2026年3月5日木曜日

第3次気候変動影響評価報告書

年度末も佳境を迎えていることと思います。
沖縄ではすっかり桜の花も散り、本格的な春を迎えています。といいますか、海水温はまだ低いですが太陽が顔を出したらもう夏です。
いくつかの報告書を(勤務先の組織で)取りまとめておりまして、ここ数年、あるいは数十年にわたる水温変化などを考察しているものがありますが、気候変動の影響があるのかどうなのか、直接的な温度変化によるものなのか、(風が吹けば桶屋が儲かる的な)間接的な影響によるものなのか、はたまたたまたまの減少なのか、なかなか難しいですね。

と、そういうことをつらつら考えていたところ、気候変動評価報告書が公表されていました。「現状から将来予測にわたって重大性・緊急性・確信度が高いなど、特に優先的に対応が必要な影響が明らかになりました。」とのことで、このあたりは要チェックです。建設部門、環境部門、農業部門、森林部門、水産部門の皆さん、しっかり読み込んでくださいね。
また、今後の展望として、「報告書の内容も踏まえ、今後、気候変動適応法に基づき策定されている気候変動適応計画の令和8年度の見直しに向けた議論を行う予定です。」とのことです。これは令和9年度の試験で問われる気候変動適応策の元ネタになるはずですね。これまた要チェックです。

今帰仁城跡
【沖縄県今帰仁村】

2026年02月16日
  • 地球環境

第3次気候変動影響評価報告書の公表について

1. 気候変動適応法に基づき、気候変動影響の総合的な評価についての報告書「第3次気候変動影響評価報告書」を公表しましたのでお知らせいたします。

【添付資料】
・別添1 第3次気候変動影響評価報告書(総説)
・別添2 (参考資料)第3次気候変動影響評価報告書(詳細)

背景

気候変動適応法(平成30年法律第50号)では、環境大臣は、気候変動及び多様な分野における気候変動影響の観測、監視、予測及び評価に関する最新の科学的知見を踏まえ、おおむね5年ごとに、中央環境審議会の意見を聴いて、気候変動影響の総合的な評価についての報告書を作成し、公表することとされています。
本報告書の作成に向け、令和6年5月に環境大臣から中央環境審議会に対し諮問が行われ、これを受けて中央環境審議会地球環境部会気候変動影響評価・適応小委員会で審議され、令和8年1月に答申がなされました。当該答申を踏まえ、関係行政機関との協議を経て、第3次気候変動影響評価報告書を作成しましたので、公表いたします。

本報告書の概要

本報告書は、最新の科学的知見を踏まえ、農業・林業・水産業、水環境・水資源、自然生態系、自然災害・沿岸域、健康、産業・経済活動、国民生活・都市生活の7つの対象分野を細分化した80の項目ごとに、重大性(影響の程度、可能性等)、緊急性(影響の発現時期や追加的な適応策への意思決定が必要な時期)、確信度(現在の状況や将来予測の確からしさ)の3つの観点から気候変動の影響を評価しています。
本報告書の主なポイントとしては、①最新かつ広範な科学的知見を反映したこと、②影響の重大性の評価を従来の2段階から3段階に細分化したこと、③特に強い影響を受ける地域や対象を整理したこと、④適応策及びその効果に関する知見を整理したことです。
また、現状から将来予測にわたって重大性・緊急性・確信度が高いなど、特に優先的に対応が必要な影響が明らかになりました。

今後の展望

報告書の内容も踏まえ、今後、気候変動適応法に基づき策定されている気候変動適応計画の令和8年度の見直しに向けた議論を行う予定です。

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