2019年8月29日木曜日

施工計画、施工設備及び積算における建設リサイクル

佐賀県の豪雨災害はたいへんなことになってしまいました。武雄市は祖母の故郷の近くということもあり(遠い親戚もいるだろうから)とても心配です。九州北部は雨が集中しやすいのでしょうか。
それにしても毎年どこかで発生してしまいますね。

前回に続きまして他科目における建設環境問題、今回は建設リサイクルについての出題です。

9-10 施工計画、施工設備及び積算【選択科目Ⅲ】
Ⅲ-2 天然資源が極めて少ない我が国が持続可能な発展を続けていくためには,「建設リサイクル」(建設副産物の発生抑制,再資源化,再生利用及び適正処理)の取組を充実させ,廃棄物などの循環資源が有効に利用・適性処分されることで環境への孵化が少ない「循環型社会」を構築していくことが重要である。今後,社会資本の維持管理・更新時代の本格化に伴い建設副産物の質及び量の変化が想定されるなど,更なる「建設リサイクル」の推進を図っていく必要がある。

(1)「建設リサイクル」の推進の取組に関して,技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。

(2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)(2)で示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

これはそのまんま建設環境で出題されてもおかしくない内容ですね。
実際、建設発生土は今年度試験Ⅱ-1で出題されましたし、施工計画のこれに似た問題が平成27年度試験で出題されています。東京オリンピックに向けた建設ラッシュを想定したものでした。
建設環境 Ⅲ-2 建設副産物の3R

この問題に対しても少なくとも想定回答論文を1本作成しておいてもいいと思います。とても身になるハズですよ。
建設リサイクル推進計画2014

スイッチバックの早岐駅
【長崎県佐世保市】

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