2025年4月30日水曜日

令和7年度技術士筆記試験対策の添削講座「短期コース」を開講しました

本日4月30日(水)より筆記試験対策添削講座の「短期コース」の受付を開始いたします。
7月の筆記試験まで残り2か月半の短期決戦、ぜひモノにしましょう。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

軌道に乗った平成29年度以降、多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。
令和6年度筆記試験及び口頭試験合格発表後に頂いたメッセージを抜粋します。

【建設環境】
●すごろく様
おかげさまで、無事口頭試験も合格しました!
筆記試験から幾度もご指導頂き、大変ありがとうございました。
今年度、新たにすごろく様の添削を受けたことが大きかったと自分では思います。
非常に的確で、辛口のご指導コメントありがとうございました。
これから、より一層努力して、社会に貢献できるよう頑張ります。
以上取り急ぎご報告でした。
(弊社で自分以外にも建設環境部門を受験予定の者がおりまして、すごろく様の添削講座も薦めようと思いますがよろしいでしょうか。)

●すごろく様
昨日、技術士試験に無事合格しました。
模擬口頭試験では、具体的に強化すべきポイントをご教示いただき、危機感を持って本番までの日々を過ごすことができました。本当にありがとうございます。
今後も楽しく学び、働き、謙虚に成長していけたらなと思います。
本当にありがとうございました。
今後もブログを拝見させていただければと思います。

●すごろく様
本日、技術士二次口頭試験結果がありましたが、無事「合格」しておりました。
技術士試験にあたっては、経験論文の作成~口頭試験対策まで、ご指導いただき大変ありがとうございました。
周りにあまり相談できる技術者がいない中で、すごろくさんの的確なアドバイスが大変勉強になりました。
引き続き、研鑽を積み、環境部門(環境保全計画)にチャレンジしていきたいと思います。また、機会がありましたらご指導いただけますと幸いです。
この度は本当にありがとうございました。

【河川、砂防及び海岸・海洋】
●すごろく
ご無沙汰しております。河川砂防、無事に合格しておりました。建設環境に続き、今回も、ご指導いただき誠にありがとうございました。毎回の先生の細やかなアドバイス、とても心強かったです。今後は、来年か再来年以降、総監受験を考えているので、その際はご指導をお願いできればと思っております。お忙しいところ恐縮ですが、またその時は、よろしくお願いいたします。

【鋼構造及びコンクリート】
●すごろくさま
ご報告です。この度、二次試験合格しました。
ご連絡が遅くなったこと、ご容赦ください。
朝はヘンなテンションで、何も手につかないほどでした。
2022年の11月頃から長い間、本当にありがとうございました。
大変お世話になりました。
口頭試験の前は、厳しい状況でしたが、ご指導や貴重なご助言のおかげで、何とか乗り切ることが出来ました。
次の目標に向けて、今後も努力を重ねてまいります。
改めまして、本当にありがとうございました。

●すごろくさま
昨年度、大変お世話になった○○です。
ご報告です。今回、通りました。ありがとうございました。
未だに信じられません。何度も確認しました。
妻にも確認してもらい"通ってるよね"ってことで、ご連絡いたしました。
掲示板でも話題になってましたが、自分では、今回も出題者の題意に添えていないと思っておりました。さらに、必須科目においては、最初の行にタイトルを入れ忘れるチョンボもあり絶望しておりました。
模擬面接でもお世話になりたいと思っておりますので
通知が届きましたら、お申込みします。
興奮が収まりません。乱文お許しください。
以上、よろしくお願いします。

【環境保全計画】
●すごろく様
いつもお世話になっております。
先日は技術士2次試験筆記試験に向けて、論文の添削指導をいただきありがとうございました。
無事筆記試験に合格して、以下口頭試験の対策もお願いできればと考えております。

【自然環境保全】
●すごろく様
今年度の試験について、無事に合格しておりました。
経歴的に建設環境じゃないかというような問答もあったことからすこし心配しておりましたが、無事に合格することができ、安心しているところです。
今年度も筆記試験からご指導いただきありがとうございました。
技術士試験について、来年度は受験しない予定ですが、プロジェクトをマネジメントする経験を積み始めましたら、総監にもチャレンジしたいと思います。
その際は、またご指導いただけますと幸いです。
自身の興味がある、自然環境保全科目に合格できましたので、今後のキャリアを通じて人と自然の調和する社会の実現に少しでも貢献したいという想いが、改めて強くなりました。
引き続き、慢心せずに頑張りたいと思います。
そうした活動の中で、いつか、すごろくさんとも直接お会いする機会があるとよいなと思っています。
指導いただきありがとうございました。
よろしくお願いいたします。

●すごろく様
おかげさまで、環境部門自然環境保全の筆記試験に合格しておりました。
無事に受験番号を発見できて安心いたしました。
今年度も、添削・ご指導いただき、誠にありがとうございました。
また、先ほど、口頭試験のオンライン面接にも申し込みをさせて頂きました。
引き続き、口頭試験についてもご指導いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
すごろく様

【総監】
●すごろく様
本日、合格通知届きました。
その節は大変お世話になりました。
ご指導のおかげです。
ありがとうございました。

など嬉しい報告をいただきました。
令和6年度筆記試験が終わってからは令和7年度試験に向けての添削講座の長期コースを、年始からは中期コースを開講しています。いまでは初受験のかたも着実に実力を伸ばしているのがわかります。
そして早いもので令和7年度の筆記試験まであと残すところ2か月半、出願を終え、最後のターンとなりました。短期決戦ですが、これまでの指導経験を注力しますのでお任せください。
そのほか筆記試験再現論文に対するコメント評価も行います。
試験答案について第3者の視点からの評価(不合格要因の推定)を欲しているかたはぜひどうぞ。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は下記の通りです。

●建設部門(建設環境)・環境部門(自然環境保全)・水産部門(水産資源及び水域環境)
技術士受験指導の経験は早いもので13年、そして建設環境分野、自然環境保全分野、水産水域環境分野の技術者としての業務経験は28年になりました。これまで主に沖縄県内での環境調査、環境影響評価、自主アセス(ミニアセス)に携わっております。
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の科目についてもご希望であればお引き受けします。ただし専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外の科目については、建設部門の都市及び地方計画、道路、河川、砂防及び海岸・海洋ののかた、環境部門の環境保全計画、環境影響評価、森林部門の林業・林産、森林土木、森林環境、水産部門の水産土木のかたを指導いたしました。
また、建設部門の鋼構造及びコンクリート、施工計画・施工設備及び積算、環境部門環境測定のかたに対しては必須科目(部門共通の問題)を中心に指導いたしました。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境や水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外では、電気電子-電気設備、土質及び基礎、鋼構造及びコンクリート、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、港湾及び空港、道路、施工計画・施工設備及び積算、上水道及び工業用水道、下水道、農業-農業農村工学、経営工学-サービスマネジメント、環境-環境保全計画のかたを指導いたしました。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を法律等の改正に伴い書き換えています。ただしH29年時点までのものです。とはいえだいぶ年月が経過しちゃいましたね。。。
※択一対策は、繰り返し過去問を解くことの他に、総合技術監理部門 キーワード集2025を用いてご自分でキーワードの解説集を作成するのが合格への近道です。

下記の2つのコースがあります。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

★お申込みはこちらからお願いします

①令和6年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。総監以外は必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各問題に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:4,000円

【令和7年度試験対策】
②筆記試験論文添削 短期コース
期間:受付完了時から令和7年度筆記試験日の7日前(総監は令和7年7月13日、その他部門は7月14日)まで論文を受け付けます。
内容:総監以外については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:18,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である受験申込書や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが、建設-建設環境、水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●PDFの領収書は発行できますが、受講代金の10%を上乗せした代金を頂戴します
●なおインボイス発行事業者への登録は行っておりませんので適格請求書の発行はできません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。

フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2025年4月24日木曜日

オオクチバス等防除の指針(改定)、アライグマ防除の手引き(改訂)

外来種被害防止行動計画第2版はチェック済でしょうか?
外来種対策が盛り上がってきましたね。
・・・なんて言っていたら足元が大騒ぎになってしまいました。
ナントここ沖縄本島では昨年からセグロウリミバエの侵入が確認されていましたが、とうとうこの4月からはそのまん延防止のため「緊急防除」が始まっちゃいました。
島外への出荷・移動制限は当然のことながら、我々一般市民に対しても家庭菜園などでのウリ科植物の栽培を控えるようにとのお達しがありました。
すでにホームセンターなどの園芸コーナーからはゴーヤー、キュウリ、ヘチマなどの主力植物が姿を消しています。
これらは食べるだけじゃなくて壁面緑化植物としても普及していますもんね。我が家も毎年ゴーヤーだのヘチマだのキュウリを育てていたんですよ(いるんですよ)。参ったなぁ。。。そのほかウリ科植物にはスイカ、メロン、カボチャ(!)もあるし、農家さん大丈夫かな・・・

気を取り直して試験対策に戻りますが、その外来種対策の大ネタが飛び込んできました。オオクチバス(いわゆるブラックバス)の防除指針が改定され、アライグマ防除の手引きが改訂されました!
どちらも業務遂行手順及び留意点なども更新されているので要チェックです。選択科目Ⅱ-2あたりで出題されることでしょう。

ズッキーニもウリ科
【秋田県横手市】

2025年04月22日
  • 自然環境

「オオクチバス等に係る防除の指針」の改定について

 環境省及び水産庁では、平成17年6月に作成した「オオクチバス等に係る防除の指針」※ について、外来生物法の改正等の動向や防除手法に係る最新の知見等を踏まえて見直しを行うこととし、有識者による検討会において検討を進めてきました。

 ※ 外来生物法に基づく特定外来生物に指定されているオオクチバス、コクチバス及びブルーギル(「オオクチバス等」という。)の防除事業を効果的・効率的に進める上で、適切な目標設定や防除手法に係る知見・情報を正確に伝達し、防除実施計画の策定方法について明示することを目的に、2005(平成17)年6月に環境省・水産庁が作成した指針。

 今般、「オオクチバス等に係る防除の指針」を改定しましたので、お知らせいたします。
本指針は環境省HPの下記のページにて公開します。
https://www.env.go.jp/nature/gairai/info_centrarchidae.html
 
改定版「オオクチバス等に係る防除の指針」https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/files/shishin_bass.pdf
2025年04月22日
  • 自然環境

「アライグマ防除の手引き(改訂版)」の公表について

 アライグマは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」の施行時(平成17年)に、いち早く指定された特定外来生物の一種ですが、高い侵略性を有し、各地で生態系への悪影響や農林水産業への被害をもたらしています。

 そのため、平成23年3月に「アライグマ防除の手引き」を作成し、その後も改訂等を行ってきました。

 アライグマ防除を効果的に実施するための参考となるよう、特に体制構築のあり方や具体的な防除方法を分かりやすく紹介することを目的として見直しを行うこととし、関係機関等へのヒアリングや有識者による検討会において検討を進めてきました。


 今般、「アライグマ防除の手引き(地域から構築する効果的な防除)」として同手引きの改訂を行いましたので、お知らせいたします。地方公共団体や民間団体などによるアライグマ対策に本手引きを活用していただき、各地での対策の推進につながることを期待しています。
本手引きは環境省HP「日本の外来種対策」の下記のページにて公開します。
https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/tebiki.html
アライグマ防除の手引き(地域から構築する効果的な防除)https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/files/araiguma_tebiki_kansei.pdf

2025年4月23日水曜日

流域治水のさらなる加速化・深化に向けて

筆記試験に向けた勉強すすんでますか?
わたしの講座の受講生の皆さんも、論文添削依頼の頻度が上がっています。皆さんの試験に対する気持ちがビンビンに伝わってきます!その調子で頑張ってください!

そして今週末からいよいよGWですね。
GWはまとまった時間がとれるまたとない機会です。家族サービスの合間に、なんとかご自分の時間をつくってください。きっとここで差がつくはずです。

今回は流域治水についての話題です。
これまでも流域治水については試験問題の裏テーマとしても取り上げられてきましたが、そうでなくても風水害対策や気候変動適応策、さらには生物多様性向上策ともからめて課題や解決策にと多くの場面で使われています。ぜひ最新の取組状況を確認し、流域治水を進めるうえでの「最新の課題」をあぶりだしてください!

川越城中ノ門堀跡
埼玉県川越市

令和6年度の流域治水の取組の進展について
~令和7年度からの流域治水のさらなる加速化・深化に向けて~

令和7年4月8日

令和6年度においても流域治水プロジェクトの取組が全国で進展しています。令和7年度からの予算制度の拡充、全国109 の一級水系における気候変動の影響による降雨量の増大等を踏まえた流域治水プロジェクト2.0 の公表等により、流域治水の現場レベルでの実践をさらに加速化していきます。

○ 流域治水プロジェクトの取組の進展
 ➣ 一級水系において、指標として見える化した7つの代表的な取組内容を整理しました(速報値)。【別添1】
 ➣ 全国109 の一級水系について、気候変動の影響による降雨量の増大等を踏まえ、流域のあらゆる関係者による様々な手法を活用した対策の一層の充実を図り、流域治水プロジェクト2.0 としてとりまとめました。
 ➣ この中で、グリーンインフラの取組の全体像を示し、多自然川づくりや生態系ネットワークの形成を推進しています。

○ 流域治水に係る予算制度の拡充
 ➣ 令和7年度より、浸水や土砂災害の危険が高い地域における流域対策を一層推進するため、河川、砂防、まちづくり等のあらゆる分野において流域治水の取組に資する予算制度を拡充します。【別添2】

○ 特定都市河川の取組の推進
 ➣ 令和6年度は、阿武隈川水系、中村川水系、川内川水系、雄物川水系、仁淀川水系、筑後川水系、日高川水系、鳴瀬川水系、荒川水系、緑川水系、菊川水系の11 水系70 河川が特定都市河川に指定されました。
 ➣ また、令和6年度は、雲出川水系、石狩川水系、鳴瀬川水系、高城川水系、最上川水系、利根川水系、六角川水系、稲荷川水系の8水系158 河川の流域水害対策計画が策定されるとともに、奈良県が大和川流域において、全国で初めて特定都市河川浸水被害対策法に基づく貯留機能保全区域を指定しており、今後、特定都市河川における流域の取組が一層期待されます。【別添3、別添4】

○ 「NIPPON 防災資産」認定制度の創設
 ➣ 流域治水の推進に向けた普及施策及び行動計画のとりまとめ(令和5年8月)を受け、水害を含めた災害リスクの自分事化を図り、主体的な避難行動や地域の防災力の更なる向上につなげていただくことを目的として、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動などを、「NIPPON 防災資産」として内閣府防災担当大臣及び国土交通大臣が認定する制度を令和6年5月に創設し、令和6年9月に22 件(優良認定:11 件、認定:11 件)を初めて認定しました。【別添5、別添6】
   (URL:https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-shisan/index.html

○ 土砂災害リスクを踏まえた防災まちづくりの推進
 ➣ 居住誘導区域等における防災まちづくりと連携した砂防関係施設の重点的な整備に向けて、まちづくり連携砂防等事業が新たに愛知県知多市・瀬戸市、神奈川県川崎市で開始されました。【別添7】

○ 関係省庁、流域関係者との連携強化
 ➣ 令和7年2月に「流域治水の推進に向けた関係省庁実務者会議」を開催し、関係省庁間の連携強化を進めています。(URL:https://www.mlit.go.jp/river/kasen/suisin/renkei008.html
 ➣ 令和6年度の出水期において、全国のべ184 ダムで事前放流を実施し、洪水に備えました。
   (URL:https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000255.html
 ➣ 官民連携により実施している、流域の浸水状況をリアルタイムで把握するワンコイン浸水センサの実証実験について、令和7年度は全国202 の自治体が参加予定です。【別添8】

添付資料

報道発表資料(PDF形式:3,261KB)PDF形式

別添資料(PDF形式:242KB)PDF形式

2025年4月20日日曜日

国土交通省インフラ分野のオープンデータの取組方針~データの活かし方の変革

皆さん、無事に受験申込書は送信することができましたでしょうか。
今週末からはいよいよ7月の筆記試験を見据えた活動になりますね。
添削依頼もこの土日でどっと舞い込んでいます。さらには新規の受講申し込みもいただくようになっています。皆さんの熱がわたしにも伝播し、心身ともにとても活性化しています。

活性化といえば(かなり無理やり(笑))、先日、国交省からインフラ分野のDXに関して標記の報道がありました。今回はDXのうちの「データの活かし方」についてのものです。
昨年度、建設部門必須科目では「震災からの復興復旧にあたってのDX活用」が出題されました。DXについては昨年度試験で出題されたからもうしばらく問われない、なんて思っていてはダメですよ。時代の、そして社会のニーズに応えるのが技術士の使命です。切り口を変えて今度の試験でも出題されるかもしれません。

目次をみますと、現在までの取組状況とそれを踏まえた今後の取組方針が示されています。さらには留意すべき内容についてもしっかりページが割かれています。これは要チェックですね。
たとえDXをテーマとした問いがなかったとしても(別分野での出題だったとしても)、DXはあらゆる分野に強く絡んでいます。問題分析、課題設定、解決策など、複数のうちの1つはDXネタを持ち出すと評価が上がるかもしれません。論文ネタとしていろいろと使い勝手がよい手駒となるでしょう。
ぜひチェックして、ご自分用にネタ整理してみてください。
過年度試験の解答論文を作成するにあたっても、最新のこういった情報を取り込んだ論文にすることをオススメします。

【福岡県北九州市門司区港町】

「国土交通省インフラ分野のオープンデータの取組方針」を策定しました
~「データの活かし方」の変革~


令和7年4月17日

国土交通省では、「インフラの作り方の変革」、「インフラの使い方の変革」、「データの活かし方の変革」という3つの取組分野で、インフラ分野のDXを推進しています。
 今般、「データの活かし方の変革」を加速し、さらなるデータ活用による施策の効率化・高度化、さらにはオープン・イノベーションによるサービスの発掘に取り組むべく、「国土交通省インフラ分野のオープンデータの取組方針」をとりまとめました。

 国土交通省では2020年より国土交通インフラ分野のDX推進本部(本部長:技監)を開催し、インフラ分野において社会経済状況の激しい変化に対応しデータとデジタル技術を活用して国民のニーズをもとに社会資本や公共サービスの変革を進めるとともに安全・安心で豊かな生活を実現すべく国土交通省の文化・風土や働き方も含め業務変革を進めてきたところです。
 「国土交通省インフラ分野のオープンデータの取組方針」のもと、国土交通省のインフラ分野では、データのオープン化を推進し、データの拡充、蓄積、連携を進め、そのデータを活用しユースケースが創出されるといった持続的なサイクルの実現を目指します。
 以下URLに「国土交通省インフラ分野のオープンデータの取組方針」の本文を掲載しております。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

2025年4月5日土曜日

令和の里海づくりに向けた藻場・干潟の保全・再生の評価の手引き

先日の「今後の里海づくりのあり方に関する提言」に引き続き、といいましょうかそれを受けて、さっそくに手引きが公表されました。
先月末に日本藻類学会がなんと地元沖縄の琉球大学で開催され、大会実行委員の端くれとして参加したわけですが、口頭発表の多くがこのブルーカーボンに関連しての藻場に関するものでした。2050年カーボンニュートラルに向けて、国から研究費がジャンジャン出るのでしょうね。2050年まであと25年しかありません。
ついでに(そしてシツコイようですが)技術士第2次試験の申込締め切りまであと1週間と数日となりました。この土日で頑張ってあらかた仕上げてください!

とにかく、こういった手引きものは要チェックです。こういったものから選択科目Ⅱ-2の業務遂行手順が問われます。
しかも「里海づくりが全国的な広がりを見せる一方で、資金や人手等のリソース不足といった取組の継続に関わる課題が顕在化してきました。」なんて文言もあります。ここ最近の試験問題と視点が同じですね。というか試験問題は社会課題から出題されますのでそうなるのは当然ですよね。

国指定名勝 八重干瀬(やびじ)
【沖縄県宮古島市】

2025年04月04日
  • 水・土壌

「ブルーカーボンを活用! 令和の里海づくりに向けた藻場・干潟の保全・再生の評価の手引き」の公表について

1.環境省では、沿岸域の豊かな自然と人の暮らしが共存する「里海」の考え方を取り入れた、藻場・干潟等の保全・再生・創出と地域資源の利活用の好循環を生み出す持続的な里海づくりを推進しています。
2.今般、里海づくりに関わる取組の一環として、ブルーカーボンをはじめとした藻場・干潟の多面的な機能の調査・評価手法をまとめた手引書を作成しましたので、お知らせします。

■ 概要

 現在、環境省では、沿岸域の豊かな自然の保全と人の暮らしが共存する「里海」の考え方を取り入れた、藻場・干潟の保全・再生・創出と地域資源の利活用の好循環に向けた取組(里海づくり)を推進しています。生物多様性やブルーカーボンも含めた里海の多様な価値を生かして、沿岸域の環境課題と経済・社会課題の同時解決を目指しています。
 里海づくりが全国的な広がりを見せる一方で、資金や人手等のリソース不足といった取組の継続に関わる課題が顕在化してきました。現在、里海づくりを進める上での順応的管理の考え方や、藻場・干潟の具体的な調査方法の手引き等は様々整理されているものの、現場目線で取組の継続に役立つ情報も含めて網羅的に整理されたものがありません。
 そこで本手引きでは、現場で里海づくりに取り組む際に直面する様々な課題を解決しながら、その取組を継続・ 発展させていくための一助として、ブルーカーボンをはじめとした藻場・干潟の多面的な機能の取組実施後の調査・評価に役立つ技術的なポイントや、リソース不足を補うためにどのように評価結果を活用できるのか、モデル海域での実践例も踏まえて、整理しました。

■ 今後の環境省の対応

 今後、環境省においては、令和7年3月27日に報道発表した「今後の里海づくりのあり方に関する提言」(https://www.env.go.jp/press/press_04652.html)等を踏まえ、里海づくりに取り組んでいる者が、その状況に応じて、本手引書を有効に活用することができるよう周知を図り、我が国として戦略的な「里海づくり」の推進につなげてまいります。

■ 手引きの作成に御協力・御指導いただいた方々

本手引きの取りまとめに当たっては、以下の方々に御協力・御指導いただきました。
<アドバイザー>
 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 主任研究官
 国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所 社会・生態系システム部 沿岸生態系暖流域グループ グループ長
 国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所 環境・応用部門 沿岸生態システム部 漁場生産力グループ 主任研究員
<現場の自治体・団体>
大阪港湾局、相生湾自然再生 学習会議、椹野川河口域・干潟 自然再生協議会、愛媛県

■ 参考

・里海ネット
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/index.html
・「令和の里海づくり」モデル事業(令和4年度~)
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/story/index.html
・今後の里海づくりのあり方検討会
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi_arikata.html
・今後の里海づくりのあり方に関する提言の公表について(令和7年3月27日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04652.html

2025年3月30日日曜日

外来種被害防止行動計画 第2版

桜の開花が始まったとの知らせがあちこちから飛び込んできます。春ですね。
我が家も昨晩は桜ご飯にしてみました。特に何がある訳ではないのですが、やっぱり華やぎますね。ごはんのうえにちょこんとのった桜の花の塩漬けを眺めながら、卒業あるいは入学時の桜吹雪を思い出していました。

受験申込書の作成は進んでいますか?早いものでもう3月も終わりです。4/15(WEB)の締め切りまであと半月ですね。いよいよ抜かりないよう整え作業に入ってください。記載内容だけでなく、必要書類等の準備も忘れずに。締め切り日に脂汗をかきながら慌てているひとが必ずいますので。

そして筆記試験対策のほうも盛り上がってきました。年度末で業務多忙のためかしばらく添削依頼も減少していたのですが、この週末、いっぺんにどっと依頼が舞い込んできました。こちらもいよいよ7月の本番を見据えて最終コーナーに入った感がいたします。残り3か月半、集中して頑張ってください!

今日は以前にも取り上げました外来種防止行動計画の決定版です。ここから必ず出題されると思います。自然環境保全系(建設環境含む)のかたは必ずチェックしてください。
特に「背景」、「6つの行動」、「8つの主体の役割と具体的な行動」については、概略をひとに説明できるくらいに整理しておいてください。きっと出題されますよ。

外来種である二ホンイノシシ
【慶良間諸島国立公園 座間味島】

2025年03月28日
  • 自然環境

「外来種被害防止行動計画 第2版」の公表について

農林水産省、国土交通省 同時発表

 「外来種被害防止行動計画」(平成27年3月環境省・農林水産省・国土交通省作成)について、近年の国内外における外来種への対応強化の動き等を踏まえ、外来種対策の更なる充実及び管理体制の強化を図り、国内の多様な主体による更なる対策を推進する観点から、令和5年度より見直しを進めてきました。
 今般、2030年(令和12年)までの目標を定めた改定計画である「外来種被害防止行動計画 第2版」を策定しましたので、お知らせします。

1.背景

 環境省、農林水産省及び国土交通省では、愛知目標(生物多様性条約第10回締約国会議(平成22年10月)にて採択)及び「生物多様性国家戦略2012-2020」(平成24年3月閣議決定)に基づき、平成27年3月に、我が国の外来種対策の中期的な総合戦略として「外来種被害防止行動計画」(以下「行動計画」という。)を作成・公表しました。
 その後、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」(生物多様性条約第15回締約国会議(令和4年12月)にて採択)及び「生物多様性国家戦略2023-2030」(令和5年3月閣議決定)並びに外来生物法改正(令和5年4月施行)等を踏まえて「行動計画」を見直すこととし、令和5年10月に「外来種被害防止行動計画の見直しに係る検討会」を設置しています。
 同検討会では、外来種対策の更なる充実及び管理体制の強化を図り、国内の多様な主体による外来生物対策の更なる推進及び同分野における国際貢献に資すること等の観点から作業を進め、今般、「外来種被害防止行動計画 第2版」を策定しました。

2.外来種被害防止行動計画 第2版のポイント

 「外来種対策を担う全ての主体による外来種対策の実践を促すこと」をテーマとして、それぞれの主体が実施すべき侵略的外来種対策の具体的な行動を記載しています。行動計画に基づき、外来種対策を担う全ての主体が、外来種対策の「実践」に主体的かつ積極的に取り組んでいくことで、我が国における外来種対策の総合的な推進を達成し、2030年(令和12年)のネイチャーポジティブの実現につなげることを目指しています。
 このため、外来種対策を推進するための総論的な6つの行動を設定し、更にそれを受けて各主体の役割と各主体が取るべき具体的な行動を設定することで、それぞれの立場でどのような行動をとるべきかについて具体的に記載しています。

① 6つの行動

  • 行動1:対策優先度を踏まえた防除計画の策定
  • 行動2:外来種対策の実行
  • 行動3:外来種対策に係る普及啓発及び対策主体としての人材育成・活用
  • 行動4:情報の共有・発信及び調査研究・技術開発の推進
  • 行動5:国際連携、国際貢献等
  • 行動6:外来種対策を通じた寄生生物・感染症対策

② 8つの主体の役割と具体的な行動


  1. 役割:全国的な外来種対策の推進
    行動:国内未定着の侵略的外来種の水際対策 など
  2. 地方公共団体
    役割:地域における外来種対策の推進
    行動:地域における計画的な外来種防除の実施 など
  3. 国民
    役割:当事者としての意識醸成と対策の実施
    行動:飼育・栽培している外来種の管理の徹底 など
  4. 民間企業・団体
    役割:当事者としての意識醸成と対策の実施
    行動:事業活動における外来種対策方針の作成 など
  5. 研究機関・団体
    役割:外来種防除に係る科学的知見の集積・発展・共有
    行動:科学的知見の発信や活用、防除技術の開発や実用化 など
  6. 教育機関
    役割:外来種問題についての教育主体
    行動:高等教育における外来種問題の教育 など
  7. 生物展示施設
    役割:外来種問題についての研究・教育機関
    行動:展示を活用した外来種問題についての総合的な発信 など
  8. メディア等発信者
    役割:外来種問題についての普及啓発主体
    行動:外来種問題についての適切かつ多角的な発信 など

3.意見募集(パブリックコメント)の結果

 「外来種被害防止行動 第2版」の案に係る意見募集(パブリックコメント)を、令和7年1月31日から同年2月19日まで実施しました。延べ意見数は35件でした(参考2)。

4.外来種被害防止行動計画 第2版 の省内ホームページリンク

2025年3月28日金曜日

今後の里海づくりのあり方に関する提言

年度末ですね。業務のほうはそろそろ落ち着きましたでしょうか。そして異動や転職、退職など、大きな節目を迎えている方もいらっしゃることでしょう。わたしの勤務する組織でも先日送別会が開催され、会社を退く方々を皆で送り出しました。わたしもそろそろ先が見えてきました。これからの身の振り方を考えずにはいられません。

技術士試験のほうも令和7年度がスタートしています。
日本技術士会からは書類がリリースされています。そして昨日(3/27)は入力シートの不具合が修正されたとのことでExcelが差し替えられました。既にダウンロードしているかたも最新版のExcelをダウンロードしたうえで作成してください。

~受験申込書の様式は必ず下記【添付資料】の今年度版をご使用ください~

<Excel入力シートの不具合修正について>
・3/27 大学院の研究期間・研究内容・在学期間が、PDF出力した実務経験証明書に反映されない事象について修正しました。

 最新のExcel入力シートをダウンロードのうえご使用ください。


今年の受験するかたは出願書類(受験申込書・実務経験証明書)の作成に邁進しておられますでしょうか。締め切りまで早くもあと2週間とちょっとです。提出そのものは慌てる必要はありませんが、でも取り掛かりはすぐにでも始めてください。忙しいのにかまけて後回しにしていると後で痛い目にあいますよ。

今日は「里海づくりのあり方に関する提言」を取り上げました。環境部門や水産部門を受験するかたは要チェックです。今度の試験でも問われるかもしれませんし、直接問われずとも提言の内容を踏まえた回答をすると高評価に繋がると思います。

伊良部島を望む
【沖縄県宮古島市 来間島】

2025年03月27日
  • 水・土壌

「今後の里海づくりのあり方に関する提言」の公表について

1.環境省では有識者等による「今後の里海づくりのあり方検討会」を設置し、当省が推進すべき里海づくりについて、議論を進めてきました。
2.今般、本検討会において「今後の里海づくりのあり方に関する提言」が取りまとめられましたので、お知らせします。

■ 概要

 環境省では、平成21、22年度の里海創生事業、令和4年度から行われている「令和の里海づくり」モデル事業等の成果や課題等を踏まえ、当省が推進すべき里海づくりを議論するため、有識者等による「今後の里海づくりのあり方検討会」を設置し、準備会合も含めて令和6年9月より計4回開催してきました。
 本提言では、閉鎖性海域において、開発、汚染、生物多様性の危機、さらには気候変動による海域環境の変化に直面している等の状況を踏まえ、科学的知見に基づく藻場・干潟等の海域環境の保全等と地域資源の適切な利活用の取組を加速し、それが海域環境の良好な状態の維持につながるという好循環を形成する「里海づくり」を推進すべきとしています。
 その推進に当たっては、
 1)良好な海域環境の保全・再生・創出
 2)里海における地域資源の適切な利活用と好循環の形成
 3)地域の歴史、伝統、文化等や自主性を重んじた多様な主体の参加と連携
の3つの観点を踏まえた里海づくりが全国各地で進展するよう取り組むべきとし、各項目の詳細について、提言1~3にそれぞれ取りまとめています。また、提言の実現に向けた具体的な取組として、モデル構築による地域の取組支援だけでなく、最新の科学的知見の提供や情報共有の場づくりなど、多角的に支援する必要があると取りまとめています。詳細については提言の概要や本文を御参照ください。

■ 今後の環境省の対応

 本提言等を踏まえ、モデル構築による地域の取組支援だけでなく、関係者に対する最新の科学的知見や情報共有の場の提供など、戦略的な「里海づくり」の推進に向けて取り組んでいく予定です。
 さらに、関係省庁・関係団体との連携強化にも取り組んでまいります。

■ 参考

・里海ネット
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/index.html
・「令和の里海づくり」モデル事業(令和4年度~)
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/story/index.html
・令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の決定について(令和6年4月15日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_03081.html
・令和7年度良好な環境の創出・活用を推進するモデル事業等の実施団体の募集について(令和7年1月20日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04252.html
・里海づくりの手引書(平成23年3月)
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/common/satoumi_manual_all.pdf
・今後の里海づくりのあり方検討会
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi_arikata.html