2019年11月5日火曜日

技術士1次試験の再試験について

台風19号による交通機関の運休や予想された災害に備えるために中止が決定された東京会場と神奈川会場の1次試験ですが、急転直下、再試験が実施されることが発表されました。
令和元年度技術士第一次試験の再試験について(第1報)

試験日は3月7日(土)です。
そしてなにより驚きましたが、その合格発表が4月下旬になることから、再試験合格者に対する2次試験受験に関する特例措置が設けられました(予定)。
再試験合格者への
特例措置
 再試験の合格者で令和2年度技術士第二次試験の受験資格を有する者に対しては、再試験の合格発表が技術士第二次試験の受験申込み期間終了後になる可能性が高いので、第二次試験の受験申込みについての特例措置(申込み期間の延長)を講じる予定です。

まずはよかったです。やはり国家試験ですからね。
該当する方は奮起して頑張ってください!

そして2次試験筆記試験の合格発表から早くも1週間が経ちました。
成績通知も届いたようで、受講生の皆さんからわたしのもとにも続々と成績の連絡が入ります。
合格したひとは必須科目ⅠがAなのは当然ですが、不合格のかたの多くが選択科目はAでも必須科目でB以下となっているパターンが多い印象です。
もちろん人に拠りけりなのですが、傾向としては必須科目を重点的に対策することが合格への近道のように感じます。
個人講座ですが記述論文を対象として添削講座を開設しています。来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因を推定することもできます。筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅢがB評価(あるいはC評価)だった場合、評価を下げているポイントについても指摘できると思います。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内

首里城界隈

29日の合格発表の翌々日未明、わたしの自宅すぐそばの首里城が全焼してしまいました。
就寝していたところ消防車のサイレンがひっきりなしに続くので、どこかで火事なのかな、わりと近くなのかな、大丈夫かな、なんて思いながら翌日は朝が早いので目は閉じたまま寝なおそうと横になっていたのですが、いよいよ深夜3時過ぎ、パトカーが自宅周辺に停車して「●●から火災が発生しています。延焼の恐れがあるので、至急避難してください」と繰り返し広報するので、これはヤバイ、とようやくベッドを抜けだし外を確認しました。見上げると空がオレンジ色に染まっていて、火の粉がふわふわ漂っています。まだこの時点では首里城ではなく近くの民家が火事なのかと思っていたのですが、しばらくするとスマホの緊急ニュースで首里城から火災発生とのプッシュ通信がありそれはとても驚きました。
そのとき我が家はちょうど風下にあたっており、ひっきりなしに火の粉が舞い降りてきます。「避難してください」とアナウンスがあるのですが、延焼しないか心配なうえ、家財道具を置いたままではとうてい避難する気持ちになりせんでした。今年の台風の水害の際も問題になりましたが、「避難行動」に移すことの困難さを身をもって体験しました。今回、災害時の心理状態、こころの動きを実際に経験できたことは貴重な経験となりました。炎の勢いがすごいこともあって、新潟糸魚川の大火災も想起してしまいとても怖かったです。消防活動により幸いにも周辺住宅地への延焼はありませんでした。
あれから数日が経ちますが、首里城が燃えてしまったこと、いまだに信じられない気持ちです。首里城再建に関して地元住民としてどのようなかたちで貢献できるのか、貢献してゆくのか、考えてゆきたいと思っています。

3 件のコメント:

  1. shin@スキヤキ塾広島2019年11月6日 19:37

    5月にスキヤキ塾全国大会で訪れた、あの美しい首里城が燃える映像を朝のニュースで見たときは、驚きでしばらく言葉も出ませんでした。
    すごろくさんは近所にお住まいということで、お気持ちをお察しいたします。
    とりあえず、気持ちだけなのですが再建支援に寄付させていただきました。
    今後も、何らかの形で応援できればと思います。

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    1. コメント欄を確認しておらずたいへん失礼いたしました。
      コメントをお寄せくださりありがとうございます。首里城へのご寄付もありがとうございます。広島も豪雨災害などがあり大変だと思います。わたしも何らかのお力になりたいと思います。いちばんはコロナが明けて広島に行くことができたらいいのですが。
      今後ともどうぞよろしくお願いします。

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  2. お世話になります。shin@スキヤキ塾広島です。
    5月の全国大会で見た美しい首里城がまさかあのようになるとは・・・朝のニュースで見たときは本当にショックでした。
    すごろくさんは、お近くにお住まいということで、心中お察しします。
    気持ちだけですが再建への寄付で、再建を応援しております

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