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2026年4月3日金曜日

優良緑地確保計画認定制度(愛称:TSUNAG)

ここのところ連日投稿していますね。急にどうしちゃったのでしょうか(笑)。昨日のブルーに続いてい今日はグリーンです。

都市のなかの緑地整備、いわゆる都市緑化ものです。なかでも脱炭素、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして「まちづくりGX」が注目されていますよね。国交省も音頭をとっていろんなステークホルダーを巻き込んだ取組をしています。そのひとつが今日ご紹介するTSUNAGです。

それにしても、東京の都心部は首都ということもあって100年スパンで造成した明治神宮の森をはじめ、目を見張る緑地が多いですよね。写真で取り上げた大手町タワーの「大手町の森」も、なんと隣県の千葉から土壌ごと植物を持ってきて森にしちゃっています。東京駅周辺の高層ビルとビルの間にこんな森が茂っているなんてまったくもって驚くばかりです。昼休み時間になると周辺のオフィスビルから飲み物片手に出てきたひとたちがお弁当を広げてまったりと気を緩めた時間を過ごしています。なかなかに贅沢ですね。亜熱帯域の地方から上京してきたものとしては蚊などの虫に刺されないのかとついつい心配になっちゃうほど鬱蒼とした森になっていますが、さすがにそこまで生態系が出来上がっているわけではないようですね。どうしてそのように評価するのかといいますと、ひとより蚊に刺されやすいわたしがまだ刺されたことがないからです。
と書きましたが、よく考えたら蚊に刺されないことこそ生態系がうまく機能しているなによりの証なのかもしれませんね。このあたりは引き続き追いかけたいと思います。

千葉県君津市で育成した植物を土壌ごと移設する「プレフォレスト工法」を採用
【東京都千代田区】

良質な緑の創出を目指す「TSUNAG認定」の募集開始
~2026年度認定式は横浜グリーンエクスポで実施予定~

令和8年4月1日

令和8年度のTSUNAG認定の申請に向けた事前相談を、本日より開始します。
また、今年度申請に当たっての留意点、令和9年度の基準見直し等に関する説明会を4月21日に開催します。

1.「TSUNAG認定」とは
・国土交通省では、「まちづくりGX」の一環として、令和6年11月に施行された改正都市緑地法に基づき、優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG:ツナグ)を創設しました。
・TSUNAGは、企業等による良質な緑地確保の取組を、気候変動対策・生物多様性の確保・ウェルビーイングの向上といった観点から、国土交通大臣が評価・認定する仕組みです。

 

2.認定スケジュール
・今年度は、4~6月に事前相談期間を設け、7~8月に申請受付、その後審査を経て、令和9年2月頃の認定を予定しています。
・認定式は、令和9年初夏(5月から6月頃)に横浜グリーンエクスポ(2027年国際園芸博覧会 公式ウェブサイト)の会場において実施する予定です。
・事前相談期間では、認定申請をご検討いただいている事業者からの質疑等を受け付け、回答します。
 ※詳細は制度HP(TSUNAG - 優良緑地確保計画認定制度)をご覧ください。

 

3.TSUNAG認定に関する説明会
・日 時:令和8年4月21日(火)10:00~11:30
・場 所:中央合同庁舎3号館B1階 共用会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
・開催方法:ハイブリット方式(オンラインもしくは現地参加)
・内 容:令和8年度申請に当たっての留意点
     令和9年度の基準見直し(主なポイントは別添参照) 等
  
 説明会へのご参加を希望される方は、4月15日(水)17時までに以下のとおりメールにてご連絡ください。
 件名:【参加希望】TSUNAG認定説明会
 本文:氏名(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号、メールアドレス)、参加方法
 ※メール送付先:hqt-tsunag(at)gxb.mlit.go.jp ((at)を@に置き換えた上で送付してください)
 ※複数名でのご参加の場合は代表者さまの情報の他に参加者全員分の情報を記載ください。
 ※取得した個人情報は適切に管理し、必要な用途以外に利用しません。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別添資料(PDF形式)PDF形式

2026年1月26日月曜日

グリーンインフラ推進戦略2030

去った週末は最強寒波襲来とのことで、札幌あたりの知り合いからの悲鳴が届いておりますが、そのほかの地域にお住まいの皆さま、大丈夫でしょうか。北海道北見市のかたとZOOMしたら外気温はマイナス20℃だとのことでした(驚)。ここ沖縄は太陽が顔を出さないとそれなりに寒くなりますが、ちょっとでも太陽が出ると20℃近くまで気温が上昇し、ハッキリ言ってなかなか暑いです(笑)。

年明けからの総監受講生の口頭試験も無事に終了し、R7年度行事は残すところ3/13(金)の合格発表のみとなりました。皆さんからいただいた口頭試験の再現記録を拝見するに、不安材料がほぼないような感じですので、無事に嬉しい報告を頂けるのではないかと期待しております。質問内容はたまに変則的なものもありましたが、ほぼ例年通りの順当な質問だったと思います。なかにはこれで総監の口頭試験か!?というものもありましたが、ご愛敬というものかもしれません(他人事みたいですね(笑))。

と、そんなような感じでちょっと気を抜いていたところにグリーンインフラもので大ネタが飛び込んできました!
これはほぼ確実にR8年度の建設環境の試験で問われることになると思います。もちろん直接問われなくとも、「国土交通省環境行動計画」とあわせてこの推進戦略に記載されていることを踏まえた解答論文を記述すると評価が爆上がり間違いなしです。しっかり読み込んで、その推進の一翼を担う技術者であることを試験官にアピールしてください!

見えない貯水池 都立芝公園
【東京都港区】

「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」の実現に取り組みます
~「グリーンインフラ推進戦略2030」を策定しました!~


令和8年1月23日

 2030 年度までに「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」を実現するため、グリ
ーンインフラの更なる実装に向けた全体の方向性を整理し、「グリーンインフラ推進戦略2030」を策定しました

〇 国土交通省では、2023 年に「グリーンインフラ推進戦略2023」を策定し、官と民が
 両輪となってグリーンインフラのビルトインに取り組んできました。

〇 前戦略によるグリーンインフラの実装の進展や国内外の動向などを踏まえ、2025 年
 6月に策定した「国土交通省環境行動計画」に係る実行計画として新たに「グリーン
 インフラ推進戦略2030」を策定しました。

○ 本戦略の計画期間は2030 年度までとし、「グリーンインフラの活用が当たり前の
 社会」の実現を図り、2050 年に向けて「自然共生社会」の実現を目指します。

○ 本戦略のポイントは以下の3点です。(詳細は「公表資料」参照)
 [1] グリーンインフラの普及に資するよう、定義*1 や効果を整理等した上で更に分か
   りやすく説明。
 [2] 「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」の実現に向けた分野横断的な環境
   整備策をまとめ、初めて20 項目のKPIを設定。
 [3] 社会課題解決に向けたグリーンインフラを実装する国土交通省の個別事業等を
   体系的に整理し、代表的な19 項目のKPIを設定。

〇 今後は、本戦略に基づいて、「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム*2」を中
 心に地方公共団体や民間事業者、市民団体、地域コミュニティに至るまでの多様な主
 体と連携してグリーンインフラの実装を更に推進していきます。

◆ 公表資料
 ・「グリーンインフラ推進戦略2030」
 ・「グリーンインフラ推進戦略2030」の概要
 ・「グリーンインフラ推進戦略2023」の参考資料
 ※公表資料及びグリーンインフラ懇談会(有識者懇談会)における「グリーンインフラ
  推進戦略2030」等に係る検討記録は下記URL からご参照ください。
  http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000017.html

*1:グリーンインフラの定義
 自然の多様な機能を活用した社会資本であり、将来にわたり持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくり及びウェルビーイング向上に貢献するもの。
 これは、人と自然の関わりから形成されるものであり、戦略的な計画、持続的な維持管理、幅広いステークホルダーの参画などを通じてより大きな効果の発現が期待できる。

*2:グリーンインフラ官民連携プラットフォーム
   https://gi-platform.com/

2025年4月23日水曜日

流域治水のさらなる加速化・深化に向けて

筆記試験に向けた勉強すすんでますか?
わたしの講座の受講生の皆さんも、論文添削依頼の頻度が上がっています。皆さんの試験に対する気持ちがビンビンに伝わってきます!その調子で頑張ってください!

そして今週末からいよいよGWですね。
GWはまとまった時間がとれるまたとない機会です。家族サービスの合間に、なんとかご自分の時間をつくってください。きっとここで差がつくはずです。

今回は流域治水についての話題です。
これまでも流域治水については試験問題の裏テーマとしても取り上げられてきましたが、そうでなくても風水害対策や気候変動適応策、さらには生物多様性向上策ともからめて課題や解決策にと多くの場面で使われています。ぜひ最新の取組状況を確認し、流域治水を進めるうえでの「最新の課題」をあぶりだしてください!

川越城中ノ門堀跡
埼玉県川越市

令和6年度の流域治水の取組の進展について
~令和7年度からの流域治水のさらなる加速化・深化に向けて~

令和7年4月8日

令和6年度においても流域治水プロジェクトの取組が全国で進展しています。令和7年度からの予算制度の拡充、全国109 の一級水系における気候変動の影響による降雨量の増大等を踏まえた流域治水プロジェクト2.0 の公表等により、流域治水の現場レベルでの実践をさらに加速化していきます。

○ 流域治水プロジェクトの取組の進展
 ➣ 一級水系において、指標として見える化した7つの代表的な取組内容を整理しました(速報値)。【別添1】
 ➣ 全国109 の一級水系について、気候変動の影響による降雨量の増大等を踏まえ、流域のあらゆる関係者による様々な手法を活用した対策の一層の充実を図り、流域治水プロジェクト2.0 としてとりまとめました。
 ➣ この中で、グリーンインフラの取組の全体像を示し、多自然川づくりや生態系ネットワークの形成を推進しています。

○ 流域治水に係る予算制度の拡充
 ➣ 令和7年度より、浸水や土砂災害の危険が高い地域における流域対策を一層推進するため、河川、砂防、まちづくり等のあらゆる分野において流域治水の取組に資する予算制度を拡充します。【別添2】

○ 特定都市河川の取組の推進
 ➣ 令和6年度は、阿武隈川水系、中村川水系、川内川水系、雄物川水系、仁淀川水系、筑後川水系、日高川水系、鳴瀬川水系、荒川水系、緑川水系、菊川水系の11 水系70 河川が特定都市河川に指定されました。
 ➣ また、令和6年度は、雲出川水系、石狩川水系、鳴瀬川水系、高城川水系、最上川水系、利根川水系、六角川水系、稲荷川水系の8水系158 河川の流域水害対策計画が策定されるとともに、奈良県が大和川流域において、全国で初めて特定都市河川浸水被害対策法に基づく貯留機能保全区域を指定しており、今後、特定都市河川における流域の取組が一層期待されます。【別添3、別添4】

○ 「NIPPON 防災資産」認定制度の創設
 ➣ 流域治水の推進に向けた普及施策及び行動計画のとりまとめ(令和5年8月)を受け、水害を含めた災害リスクの自分事化を図り、主体的な避難行動や地域の防災力の更なる向上につなげていただくことを目的として、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動などを、「NIPPON 防災資産」として内閣府防災担当大臣及び国土交通大臣が認定する制度を令和6年5月に創設し、令和6年9月に22 件(優良認定:11 件、認定:11 件)を初めて認定しました。【別添5、別添6】
   (URL:https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-shisan/index.html

○ 土砂災害リスクを踏まえた防災まちづくりの推進
 ➣ 居住誘導区域等における防災まちづくりと連携した砂防関係施設の重点的な整備に向けて、まちづくり連携砂防等事業が新たに愛知県知多市・瀬戸市、神奈川県川崎市で開始されました。【別添7】

○ 関係省庁、流域関係者との連携強化
 ➣ 令和7年2月に「流域治水の推進に向けた関係省庁実務者会議」を開催し、関係省庁間の連携強化を進めています。(URL:https://www.mlit.go.jp/river/kasen/suisin/renkei008.html
 ➣ 令和6年度の出水期において、全国のべ184 ダムで事前放流を実施し、洪水に備えました。
   (URL:https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000255.html
 ➣ 官民連携により実施している、流域の浸水状況をリアルタイムで把握するワンコイン浸水センサの実証実験について、令和7年度は全国202 の自治体が参加予定です。【別添8】

添付資料

報道発表資料(PDF形式:3,261KB)PDF形式

別添資料(PDF形式:242KB)PDF形式

2024年7月19日金曜日

建設環境 選択科目Ⅲ 生態系の健全性の回復と防災減災に寄与するグリーンインフラ

どんどんいきましょう。「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が生態系の健全性の回復、Ⅲ-2防災減災に寄与するグリーンインフラでした。どちらも自然環境系でしたね。選択科目Ⅱのほうは自然環境系色が弱かったとはいえ、選択科目Ⅲのどちらもが自然環境系で来るとは驚きました。わたしのような人間にとってはどちらの問題を選択するのか悩ましいといころです。小躍りしている場合ではありません。

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅲ-1 令和5年3月に策定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では,世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に対応するため,「2050年自然共生社会」及び「2030年ネイチャーポジティブ」の実現に向けた5つの基本戦略を掲げている。「基本戦略の1つに「生態系の健全性の回復」が掲げられており,河川,道路,都市の緑地,海岸,港湾においても,生物の生息・生育地の保全・再生・創出の取組を推進することが必要である。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)生態系の健全性の回復を図るため,河川,道路,都市の緑地,海岸,港湾において生物の生息・生育地の保全・再生・創出の取組を推進するに当たって,多面的な観点から課題を3点抽出し,その内容を観点とともに示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する建設分野における複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

漢那ダム
【沖縄県国頭郡宜野座村】

Ⅲ-2 グリーンインフラとは,グリーンインフラ推進戦略2023(令和5年9月国土交通省)によれば,社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において,自然環境が有する多様な機能を活用し,持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組である。我が国においてもグリーンインフラの概念が定着し,産学官の取組が広がりつつあるが,近年,気候変動に伴って水災害等が激甚化・頻発化するなど,グリーンインフラに関連する社会情勢にも大きな変化が生じている。これらの点を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)防災・減災に寄与するグリーンインフラを一層普及させるとともに,あらゆる場面で実装(ビルトイン)させていくに当たって,取組を実施する技術者としての立場で,多面的な観点から3つの課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち,最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策に共通して生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

再現論文を添削評価します。よかったらどうぞ下記からお申し込みください。

2024年2月29日木曜日

既存インフラ等を活用した再エネ導入促進

今日は閏日ですね。
例年よりも1日多いということは、技術士試験の合格発表までの日にちも1日ぶん延びるのかどうなのか。合格発表ってたいがい金曜日ですから関係ないのかな。
なんてことをソワソワ考え出す時期になりました。
令和5年度技術士第2次試験の合格発表は来週3月8日(金)ですかね。口頭試験を受験されたかたは、これからの1週間、どきどきが最高潮ですね。そして当日の早朝5時55分、受験してもいないのにわたしもPCやスマホ画面のリロードを繰り返していることでしょう(笑)。講座の受講生や受験に関わった皆さんからの嬉しい連絡がバンバン入ることを祈っています。

それまでの箸休め、といいますか次年度試験に向けて頑張っておられるかたに、今日は小ネタ(といってはたいへん失礼ですが)をご紹介します。
温室効果ガス排出量削減(吸収量増大)については経済界・産業界挙げて様々な取組が活発化していますよね。ZEB化、CCSだとかCCUSだとかが昨今話題になっていますが、脱化石燃料化はじめ、インフラ維持管理分野周りでは既存インフラを活用して再エネ化を進めていくというのも注目されています。
導入を促進するうえでの課題と解決策なんて試験問題でも問われそうですよね。そのためのネタ集め、視野を広く深めるのにもよい機会となるセミナーが開催されます。忙しい時期だとは思いますが時間をやりくりして聴講してみてもよいのではないでしょうか。

【福岡県福岡市博多区】

2024年02月26日                               
  • 総合政策

「既存インフラ等を活用した再エネ導入促進セミナー」の開催について

  1. 温室効果ガス排出量の削減目標を達成するためには再生可能エネルギーのさらなる普及拡大が不可欠です。そのため、地域の再生可能エネルギー資源をより有効に活用し、また、これまで利用されてこなかった再生可能エネルギーについても活用していくことが求められます。
  2. 水力発電は、地域資源を有効に活用した再生可能エネルギーであり、再生可能エネルギーの中でも電力供給を安定かつ長期にわたって行うことができる重要なものとして期待されています。地域における水力発電については、砂防堰堤等の既存インフラを有効活用することにより、そのポテンシャルを活かすことができると考えられます。また、従来使われてこなかった河川内樹木やダム流木等の河川付近のバイオマスを発電等に利活用することで、再生可能エネルギーの導入促進を図りつつ、治水対策との相乗効果の得られることが期待されています。
  3. 本セミナーは、地域における水力発電の効果的な活用、砂防堰堤を活用した水力発電の促進、河川付近のバイオマスの利活用をテーマとし、脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギー導入のさらなる促進を目的として開催します。
■ 開催概要
  • 日時:令和6年3月11日(月) 13:00~17:00
  • 開催方法:オンライン開催(Zoom Webinar)
  • 参加費:無料(要事前登録)
  • 対象:主として水力発電事業やバイオマス関連事業を実施する、または、関心のある地方公共団体・民間企業等を対象としています。
  • 定員:先着500名
 
■ 参加申込
  • 本セミナーへの参加を御希望の方は、下記のリンク先の案内に従ってお申込みください。登録いただいたメールアドレスへZoomの招待URLが送信されます。参加者は先着500名とさせていただきます。【令和6年3月4日(月)締切】
 
   https://forms.office.com/r/3k4m4jMdBM
 
■ プログラム(予定)
  • 13:00~13:05 開会挨拶
   環境省大臣官房総合政策課環境研究技術室
  •  13:05~13:35 基調講演1
   「災害が頻発するなかでの、地域の主体力形成と小水力」
   熊本県立大学 特別教授 島谷 幸宏 
  • 13:35~14:05 基調講演2
   「再エネを地域にとって必要な電源にするために(仮)」
   芝浦工業大学 副学長/システム理工学部環境システム学科 教授 磐田 朋子 
  • 14:05~14:55 テーマ1:地域における水力発電の効果的な活用
  1. 「国内外の地域における水力発電活用の取組(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」パシフィックコンサルタンツ株式会社
  2. 「水力発電含む再エネ事業における市民ファンドの活用方法」株式会社自然エネルギー市民ファンド 代表取締役 吉田 幸司
  3. 「維持管理とメンテナンスは中小水力発電成功のカギ」日本発電株式会社 開発事業部 部長 石坂 朋久
  • 14:55~15:30 テーマ2:砂防堰堤を活用した水力発電の促進
  1. 「砂防堰堤を活用した水力発電のポテンシャルの検討(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」パシフィックコンサルタンツ株式会社
  2. 「宮崎県企業局における『既存インフラの小水力発電ポテンシャル調査』の取組-既存砂防堰堤を活用した小水力発電可能性調査について-」宮崎県企業局 工務管理課技術調整・企画担当 副主幹(担当リーダー) 大前 将之
  • 15:30~16:10 テーマ3:河川付近のバイオマスの利活用
  1. 「木質バイオマス発電の燃料材需給動向と河川付近のバイオマス利活用の意義」一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会主任専門調査員 大久保 敏宏
  2. 「河川内樹木及びダム流木のバイオマス利用の手引きの紹介(既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業成果報告)」パシフィックコンサルタンツ株式会社
  3. 「河川樹木有効活用への取組」株式会社山内産業 代表取締役 山内 秀晃
  • 16:10~16:20  環境省の施策・支援制度の紹介
   「脱炭素社会実現に向けた取組」
   環境省大臣官房総合政策課環境研究技術室
  •  16:20~17:00 質疑応答
 ※各講演タイトルは変更となる可能性があります。

2024年2月8日木曜日

グリーンインフラ取組事例、技術・手法

前回からひと月以上も経過してしまいました。
令和5年度試験の口頭試験も終了し、あとは合格発表を待つばかりですが、令和6年度試験に向けて動き出しています。
わたしの添削講座のほうも中期コースがスタートして続々と申込をいただいております。これまでと大きく異なるのは「建設環境」ではない部門科目をご希望のかたが多いことです。しかもなぜだか森林部門を受験するかた(迷っているかた含む)からの添削依頼が多いんです。そんなわけで急ごしらえですが森林部門の担う社会課題を慌てて勉強しています(笑)。
これがわたしの視野を広げるとてもよい機会となっています。「教えることは教わること」とはよく言ったもので、まさにそうですね。わたしみたいに外圧がないと動かない人間は必要に迫られないと、追い立てられないと、締め切りが迫らないと、何もしないんですよね。ステップアップの貴重な機会になっていること、たいへんありがたいです。
令和6年度技術士筆記試験対策の添削講座中期コースを開講しました

先日、NbS(自然を活用した解決策~Nature-based Solutions)のイベントにオンライン参加しました。NbSというのは、グリーンインフラやEco-DRRを包括するさらに大きな概念だそうで、大学の研究者、東京都庁担当課や団体組織からの事例発表、さらには当事者同士のディスカッションもありました。NbS、今後の環境行政の主流になるのは必至ですね。
そしてこういった横文字やカタカナ文字のキーワードは選択科目Ⅱ-1で出題されやすいので要チェックです。

キーワードといえば、グリーンインフラという用語が出現してから早くもどれくらいになりますでしょうか。10年はまだ経過してませんかね。それでも我々環境分野に関わる人間のあいだではだいぶ浸透しましたよね。
こういったキーワードが新しく世の中に出てきた段階であれば、キーワードの意味や概念を把握するだけで試験対策的にはOKですが、浸透段階ではいよいよ専門技術者として応用しないと(応用できる専門知識や技術を備えていないと)試験対策的にもマズイです。
それには実際どのような取組が行われているのか、を把握することがとても重要です。技術士試験の回答論文などで取り上げるにしても、取組内容を踏まえているとリアルな課題を抽出、提示できるでしょうし、なにより論文の迫力が違ってくると思います。
それにうってつけなのが取組事例集ですよね。

ちょうどタイミングがよいことに、昨日グリーンインフラ大賞の発表がありましたので取り上げます。お時間あるときにグリーンインフラの実際の取組(しかも表彰される優秀な取組)をチェックしてみてください。

「特別優秀賞」に輝いたGREEN SPRINGS
【東京都立川市緑町みどり地区】

第4回グリーンインフラ大賞「国土交通大臣賞」が決定しました!

令和6年2月7日

 グリーンインフラ官民連携プラットフォームでは、第4回グリーンインフラ大賞について、
全国から応募のあった多数の取組事例の中から「国土交通大臣賞」2件、「特別優秀賞」4件、「優秀賞」4件を決定しました。





※ 各受賞事例の詳細(ポスター・紹介動画)については、下記サイトからご覧いただけます。
【グリーンインフラ官民連携プラットフォームサイト(グリーンインフラ取組事例、技術・手法の募集)
   https://gi-platform.com/join_activity/example/#practicalExample(外部リンク) 

○表彰式
  国土交通大臣賞等の一部の受賞事例に対する表彰式は、グリーンインフラ産業展2024で実施予定です。
   【日時】令和6年2月20日(火) 午前(予定)
   【場所】東京ビックサイト 西1・2ホール
 
  グリーンインフラ産業展2024の詳細については、下記サイトをご確認ください。
  【グリーンインフラ産業展2024 特設サイト】(外部リンク)
    https://biz.nikkan.co.jp/eve/green-infra/

○取材方法
  表彰式を含め、グリーンインフラ産業展2024開催期間中(令和6年2月20~22日)は、現地での取材が可能となっております。
  報道関係者で取材を希望される方は、下記URLより申込みをお願いいたします。
  【グリーンインフラ産業展2024 取材申込みフォーム】(外部リンク)
    https://biz.nikkan.co.jp/form/eve/spring/press/
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

2023年4月1日土曜日

持続可能な地域づくりのための生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の手引き

4月になりました。皆さん、どのようなスタート切りましたか。
ちょうど3月31日が金曜日だったこともあって、異動や転職、定年退職などにともなって送別会を開催したところも多かったかもしれません。まだアルコールが残っているなんてひともいるかもしれませんね。
受験スケジュールとしてはまずは4月17日に受験申込書受付締め切りがありますのでそれまでに出願書類を仕上げてください。来週3日から受付が始まります。完成させているひとはとっとと提出を済ませ、7月の筆記試験に向かってスタートしてください。まだ完成していないひとは急ぎながらも慌てずにしっかりした内容に仕上げてください。口頭試験で残念なことにならないために。

令和4年度の最終日ということもあって、昨日は環境省から怒涛のリリースラッシュでした。とはいえいちどに全部は取り上げられないので、今回はまず筆頭のEco-DRRの手引きをご紹介します。※生物多様性国家戦略2023-2030も閣議決定されましたがこれは先日ご紹介したのでリンク張るのみで詳細は割愛します。

Eco-DRRの手引き、ハッキリ言って、環境部門、特に自然環境保全ではこんどの筆記試験で出題されますよ。選択科目Ⅱ‐2で出題されたらこの手引きを踏まえているかどうかで大きく評価が変わります。特に「生態系保全・再生ポテンシャルマップ」について言及するかしないかが分かれ道になりそうです。

生態系を活用した防災減災は、言葉を変えればグリーンインフラですから、建設環境のひともとても参考になる内容なので必読でお願いします。昨年度受験したかたは記憶に新しいと思いますが出題されたばっかりでしたね。
Ⅱ‐1‐3 生態系を活用した防災・減災(Ecosystem based Disaster Risk Reduction:Eco-DRR)の考え方について説明せよ。そのうえで,導入が可能と考えられるケースを1つ取り上げ,その概要について説明し,導入に当たり留意すべき事項を2つ挙げ説明せよ。

Ⅱ‐2で出題されたらこの手引きですよ。
なんといっても「Eco-DRRに関する施策の検討や合意形成を図るための基礎資料として活用されることが期待されます」とありますから。

【北海道札幌市】

2023年03月31日
  • 自然環境

「持続可能な地域づくりのための生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の手引き」の公表について

環境省では、近年の自然災害の激化等を踏まえ、生態系が持つ多面的機能を防災・減災に活用する考え方であるEco-DRR(Ecosystem-based Disaster Risk Reduction)について、現場での実装を支援するために、「持続可能な地域づくりのための生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の手引き」を作成しました。本手引きの普及等を通じて、自然災害に対するレジリエントな地域づくりと生物多様性の保全の両立に貢献してまいります。

■  経緯 

 生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR: Ecosystem-based Disaster Risk Reduction)は、生態系の保全・再生を通じて防災・減災や生物多様性を含めた地域の課題を複合的に解決しようとする考え方です。Eco-DRRは防災・減災や生物多様性の保全に寄与するだけではなく、地域に自然と触れ合う場を提供するといった社会的な効果や、エコツーリズムの実施等による経済的な効果など、幅広い社会・経済効果が期待できます。
 Eco-DRRの推進は、「第五次環境基本計画」(平成30年4月)や「生物多様性国家戦略2023-2030」(令和5年3月31日閣議決定)をはじめ、各種計画に位置づけられています。
 環境省では、Eco-DRRの地域実装に向けた取組を推進するため、「持続可能な地域づくりのための生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の手引き」を作成しました。

■  「持続可能な地域づくりのための生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の手引き」の主な内容 

 本手引きは、Eco-DRRを推進するにあたって、そのポテンシャルがあると考えられる場所を可視化する「生態系保全・再生ポテンシャルマップ」の作成方法や活用方法を示したものです。生態系の保全・再生を図ることによって、生物多様性の保全だけではなく、防災・減災にも寄与すると考えられる具体的な場所を可視化することで、Eco-DRRに関する施策の検討や合意形成を図るための基礎資料として活用されることが期待されます。

■  「生態系保全・再生ポテンシャルマップ」の作成に必要な全国規模の基礎情報の公開 

 「生態系保全・再生ポテンシャルマップ」は、既存の土地利用や生態系の分布に関する情報をGIS(地理情報システム)を用いた地理空間情報の重ね合わせによって作成することを想定しています。今般、湿地環境を主たる対象とした生態系保全・再生ポテンシャルマップの作成に必要な基礎情報として、以下①~⑤の指標による全国規模の評価結果をベースマップとして公表しました。
 「環境アセスメントデータベースEADAS(イーダス)」では地図上で表示したデータを、また、環境省自然環境局生物多様性センターのウェブサイトでは、GISデータとしてダウンロード可能なデータを掲載しています。
○ 環境省 環境アセスメントデータベース EADAS(イーダス)https://www2.env.go.jp/eiadb/ebidbs
○ 環境省自然環境局生物多様性センターHPhttps://www.biodic.go.jp/Eco-DRR/index.html

2022年12月30日金曜日

ブルーインフラ

年の瀬ですね。
12月初旬はスケジュールがびっしり埋まっていた口頭試験対策の指導ですが、今年は今日を最後に、あとは年明けに何回か面接をやるのみです。本番の試験を受けた受講生からも口頭試験の内容が送られてきています。質問内容は例年と変わりないですね。技術士コンピテンシーに沿った質問になっています。というわけで、ここまできたらもう体調管理がいちばんの試験対策です。新型コロナも再び増加傾向、さらにはインフルエンザも流行しだしているっていうじゃないですか。年明けに口頭試験を控えているかたはむやみに出歩かないほうがいいかもしれません。手洗いうがいを徹底するなど最後まで気を抜くことなく乗り切ってください!

そして早くも令和5年度試験に向けた添削も舞い込み始めています。皆さん頑張っていますね。スタートが早いとそれだけ有利です。応援しますのでよかったら連絡ください。

今回、久しぶりに国交省の報道発表から取り上げます。
グリーンインフラ、建設環境はもとより環境部門のほうでも皆さん解答ネタに使いまくっているキーワードですが、それだけ概念も含めてインフラ系技術者にはだいぶ浸透した感がありますね。
そのグリーンインフラに続いてやはり出ました!ブルーインフラ!陸はグリーン、海はブルー、ですもんね。そういえば日本生態系協会は既存の(コンクリート製の)インフラのことをグレーインフラと呼んでいますよね。●●インフラシリーズ、このあとも続くんでしょうか。
しかもコレ、建設環境あたりから来年の筆記試験で出題されそうな匂いがプンプンいたします。ブルーカーボン含めて、ぜひ添付資料のほうもしっかりチェックして骨子整理等にご活用ください。直接問われなくとも、課題や解決策のところで積極的に使ってみるとイイと思いますよ。

それでは皆さま、よいお年をお迎えください。
また来年お会いしましょう!

【沖縄県久米島町】



「命を育むみなとのブルーインフラ拡大プロジェクト」を進めます
~ブルーカーボン生態系を活用した豊かな海の実現、地球温暖化対策への貢献~

令和4年12月27日

 国土交通省は海洋植物が持つCO2吸収や水質浄化といった効果に着目し、ブルーカーボン※1 生態系を活用したCO2 吸収源の拡大によるカーボンニュートラルの実現への貢献や生物多様性による豊かな海の実現を目指し、ブルーインフラ※2 の拡大を進めるため、「命を育むみなとのブルーインフラ拡大プロジェクト」を今年度よりスタートさせます。
                              ※1 ブルーカーボン:海洋植物に取り込まれた炭素
                                          ※2 ブルーインフラ:藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物

 陸上の森林と同じように海にもCO2 を吸収する海洋植物が生息しています。ブルーカーボンを隔離・貯留する海洋植物等の海洋生態系は「ブルーカーボン生態系」と呼ばれ、カーボンニュートラルの実現に寄与する新たな選択肢として注目されています。
 これまでも浚渫土砂や産業副産物等を活用し、藻場や干潟の造成等に関する取組が全国で行われてきました。国土交通省では、今後藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物を「ブルーインフラ」と呼び、ブルーインフラとして整備を進めていきたいと考えています。このため、今年度よりブルーインフラを全国の海へ拡大することを目指し、市民団体や企業の参加を促進するためのマッチング支援及び普及啓発を進めるなど、先導的な取組の推進を図る「命を育むみなとのブルーインフラ拡大プロジェクト」を推進します。
 今回の発表に合わせ、ブルーインフラ拡大プロジェクトの理解を深めていただく資料とブルーインフラの保全・再生・創出に関する主な取組事例集を公表しますので、ご参照ください。