2024年10月29日火曜日

技術士第2次試験 筆記試験の合格発表!~口頭試験対策オンライン模擬面接のご案内~

本日6時前、文科省HP、日本技術士会のHPで技術士第二次試験 筆記試験の合格発表がありました。
合格した皆さん、誠におめでとうございます!

わたしのところにも朝から次々と合格の知らせが届いております(^^)/
合格者の受験番号からピックアップすると、建設環境は89名(昨年度は91名、一昨年は89名)、総監の建設-建設環境は5名(昨年度は15名、一昨年は15名)です。
沖縄会場の環境関係では建設環境2名(自然環境保全はナシ)が合格しています。おそらく知り合いだと思うのですが誰なのでしょうか。
そして環境部門の自然環境保全は15名、水産部門の水産資源及び水域環境は2名でした(なんとどちらも昨年度と同じ)。
筆記試験に合格した皆さん、技術士まであと一息です。せっかくつかんだチャンスですから、いよいよ120%フルスロットルで頑張ってください!

●建設環境や自然環境保全はこれまで合格発表後のひと月後から2週間程度に集中して行われることが多かったです。今年度の口頭試験は11月30日(土)からスタートするようです。11月30日(土)~12月22日(日)及び1月11日(土)~1月19日(日)とのこと。今年は正月明けからも少し日にちが空きますね。だからと言って年末年始に羽目を外すというわけにもいかないとは思いますが。
例年でいうと建設環境と自然環境保全はおそらく前半の11/30以降の12月中に行われるんじゃないかと思います。
12月というとまだ先のような錯覚を起こしてしまいそうですが、実質あとひと月しかありません。今日これからあっという間に試験日を迎えますのでご自身の業務経歴の整理、特に「技術士コンピテンシー」の項目に合わせた整理をしてください。加えて技術士としての倫理面や継続研さんについても具体的に訊かれますのでこれも整理してください。
口頭試験についてはSUKIYAKI塾HPも参考にしてみてください。
とにもかくにも、令和元年度から口頭試験の質問内容が大きく変わりました。平成時代の試験内容にとらわれず、最新の、それもできたら昨年度試験の情報を入手するよう努めてください。

●総監も(昔は年明けからでしたが)科目によってはふつうに12月から試験がありました。1月からのひとが大半かもしれませんが、12月中旬頃から始まるという覚悟で準備をスタートさせてください。
慌てる必要はないので、試験までの期間、じっくりとご自分の業務や職場での役割を総監の目線で整理してください。
総監については技術士コンピテンシーに引っ張られていないのでこれまでどおりの対策でOKです。ご自分の業務経歴を5つの管理で整理のうえ、管理間のトレードオフをわかりやすくアピールできるようにこれまた整理してください。

●筆記試験に合格したかたを対象に、オンラインで模擬面接指導を行います。
ZOOMを用いて技術士2次試験口頭試験の模擬面接とその後の講評を合わせて40分程度を、日を替えて2回行うものです。
面接日時は、本番の試験日を見据えて受講者さんとわたしの都合でバランスよく調整します。
わたしの口頭試験の再現記録(総監のかたには総監の、一般部門のかたにはR2年度に受験した環境部門の再現記録)と令和以降の口頭試験を受験したかたから提供いただいた再現記録の質問部分を抽出した質問集を提供いたします。
受講料は12,000円です。
模擬面接をご希望のかたは応募フォームよりお申込みください。

●記述論文の添削講座を開設しています。
再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅡまたはⅢがB評価(あるいはC評価)だった場合、評価を下げているポイントについても指摘できると思います。令和元年度からは選択科目Ⅲだけでなく、選択科目Ⅱについての質問を受けた受験生もいたそうです。令和からの口頭試験ではほとんど筆記試験論文の回答内容については訊かれることは少なくなったようですが、それでも訊かれるひとは訊かれています。対策を万全にするために、あるいは不安を少しでも取り除くためにもぜひどうぞ。

●全国各地で口頭試験対策講座(模擬面接)が開催されると思います。リアル開催のところもあればWEBによるオンラインでの面接などもあります。いずれにしろ最低でも1回、できれば複数回にわたって模擬面接を受けるようにしてください。

★SUKIYAKI塾沖縄でいごの会ではAPECさんをお迎えして口頭試験対策セミナーをリアルで開催します。11月16日(土)です。
複数の技術士による模擬面接も行いますので、沖縄県在住のかたは奮ってご参加ください。

とにもかくにも今日は喜びを遠慮することなく爆発させてください!そして明日から準備に取り掛かってください。
応援します!

おめでとうございます
【石垣島】

残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。早めのスタートが肝心だと思います。
諦めないひとを応援します。

記述論文の添削講座を開設しています。
令和7年度の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(4,000円)では、不合格要因、総監の場合は択一で6割に達しなかったかたの記述論文のザックリした成績を推定することもできます(なお、合否に関わらず実際の点数を知るには―今年度試験日程が終了してからになりますが―日本技術士会に情報開示の申請をしたら後日開示されますよ)。

2024年9月24日火曜日

河川・流域の連携による生態系ネットワーク形成のポイントブック

久しぶりの更新になりました。
それにしても能登半島の豪雨災害は言葉もありません。このブログでもなんどもそれとなく匂わせていますが、わたしは沖縄在住の技術者にも関わらず、ご縁があってこれまで幾度となく能登半島での調査に参加しています。アセス事後調査や沿岸環境、漁港施設、水産資源などの調査がありました。近々別件で海岸での調査のお話もいただいたところです。
しかし今回の豪雨はそんな話も吹き飛ぶほどの災害になってしまいました。テレビで見る現地の様子や能登で頑張っておられる方々のインタビューを見るにつけ心が締め付けられます。輪島や珠洲といった地名が「被災地」として正月からこのかた毎日のように報道されるようになってしまうとはいまだに信じられません。復興の象徴としての地名になるよう遠い南の島からですがなんとか力になりたいと思っています。

わたしが能登にお邪魔する際、ほぼ必ずと言っていいほど、その前日や調査が終わった後などは、能登だけじゃなくて加賀地方もいろいろ案内していただくんです。そんなときほぼ必ず1級河川の手取川沿いを車で走ることが多いんですよね。
沖縄には1級河川はありませんので、1級河川が織りなす大きく蛇行するまさに中流域の線形や扇状地が形成する壮大な風景、河口に向かうほどにたゆたう下流ならではの大河の流れに、他府県のひと以上に毎度のように感嘆しております。沖縄の河川は上流がそのまま海に注いでいるようなものなんですよね、特にやんばるは。

そんなわけで「河川・流域の連携による生態系ネットワーク形成のポイントブック」なんてタイトルをみると、やっぱり手取川のことを想起してしまいますね。自然再生や外来種対策など含めて手取川での国交省の取組内容も聞きかじっているからだと思います。
熊田川にもそろそろサケが遡上してくる頃でしょうか。

手取川水系の熊田川
【石川県能美市】

生態系ネットワーク形成の取組を促進します!
~「河川・流域の連携による生態系ネットワーク形成のポイントブック(案)」の公表~

令和6年9月20日

 国土交通省では、多自然川づくり等により河川を基軸とした生態系ネットワーク形成の取組を進めています。
 このたび河川管理者や流域の皆様が生態系ネットワーク形成に資する取組を行う際に参考となるポイントブックを公表しました。

○ 生態系ネットワーク形成とは、生物多様性が保たれた国土を実現するために、保全す
 べき自然環境や優れた自然条件を有している地域を核として、これらを有機的につなぐ
 取組であり、生物多様性を保つだけではなく、社会・経済面での様々な効果を地域にも
 たらします。

○ 国土交通省では、多自然川づくり等の取組に加え、流域の関係者と連携することで、
 河川を基軸とした生態系ネットワークの形成に取り組んでいます。

○ 「河川・流域の連携による生態系ネットワーク形成のポイントブック(案)」は、流
 域に関わるあらゆる関係者が協働して水災害対策を行う流域治水を推進するにあたり 、
 生態系ネットワークにも寄与する河川と流域の取組について、主に河川管理者や流域の
 自治体や農業関係者等に向けてそのポイントを紹介するものです 。

○ 国土交通省ウェブサイトにて公表していますので、ぜひご覧ください。

・本編URL
 https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/kankyo/gaiyou/panf/seitaikei_network_pointbook.pdf
・資料編URL
 https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/kankyo/gaiyou/panf/seitaikei_network_pointbook_ref.pdf

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

2024年8月29日木曜日

ICT 施工StageⅡの試行工事を開始 ~i-Construction2.0 建設現場のオートメーション化に向けた取組みを推進~

お久しぶりです。
お盆や夏季休暇などもあり仕事を離れていたひともいらしたでしょうか。
それにしても毎日暑いですね。

先月末から令和7年度試験に向けた添削講座を開始しました。
添削指導も早速始まっています。受講生の多くのかたが令和6年度試験問題に取り組んでいます。
そしてやっぱりというか当然といいますか、皆さん、まず最初に取組むのが建設部門必須科目ですね。ネタとしてi-Construction2.0を取り上げるかたも多いです。
今回はそのi-Construction2.0の具体例(というか試行対象工事)などが紹介された国交省の報道発表を取り上げました。
お近くの現場の状況を調べてみるのも勉強になりそうです。マニュアルなどの教科書的な知識だけでなく、実践的な、現場に根差した知識を補強するのもより高評価に向けた活動として有用だと思いますよ。頭にも入りやすいと思いますしね。オススメです。

石狩川河口
【北海道石狩市】

建設現場の見える化により更なる省人化を目指すICT 施工StageⅡの試行工事を開始します
~i-Construction2.0 建設現場のオートメーション化に向けた取組みを推進~

令和6年7月31日

 ICT を活用することで建設現場の情報をリアルタイムに見える化し、工程の見直しや作業の効率化を行うことで更なる省人化を目指す、ICT 施工Stage2)の試行工事を開始します。
 まずは、国土交通省直轄12 工事を対象として実施し、今後、試行工事の件数を増やしていきます。

 ICT 施工Stage2)とは、建設現場における建設機械の位置情報や稼働状況、施工履歴など様々な情報
(施工データ)をリアルタイムに集約し活用することで、建設現場のデジタル化・見える化を進めると
ともに、必要な資機材配置や作業工程などを見直すことで作業の効率化を図り、更なる省人化を目指す
取組みです。(別紙1参照)

 令和6 年度は、ICT 施工Stage2)の取組みの普及促進を目的に、施工データ活用による作業待ち防止
や工程調整、最適な要員配置による効果の検証及び施工データプラットフォームの構築に向けた必要
データ確認のための試行工事を実施します。

【試行対象工事】
  別紙2 試行対象工事一覧のとおり

(参考)
 「データ活用による現場マネジメントに関する実施要領(案)」
  https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001733267.pdf

添付資料

報道発表資料(PDF形式:812KB)PDF形式

2024年7月30日火曜日

令和7年度技術士試験対策 添削講座を開講しました

令和6年度の筆記試験から早くも2週間が経ちました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日より令和7年度の試験に向けた添削講座を開講いたします。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

軌道に乗った平成29年度以降、多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。
令和5年度筆記試験及び口頭試験合格発表後に頂いたメッセージを抜粋します。

【建設環境】
●すごろく様
お世話になっております。
おかげさまで、筆記試験、合格いたしました。
とても分かりやすくご指導いただき、本当にありがとうございました。

●すごろく様
お世話になっております。
ご無沙汰しておりました。
建設環境を受験していた、●●です。
試験は無事に合格していました。本当にうれしいです。
ご指導いただきありがとうございました。
この勢いに乗って、今年確実に決めたいと思います。

●すごろく様
お世話になっております。●●です。
先日は再現論文を評価いただきありがとうございました。
筆記試験になんとか合格することができました。
口頭試験の準備のため、今後あわただしくなりますが、取り急ぎご報告させていただきます。

●すごろくさま
いつも大変お世話になっております。●●です。
ご無沙汰しております。
今年は社内の方に指導頂き試験に臨みました。
本日結果発表でしたが筆記試験に合格できたようです。
これまですごろくさまに指導頂いたおかげです。
感謝申し上げます。

●すごろく様
ご無沙汰しております、●●です。
昨年の技術士二次試験セミナーでは大変お世話になりました。
令和5年度の二次筆記試験ですが、受かりましたのでご報告申し上げます(建設環境)。
口頭試験についても十分に対策し、何とか今年度で合格したいと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、今後も引き続きご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。

●すごろく様
お世話になっております。●●です。
おかげさまで、無事に建設環境部門に合格しておりました!
筆記試験対策から口頭試験対策まで、ご指導いただき、大変ありがとうございました。
特に、口頭試験練習では、うまく回答できない中、大変長い時間をかけて指導いただきましたこと、改めてお礼申し上げます。
合格できたことも大変うれしいですが、すごろく様をはじめとして、お世話になった方々にこうしてよい報告ができることもまたうれしいです!
今後、技術者として自由に生きていくためには、ずっと自己研鑽が必要なんだろうな、と感じています。
この試験に合格したからおわりではなく、引き続き、腰を下ろさず頑張りたいと思いますので、また機会がありましたららご指導いただけますと幸いです。(もちろん、技術だけでなく、家庭や趣味も必ず大事にします!)
次は、環境部門(自然環境保全or環境影響評価)にチャレンジしていきたいと思います。
この度は、大変ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

●すごろくさま
さきほど、技術士の発表があり、なんとか合格することができました。
建設環境は、自分の中で、専門性の薄い分野でしたので、勉強方法に困っていたところ、スキヤキ塾さんにすごろくセミナーを教えていただいたのが、受講のきっかけでした。
不謹慎な言い方ですが、すごろくさんのコメントがいつも適格で分かりやすいので、技術士の勉強がすごく楽しかったです。
筆記試験終了後に、すぐR6年度の受講を申し込んだのは、もっと、すごろくさんから学びたいと思ったからです。
ほんとうに、ありがとうございました。

●すごろく様
いつもお世話になっております、●●です。
本日、技術士二次口頭試験の結果発表がありましたが、
無事、「合格」していました。
技術士試験にあたっては、すごろくさんにさまざまなアドバイス・ご指摘をいただいたので無事に合格できたと思っています。本当にありがとうございました。
取り急ぎお礼とご報告申し上げます。
以上、今後も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

●すごろく様
お世話になっております。●●です。
無事技術士合格していました。
すごろく様の模擬面接での建設部門アピールをしっかりいれるというアドバイスが非常に良かったと考えています。
ご指導ありがとうございました。

●すごろくさま
おかげさまで合格でした。
これまでのご指導に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからも更なるスキルアップを目指して頑張りたいと思います。
報告とお礼でした。

●すごろく様
お世話になっております。
お陰様で合格することができました。
これまでのご指導に本当に感謝いたします。
取り急ぎご報告いたします。

●すごろく様
お世話になっております。
本日、無事に技術士に合格致しました。
口頭試験対策にあたり、御指導頂いた甲斐あっての結果と思っております。
社内で何度か模擬試験を行いましたが、大昔の経験による試験でしたので、最近の試験傾向を捉えた的確なご助言が大変参考になりました。
ありがとうございました。

【総監】
●すごろくさま
おはようございます。
筆記試験の結果ですが、合格しておりました。
口頭試験に向けて対策していきたいと思います。
取り急ぎ、ご報告まで。

●すごろく様
お世話になっております。
先ほど、令和5年度技術士総合技術監理部門の筆記試験合格を確認いたしました。
筆記試験論文添削では、2年度にわたりご指導いただきました。
重ねてお礼申し上げます。

●すごろくさま
お疲れ様です。●●です。
本日、総監に無事に合格することができました。
昨年度は病気で受験を断念しましたが、北斗の拳のラオウが言っていた「我が人生に悔いなし」の言葉を思い出し、悔いが残らないように勉強したのがよかったのかと思います。
合格まで●回かかりましたが、最後まで熱いご対応頂きありがとうございました。

●すごろく様
R5年度筆記試験再現論文コメント評価(総監ー建設環境)をしていただいた、●●です。
おかげさまで無事に合格しておりました。
あとは口頭試験をなんとかクリアしたいので、また模擬面接講座も参加できればと思いますので、よろしくお願いいたします。

●すごろく様
総監(建設環境)の口頭試験のご指導をいただいた、●●です。
技術士会&官報で間違いなく合格していることを確認いたしました。
すごろくさんの、愛ある厳しい指導を受けて本番を受けたものの、口頭試験の手ごたえが全くと言っていいほどなく、落ちていたらどうしよう・・・と悶々とする日々が続いていましたが、今日、合格を確認してようやく肩の荷を下ろすことができました。
特に、私の場合出願書類の出来がイマイチだったので、なおさらあれこれ思い悩んでいましたが、すごろくさんの的確な指導とアドバイスで本番で何とか曲がりなりにも対応できたので、なんとか合格できたのかなと思います。
この度は、本当にありがとうございました。

●すごろく様
こんにちは。
模擬面接では大変お世話になり、ありがとうございました。
本日、無事、総合技術監理部門に合格できたことをご報告させていただきます。
技術士に合格できたことに改めて感謝申し上げます。
模擬面接で丁寧にご指導いただいたことが合格に結びついたものと実感しております。
模擬面接では、改善ポイント等、的確なアドバイスをいただき、モチベーションを維持しながら口頭試験の準備に注力できました。
今後は、資格に見合う人物になれるよう継続研鑽していく所存です。
ありがとうございました。

●すごろく様
お世話になります。●●です。
すごろく様の模擬面接に大変後押しいただきおかげさまで合格させていただきました!
今回も本当にありがとうございました。

●すごろく様
お疲れ様です。
口頭試験模擬面接でお世話になった●●です。
おかげさまで総合技術監理部門に無事合格することができました。
本当にありがとうございました。
今後も技術者として研鑽に励みます。
以上、よろしくお願い致します。

など嬉しい報告をいただきました。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は下記の通りです。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

●建設部門(建設環境)・環境部門(自然環境保全)・水産部門(水産資源及び水域環境)
技術士受験指導の経験は早いもので13年、そして建設環境分野、自然環境保全分野、水産水域環境分野の技術者としての業務経験は28年になりました。これまで主に沖縄県内での環境調査、環境影響評価、自主アセス(ミニアセス)に携わっております。
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の科目についてもご希望であればお引き受けします。ただし専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外の科目については、建設部門の都市及び地方計画、道路、河川、砂防及び海岸・海洋ののかた、環境部門の環境保全計画、環境影響評価、森林部門の林業・林産、森林土木、森林環境、水産部門の水産土木のかたを指導いたしました。
また、建設部門の鋼構造及びコンクリート、施工計画・施工設備及び積算、環境部門環境測定のかたに対しては必須科目(部門共通の問題)を中心に指導いたしました。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境や水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外では、電気電子-電気設備、土質及び基礎、鋼構造及びコンクリート、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、港湾及び空港、道路、施工計画・施工設備及び積算、上水道及び工業用水道、下水道、農業-農業農村工学、経営工学-サービスマネジメント、環境-環境保全計画のかたを指導いたしました。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を法律等の改正に伴い書き換えています。ただしH29年時点までのものです。とはいえだいぶ年月が経過しちゃいましたね。。。
※択一対策は、繰り返し過去問を解くことの他に、総合技術監理部門 キーワード集2024を用いてご自分でキーワードの解説集を作成するのが合格への近道です。

★お申込みはこちらからお願いします

①令和6年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。総監以外は必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各問題に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
※令和6年度試験の答案用紙を模したWordファイルを差し上げます。
料金:4,000円

②令和6年度口頭試験対策 オンライン模擬面接
令和6年10月末の筆記試験合格発表後から受付を開始します。
令和6年度技術士第2次試験の筆記試験に合格したかたを対象に、オンライン(ZOOM)で模擬面接指導を行います。
本番さながらの模擬面接とその後の指導アドバイス等を合わせて40分程度を、日を替えて2回行うものです。
面接日時は、本番の試験日を見据えて受講者さんとわたしの都合でバランスよく調整します。
※わたしの口頭試験の再現記録(総監のかたには総監の、一般部門のかたにはR2年度に受験した環境部門の再現記録)と令和以降の口頭試験を受験したかたから提供いただいた再現記録の質問部分を抽出した質問集を提供いたします。
料金:12,000円

【令和7年度試験対策】
③出願書類作成
期間:受付完了時から令和7年度試験の受験申込期限日の7日前まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と実務経験証明書(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。受験する部門科目に合致しているかの確認と令和5~6年度の口頭試験における実際の試問内容を踏まえた記述内容となるよう指導いたします。
令和7年度の様式が正式発表されるまでは令和5年度様式で添削指導を行い、令和7年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:20,000円

④筆記試験論文添削 長期コース
期間:受付完了時から令和7年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:総監以外については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
※令和6年度試験の答案用紙を模したWordファイルを差し上げます。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:35,000円

⑤筆記試験論文添削 中期コース
期間:令和7年1月から受付を開始します。受付完了時から令和7年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:総監以外については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:30,000円

⑥筆記試験論文添削 短期コース
期間:令和7年4月末頃から受付を開始します。受付完了時から令和7年度筆記試験日の7日前までまで論文を受け付けます。
内容:総監以外については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:18,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である受験申込書や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが、建設-建設環境、水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●PDFの領収書は発行できますが、受講代金の10%を上乗せした代金を頂戴します
●なおインボイス発行事業者への登録は行っておりませんので適格請求書の発行はできません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。

フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2024年7月25日木曜日

水産部門 必須科目Ⅰ 地球温暖化対策と海業の推進

最後に水産部門必須科目の問題文を取り上げます。
わたしの予想した災害からの復旧復興ではなかったですね。。。スミマセン。きっと来年には出ます。。。
とはいえ出題ジャンルとしては2問とも順当というか、既に過去問などでもネタを整理済のものですよね、地球温暖化対策と海業の推進(水産物消費の増進と交流人口の拡大)は。
新たな水産基本計画と照らしてみると、今年度も第1の柱(海洋環境の変化も踏まえた水産資源管理の着実な実施)と第3の柱(地域を支える漁村の活性化の推進)になりますかね。
それにしてもこないだ出たばっかりの令和5年度水産白書の特集テーマ(海業による漁村の活性化)が出題されるとは思いませんでした。。。

14 水産部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 地球温暖化による海水温の上昇などは,水産業に大きな影響を与えている。我が国近海における令和5(2023)年までの約100年間にわたる平均海面水温(年平均)の上昇率は+1.28℃/100年で,世界全体での上昇率(+0.61℃/100年)よりも大きく,我が国の気温の上昇率(+1.35℃/100年)と同程度の数値であった。このような気候変動による影響を考慮しながら,我が国の水産業振興を図るために,以下の問いに答えよ。

(1)水産部門全般を念頭に,地球温暖化対策としての業務を実施するうえでの課題を,技術者として多面的な観点から3つ抽出し,それぞれの観点を明記したうえで課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考えられる課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示した解決策を実行して生じる波及効果と,専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(2)で示した解決策の実現において,技術者としての倫理,社会の持続可能性を踏まえて必要な要件を題意に即して述べよ。


いかにも南の魚ですね
【沖縄県那覇市】

Ⅰ-2 近年,漁村の人口減少や高齢化,漁獲量の低迷に伴う漁業所得の減少等により地域の活力が低下する中,豊かな自然や漁村ならではの地域資源と漁港施設や漁港内の水域・公共空地を有効活用した「海業」の取組が推進されている。令和4年3月に閣議決定された漁港漁場整備長期計画では,重点課題として,「海業」の振興と多様な人材の活躍による漁村の魅力と所得の向上が掲げられたところである。このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)「海業」を推進し,水産物消費の増進や交流人口の拡大を図るために,技術者としての立場で,水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示した解決策を実行して生じる波及効果と,専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)の実現に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。


R6年度筆記試験のコメント評価をしています。
第3者目線での評価を欲している方はぜひどうぞ。
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2024年7月24日水曜日

自然環境保全 選択科目Ⅲ 野生復帰事業と国立公園満喫プロジェクト

「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が野生復帰事業、Ⅲ-2が満喫プロジェクトでした。わたしにとってはどちらも試験勉強的にはチェックしていた分野ですが実際には携わったことがない事業プロジェクトですね。
皆さんはどちらを選択されましたでしょうか。生きもの好きのかたはやっぱり野生復帰事業のほうですかね。

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅲ-1 種の保存法に基づく保護増殖事業が行われている野生動物の一種について,動物園における生息域外保全の取組が成果をあげてきたことから,野生復帰事業に着手することになり,自然環境保全技術者の立場で事前調査及び実施計画策定を担当することになった。

(1)事前調査及び実施計画策定に当たり,技術者の立場からどのような課題が考えられるか,多面的に検討したうえで課題を3つ示し,その内容を述べよ。

(2)前問(1)で示した課題のうち最も重要と考えるものを1つ選び,重要と考える理由とその課題に対する解決策を,専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示した解決策を実行しても生じうる将来的な懸念事項とそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。


安田くいなふれあい公園
【沖縄県国頭郡国頭村】

Ⅲ-2 我が国を代表する自然景観を有する国立公園に関して,政府は「国立公園満喫プロジェクト」をいくつかのモデル公園において推進している。このことに関して,以下のケースについて,問いに答えよ。

(1)我が国には,国立公園のほか,自然公園体系ではほかに国定公園,都道府県立自然公園等が指定されている。それらの地域に対する支援を考えるとした場合,技術者の立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち特に重要と考える課題を1つ挙げるとともに,理由を説明し,その課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。


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2024年7月23日火曜日

自然環境保全 選択科目Ⅱ-2 里地里山再生計画と沿岸生態系での自然とのふれあい活動の場等整備基本計画

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
ひとつは健全な水循環の維持回復に資する里地里山保全再生計画、もういっこは沿岸生態系の自然とのふれあい活動や環境学習の場としての整備基本計画でした。ただの(というか受験者側で設定自由な)保全再生計画ではなく、保全再生の目的を提示しての出題でした。これからはこういったパターンになるんだろうなと思います(もともとそうでしたっけ)。
陸域メインのひとは里地里山、海域メインのかたはふれあい活動・環境学習の場のほうを選ばれたのでしょうか。2問の分散具合が絶妙で良い出題だと思いました。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(青色答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙2枚を用いてまとめよ。)

Ⅱ-2-1 健全な水環境の維持・回復には,流域における取組が必要で,流域全体を通じて,貯留浸透・涵養能力の維持・向上を図り,湧水の保全・復活に取り組む必要がある。しかし,都市近郊の里地里山では,農地や水路・ため池,農用林等の利用が減り,竹林が増えるなど人間の働きかけを通じて形成されてきた自然環境が喪失・劣化し,水源涵養機能の低下や生物多様性も失われている。このような状況にある地方都市の流域の上流部に位置する公有地(約30ha)において,健全な水循環の維持・回復に資する里地里山の保全・再生計画を策定することになった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。

(1)当該対象地域の保全・再生において想定される課題を示し,課題解決に向けた調査,検討事項を説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙し,それぞれの留意すべき点,工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者の調整方策について述べよ。

【沖縄県島尻郡座間味村 座間味島】

Ⅱ-2-2 沿岸域に分布する干潟,塩性湿地,藻場,サンゴ礁などを利用して,自然環境の保全・育成及び自然とのふれあいや環境教育・環境学習の場としての利用を目的とした整備の基本計画を策定することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。

(1)対象地域の自然的社会的条件を設定し,本業務における調査,検討すべき事項について説明せよ。
(2)業務を進めるために必要な手順を示し,それぞれの留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

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