24日(水)の提出期限が過ぎたら出願に向けた取り組みが落ち着きますので、いよいよ筆記試験のための論文添削を行う講座(短期コース)の募集を25日(木)から開始いたします(それまでは中期コースですのでご注意ください)。
短期決戦、モノにしましょう。
わたしの講師としての活動は、平成22年度試験に合格した翌年からSUKIYAKI塾の添削講座に参加するかたちでスタートしました。
SUKIYAKI塾のほか、身近な知り合いを含めると、これまでの9年間でのべ170名ほどのかたたちに指導アドバイスしたことになります。そしてその一助となったかどうか、平成30年度試験までの8年間で46名のかたが合格されました。
また、平成27年度からは総監の指導アドバイスも開始したところ、初年度にもかかわらず6名ものかたから吉報をいただくことができました。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうことに我ながら驚いています。
SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。
軌道に乗った平成29年度以降、多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。
平成30年度試験を受験した受講者さんから筆記試験本番の感想を頂きました。
●先生の予言通り、計画段階配慮とグリーンインフラが出題されていたので、驚きました!
これまでの的確なご指導、お礼申し上げます。
●正直、もったいないケアレスミスもしてしまいましたので厳しい結果を予想していますが先生に教えていただき準備した分、手応えは、去年に比べてありました。
ありがとうございました。
●私の受験報告で恐縮ですが、択一は正答の追加に関わらずになんとかパスできそうです。記述につきましても問題Ⅱ、問題Ⅲといずれも全て書ききりました。(すごろく様のホームページ、大変参考になりました。)
などの声をいただきました。
文面から予想外の出題ではなかったことが伺えますよね。
実際、わたしも問題文を見て、これはイケる!と思いました。
本年度試験からは試験手続や方法が変更されます。
平成31年度 技術士試験の試験方法の改正について
大きく変わるのは、必須科目の択一問題(マークシート)がなくなり、必須科目の問題Ⅰが3枚論文になります。
いまの問題Ⅲが専門科目~建設環境~に特化した課題解決(次年度からは問題解決・課題遂行)が問われていますが、必須科目はたぶんそれの部門編、つまり建設部門の共通テーマに関する問題解決・課題遂行力が試される内容になると思います。
ちなみに平成24年度までもこのような出題でしたが、このいわゆる建設一般というのは建設部門共通の問題なので、全科目共通の問題というのはわりと「環境」がらみのものが多かったです。温暖化(気候変動)に対する適応策と緩和策をはじめ、生物多様性についても問われました。ここ数年の試験内容をみても、2015年からというもの政府を挙げてSDGs(持続可能な開発目標)が盛んに議論されていることもあって、総監をはじめ全部門的に「持続可能性」がテーマとして取り上げられています。そういうことでも建設環境のひとは書きやすいかもしれません。
そのほか環境ジャンル以外からは日本社会がいま抱える課題や近未来を見据えた問題(労働人口減少とか人口減少、高齢化社会、防災減災、インフラ維持管理、インバウンド、国際競争力、新技術への対応など)からの出題が多かったような印象でした。
今後は生産性向上や働き方改革についても問われることでしょう。
そして、評価項目も新しいものが提示されました。
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
いずれにしろ過去問にしっかり取り組むのが合格への近道だと思います。なぜなら科目は同じ建設環境なのですから。
そしてそれはスタートが早ければ早いほど有利だと思います。
そのようなわけで平成31(2019)年度試験に向けての添削講座(短期コース)を開講いたします。
これまでの指導経験を注力しますのでお任せください。
そのほか筆記試験再現論文に対するコメント評価も行います。
昨年度の試験答案について第3者の視点からの評価を欲しているかたはぜひどうぞ。
本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境以外には、河川砂防・海岸海洋、環境部門の環境保全計画、自然環境保全、環境影響評価のかたを指導しています。
●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境以外には、施工計画・施工設備及び積算、道路、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、土質及び基礎、上水道及び工業用水道、農業土木、環境測定、環境保全計画、自然環境保全のかたを指導しています。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を改定された法律等に合わせて書き換えています(最新のものとは限りません)。
現在は下記のコースを募集しております。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。
①平成30年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
不合格要因を推定することもできます。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円
【平成31(2019)年度試験対策】
②筆記試験論文添削 短期コース
期間:平成31年4月25日から受付を開始します。受付完了時から平成31(2019)年度筆記試験日の7日前(建設環境は令和元年7月8日(月)、総監は令和元年7月7日(日)、)まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ&Ⅲを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。必須科目Ⅰについては市販の想定問題でも結構です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:15,000円
【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください
本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。
フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。
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