合格発表後、最初の週末となる今日明日は、きっと体験論文作成の追い込み、ラストスパート中だと思います。
精神的にも体力的にも相当にキツイでしょうが、いましかないのですから、手間、時間、資金(材)、あなたの持てるものすべてをこの期間に注いでください!
この一年の、あるいはここ数年の思いのたけをぶつけて頑張ってください。
わたしがこれまでSUKIYAKI塾等で体験論文作成のアドバイスをしてきたなかで、ほぼ全員に、しかも添削する度にシツコクくりかえして申し上げていたことをここに挙げておきます。
それは、課題と問題点が整理されてなく、ゴチャゴチャと混乱したままの論文が多いことです。
課題と問題点は違います。
全然別物です。
課題は達成することが求められているものです。
問題点は、その達成を阻む要因です。
それから解決策(技術的提案)は、その問題点をどうやって(どういう根拠で)解決したのか、です。
当たり前のことなのですが、なかなか皆さん体得するのに時間がかかっています。
まだシッカリ認識できていないひとは致命的ですので、論文を提出する前のいまのうちに再確認しておいて欲しいと思います。
SUKIYAKI塾のHPに技術的体験論文について解説ページがあります。
以下に貼り付けておきますので熟読のうえ、体験論文を作成&練り上げてください。
二次試験対策 全体的な試験対策 3.口頭試験対策(技術体験論文)
それからさらに詳しい解説のある「口頭試験対策 技術体験論文」
あの日のことを思い出せ!もうひと踏ん張り!【沖縄会場】
筆記試験に不合格だったかたへ
来年から試験制度が変わり、技術的体験論文の提出はなくなるとのことです。
しかし、来春の受験申し込み時になにかしらの代表業務的なことを書かせる様式になるようです。
このときに体験論文で取り上げたような「受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われる業務」、言い換えますと、技術士としてふさわしい技術力を発揮した業務について(論文形式ではないにしろ)概要程度は書かされるはずです。
そして申込書(経歴票?)に書いた業務について、口頭試験時にその内容の説明が求められることは必至だとわたしは考えます。
つまり、体験論文はなくなりますが、結局のところ、論文に書くような業務内容、技術的解決過程を整理したシナリオは絶対に必要になると思います。
ぜひ、無駄ではないので、時間を掛けて体験論文作成に挑戦してください。
既に準備していたひとも、論文内容のブラッシュアップを継続して行ってください。
来春まで、残すところもうあと半年しかありません。
では!
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