2017年11月3日金曜日

課題は技術的な課題としてください

狂乱の合格発表から幾日が過ぎ、早くも祝賀ムードが薄れていよいよ本気の支援モード全開となって参りました。
受験生のもとに合格通知書が届きはじめたようで、聞くところによると今年の建設環境は例年よりも試験日がなんだかずいぶんと早いようですね。それもあって筆記試験合格!万歳ぁ~い!という浮かれた気分が吹き取んでしまったのかもしれません。

口頭試験にむけて筆記試験合格者から経歴票の添削依頼もいただいております。
初めて受験するようなひとによくありがちなのが課題、問題点、解決策が技術的なことではない、あるいは技術的な表現が弱い、ということがあります。

「課題」は業務上の課題ではなく、技術的な課題を取り上げてください。
業務上の課題ももちろん有用な情報ですが、それはあくまで試験官が業務(事業)を理解するための背景としての情報です。技術士に相応しいかどうかを見る場合は、技術的な課題(業務上の課題の達成を阻む問題点-ボトルネック)、それを解決する技術的な策、が表現できているかどうかです。経歴票で表現できていない場合は、口頭(オーラル説明)で頑張りましょう。

ご自分ではなかなかわからないと思います。ぜひ技術士による添削を受けてください。
そして模擬面接を複数回受け、可能であれば異なるひとに試験官をしてもらってください。そうすることでひとそれぞれいろんな考えがあることが知れ、一遍通りではないことがわかると思います。これがわかっているかいないかで、当日の緊張具合も相当違うんじゃないでしょうか。

沖縄在住のかたはぜひ当方で模擬面接を(APECさんの講義もあります)。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会HP

なにごとにも技術的課題はあります
【東京都渋谷区】

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