口[e-Gov] (https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public
  (2)環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/info/iken.html
  (3)担当課において配布
    場所:東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第5号館25階
        環境省大臣官房環境影響評価課
 (事前に入館登録が必要になるので、来館される場合は、必ず事前に御連絡をお
  願いいたします。)

7.注意事項

  ○必ず「4.意見の提出方法」に基づき御意見を提出してください。
  ○直接持参又は電話での御意見の提出はお受けできません。
  ○御意見は、日本語で御提出ください。
  ○御意見の内容は、2,000字以内で簡潔に記載願います。
  ○御意見に対する個別の回答はいたしかねますので御了承願います。
  ○いただいた御意見については、住所、氏名、電話番号、ファックス番号及び電子メール
  アドレスを除き、公開される可能性のあることを御了承ください。
  ○意見募集要項に沿って提出されていない場合は、無効とさせていただきます。

添付資料

2019年12月22日日曜日

令和2年度 技術士試験 筆記試験対策講座 中期コースを開講します

令和2年度試験に向けての講座を開講しておりますが、25日(水)より筆記試験対策添削講座の中期コースの受付を開始いたします。

わたしの講師としての活動は、平成22年度試験に合格した翌年からSUKIYAKI塾の添削講座に参加するかたちでスタートしました。
SUKIYAKI塾のほか、身近な知り合いを含めると、これまでの8年間でのべ140名ほどのかたたちに指導アドバイスしたことになります。そしてその一助となったかどうか、平成30年度試験までの8年間で44名のかたが合格されました。
また、平成27年度からは総監の指導アドバイスも開始したところ、初年度にもかかわらず6名ものかたから吉報をいただくことができました。その後も着実に合格者を出しています。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうこと嬉しいですね、講師冥利につきます。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

軌道に乗った平成29年度以降、多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。

【建設環境】
技術士の筆記試験に合格しました。ありがとうございました。口頭試験も確実に合格できるようさらに1ヶ月努めて参ります。取り急ぎ、御礼まで。

筆記試験に合格しておりました。今年は添削回数少なかったのですが、昨年度より、過去問の答案作成を通して論文を何度も繰返しコメントいただき、本当にありがとうございました。論文を練り上げていくことで、題意に沿った書き方、論文構成が大変勉強になりました。手ごたえはなく、合格したことに驚くばかりですが、今後、口頭試験にむけてできる限り準備してまいりたいと思います。取り急ぎ、すごろく様に添削お礼申し上げます。ありがとうございました。

おかげ様で筆記試験に合格しました!ご指導いただき本当にありがとうございました。

合格してました。ダメかと思ってましたが先生にいただいた評価コメントで少し期待していました。ご指導ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

【総監】
本日、総監筆記試験の発表があり、奇跡的に合格していた事が解りました。
すごろくさんに何回も論文を添削頂き、「総監の視点」を身に付けていた事が合格に繋がったと感じています。本当に、ありがとうございました。
試験当時は問題(ヒューマンエラー)の論述設計に時間を要し、少し雑な論理展開になってしまった為、全く自信がありませんでしたが、最終的には「総監としての視点」が評価されたと考えています。重ねて、御礼申し上げます。

●筆記試験に合格をしておりました。取り急ぎのご報告まで。

おかげさまで筆記試験に合格いたしました。ご指導ありがとうございました。
過去問を添削していただき、開始当初はA評価からは程遠い状態から始まりましたが、2年分の過去問の添削・修正が終わるころにはパターンがつかめました。筆記試験では、添削時と同様のパターンで迷いなく記述することができました。ただ時間ぎりぎりまで記入にかかったので、もう少し早く書く練習をしておけばなお良かったと思います。択一が約6割の正解だったので、筆記に助けられました。

無事合格しました^_^
まだ、郵送での封書は届いてないので、試験の日はわかりませんが、これからまた、数ヶ月前の記憶を戻していきます。もし、面接に向けてアドバイスを頂けたら、幸いです!御指導、本当にありがとうございました^ ^

などの嬉しい報告をいただきました。
筆記試験が終わってからは令和2年度試験に向けての添削講座(長期コース)を開講しています。それから早くも5か月が経過しているんですね。いまでは初受験のかたも着実に実力を伸ばしているのがわかります。
令和2年の試験まであと7か月しかありません。半年とちょっとです。
これまでの指導経験を注力しますのでお任せください。
そのほか筆記試験再現論文に対するコメント評価も行います。
試験答案について第3者の視点からの評価(不合格要因の推定)を欲しているかたはぜひどうぞ。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
技術士受験指導の経験は早いもので9年、そして建設環境分野の技術者としての業務経験は24年になりました。これまで主に沖縄県内での環境調査、環境影響評価、自主アセス(ミニアセス)に携わっております。
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてもご希望であればお引き受けします。ただし専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境以外には、河川、砂防及び海岸・海洋の環境寄りのかた、環境部門の環境保全計画と自然環境保全、水産部門の水産資源及び水域環境のかたを指導いたしました。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境以外には、施工計画・施工設備及び積算、道路、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、土質及び基礎、上水道及び工業用水道、農業土木、環境保全計画、自然環境保全のかたを指導いたしました。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を法律等の改正に伴い書き換えています(ただしH29年時点までのものです)。
総合技術監理部門 キーワード集2020を用いてご自分で青本を作成するのが合格への近道です。
※文部科学省のウエブサイトに、2019年度版のキーワード集の一部を改訂した、2020年度版のキーワード集が掲載されました

下記の3つのコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

★お申込みはこちらからお願いします
お申込みフォーム

①令和元年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各問題に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

【令和2年度試験対策】
②出願書類作成コース
期間:受付完了時から令和2年度試験の申込期限日7日前の4月13日(月)まで書類を受け付けます。
※令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で、受験資格を満たすひとについては5月1日(金)まで。
内容:受験申込書の記載内容と業務経歴票(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。令和2年度の様式が正式発表されるまでは令和元年度様式で添削指導を行い、令和2年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
そして令和元年度口頭試験における実際の試問内容を踏まえ、これに即した記述内容となるよう指導いたします
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)
期間:受付完了時から令和2年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。総監部門は7月4日(土)まで、その他部門は7月5日(日)までです。
内容:建設環境については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:20,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境、水産-水産資源及び水域環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。

フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします
お申込みフォーム

2019年12月19日木曜日

技術士第1次試験の合格発表!

本日、技術士第1次試験の合格発表がありました。
合格された皆さん、おめでとうございます。

官報の号外第189号(本日より30日間閲覧可)
日本技術士会
文部科学省

受験資格のあるひとはぜひ来年7月12日(日)に行われる2次試験(筆記試験)にチャレンジしてください!
7か月ありますのでしっかり準備できさえすれば合格できます、本当です。
注意が必要なのは、今年度から新しい評価基準となりましたので変更後の最初の筆記試験であった令和元年度の問題をまずは確認してくださいね。そして受験申込時に提出する経歴票については、今現在まさに行われている口頭試験の内容を参考にして作成することをオススメします。情報がまだ乏しいとは思いますがなんとが入手してください。
令和2年度 技術士第二次試験の実施について

身近な知り合いのかたで、1次試験の合格から7か月後の筆記試験に合格し、1次試験の合格からちょうど1年後に口頭試験を受け、翌3月に見事合格、晴れて技術士となったかたがいます。さらにその翌年には総監にも合格したひともいます。凄いですね!
1次試験合格からちょうど1年後に2次試験の、それも最終試験である口頭試験を迎えることになるとはご本人は思いもよらなかったかもしれませんが、要領よくコツコツと取り組んでいたらそういうこともあるんですよね。
決して珍しい事例ではないと思いますよ。

このブログは主に2次試験受験者向けに発信しています。
よかったら参考にしていただいて試験に取り組んでいただけたら幸いです。

わたしの個人事業として2次試験対策講座を開講しています。
令和2年4月20日(月)までに提出する必要がある受験申込書、この書類作成を指導するのが「②出願書類作成コース」。これは今年度試験からの新しい評価基準である技術士コンピテンシーを踏まえた内容となるよう指導いたします。
そして筆記試験対策としてご好評いただいております「③筆記試験論文添削 長期コース(7~11カ月)」があります。12月25日(水)から「④筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)」の募集を開始する予定でいます。よかったらチェックしてください。
添削講座のご案内

繰り返しますが、今年からは試験方法が変わりました。口頭試験も始まり情報も飛び交っています。早めのスタートが肝心だと思います。

次は二次試験ですよ!
【西表島白浜】

2019年12月4日水曜日

口頭試験における技術士コンピテンシー

口頭試験が始まっています。建設環境のかたは来週?さ来週?くらいでしょうか。
いくら合格率が高いからと言って、決して気を抜くことなくしっかり準備をして臨んでほしいと思います。

今年度から総監部門を除く技術部門については「技術士コンピテンシー(技術士に求められる資質能力)」に沿った内容になることが告知されました。
実際、筆記試験も必須科目Ⅰや選択科目Ⅲで問われ方に変化がありました。
そしてもちろん筆記試験だけじゃなく、口頭試験についても同様に変化するものと思われます。

○口頭試験
技術士としての適格性を判定することに主眼をおき,筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については,問題解決能力・課題遂行能力を問うもの)及び業務経歴を踏まえ実施するものとし,筆記試験の繰り返しにならないように留意し以下を確認する。
コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント、技術者倫理、継続研さん 
【A】総合技術監理部門を除く技術部門
Ⅰ 技術士としての実務能力
 ① コミュニケーション、リーダーシップ [ 30 点 ]
 ② 評価、マネジメント [ 30 点 ]
Ⅱ 技術士としての適格性
 ③ 技術者倫理 [ 20 点 ]
 ④ 継続研さん [ 20 点 ]

コミュニケーション
・業務履行上,口頭や文書等の方法を通じて,雇用者,上司や同僚,クライアントやユーザー等多様な関係者との間で,明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
・海外における業務に携わる際は,一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

リーダーシップ
・業務遂行にあたり,明確なデザインと現場感覚を持ち,多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
・海外における業務に携わる際は,多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに,プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

評価 
・業務遂行上の各段階における結果,最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,次段階や別の業務の改善に資すること。

マネジメント
・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において,品質,コスト,納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項,又は成果物(製品,システム,施設,プロジェクト,サービス等)に係る要求事項の特性(必要性,機能性,技術的実現性,安全性,経済性等)を満たすことを目的として,人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

技術者倫理
・業務遂行にあたり,公衆の安全,健康及び福利を最優先に考慮した上で,社会,文化及び環境に対する影響を予見し,地球環境の保全等,次世代にわたる社会の持続性の確保に努め,技術士としての使命,社会的地位及び職責を自覚し,倫理的に行動すること。
・業務履行上,関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
・業務履行上行う決定に際して,自らの業務及び責任の範囲を明確にし,これらの責任を負うこと。

継続研さん
・業務履行上必要な知見を深め,技術を修得し資質向上を図るように,十分な継続研さん(CPD)を行うこと。

上記のコミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント、技術者倫理、継続研さん、の各項目についてはぜひ『具体的な内容で』回答できるよう準備しておいてください!健闘を祈ります!

技術者倫理
【東大阪市】

2019年12月3日火曜日

令和2年度 技術士第二次試験の実施について

口頭試験が始まりました!
わたしのところにもいろいろと情報が飛び込んでまいります。事前の予想どおりですね。あらかじめ訊きますよ、と告知していたことをキッチリ訊いてきているようです。
受験する皆さん、抜かりなく。

そして早くも来年の試験についての発表が日本技術士会からありました。
東京オリンピックの開催があるので開催時期が変更されるというような噂もありましたが、そのまま強行するようですね。来年実施される2次試験は下記のとおりです。

ゴージャス...
【渋谷区道玄坂】

令和2年度 技術士第二次試験の実施について

1.受験資格
技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者
(1) 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間((2)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(2) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務を行う者(注1)の監督(注2)の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、通算して次に定める期間((1)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(注1)7年を超える業務経験を有し、かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。
(注2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、指導、助言その他適切な手段により行われるもの。
(3) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 7年
・総合技術監理部門 10年(既に総合技術監理部門以外の技術部門について技術士となる資格を有する者にあっては7年)
なお、(1)~(3)のいずれにおいても学校教育法による大学院修士課程(理科系統のものに限る。)若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了し、又は博士課程(理科系統のものに限る。)に在学し、若しくは在学していた者にあっては、2年を限度として、当該期間からその在学した期間を減じた期間とする。
2.試験の方法
技術士第二次試験は、筆記試験及び口頭試験により行い、口頭試験は、筆記試験に合格した者について行う。
3.試験科目
(1) 試験は、21の技術部門について行う。
(2) 試験科目は、必須科目及び選択科目により行う。
(3) 既に総合技術監理部門を除くいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合は、試験科目のうち選択科目を免除する。
4.試験の日時、試験地及び試験会場
(1) 筆記試験
期日
総合技術監理部門の必須科目
・令和2年7月11日(土)
総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択科目
・令和2年7月12日(日)
時間 午前9時から午後4時半までの間であらかじめ受験者に通知する。
試験地及び試験会場
次のうち、受験者があらかじめ選択する試験地において行う。
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。
なお、試験会場については、6月中旬の官報に公告するとともに、あらかじめ受験者に通知する。
(2) 口頭試験
期日 令和2年11月から令和3年1月までのあらかじめ受験者に通知する日
時間 午前9時から午後5時までの間であらかじめ受験者に通知する。
試験地及び試験会場
東京都 試験会場は、あらかじめ受験者に通知する。
5.受験申込書等配布期間
令和2年4月1日(水)から4月20日(月)まで
6.受験申込受付期間
令和2年4月6日(月)から4月20日(月)まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(4月20日(月)までの消印は有効。))で提出すること。
なお、令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で、受験資格を満たす者については、受験申込受付期間を令和2年5月8日(金)(必着)までとする。
7.受験申込書類
(1) 技術士第二次試験受験申込書(6ヵ月以内に撮った半身脱帽の縦4.5cm、横3.5cmの写真1枚を貼付)
(2) 業務経歴票(証明書)
(3) 上記1.(2)に掲げる要件に該当する者については、技術士法施行規則様式第2の2に定める監督者要件証明書及び第2の3に定める監督内容証明書を提出すること。
(4) 総合技術監理部門の選択科目の免除に該当する場合には、技術士第二次試験合格証の写し、技術士第二次試験合格証明書、技術士登録証の写し又は技術士登録証明書のうちいずれかを提出すること。
8.受験手数料
14,000円
9.試験の実施に関する事務を行う機関及び申込書類提出先
指定試験機関 公益社団法人 日本技術士会
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目10番7号 新大宗ビル9階
電話番号 03-3461-8827
10.合格発表
筆記試験については、令和2年10月に合否を通知する。また、口頭試験については、令和3年3月に試験に合格した者の氏名を技術士第二次試験合格者として官報で公告するとともに、本人宛てに合格証を送付する。筆記試験及び口頭試験の合格発表後、受験者に成績を通知する。
11.正答の公表
筆記試験終了後、速やかに択一問題の正答を公表する。

添付資料


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