すっかり秋ですね。
わたしの業務も先日ようやく”夏季”調査が終わりまして(ギリギリセーフ?で)ホッとしているところです。
そして筆記試験からひと月が経過し、皆さん試験のことは脇に置いて日々を過ごされていることと思います。現にブログの訪問者数もすごく少なくなっています(笑)
いまは試験スケジュール的には小休止の期間になりますかね。しっかり休んで来るべき口頭試験、あるいは来年の筆記試験に向けて英気を養っておいてください。
とはいえ、爪はひそかに研いでおくことをオススメします。
筆記試験の出題テーマは秋から冬にかけての社会の動き、行政の取組施策から出題されることが多いですからね。
で、さっそくに試験的にもたいへん重要な報道がありましたのでご紹介いたします。
今回の中間とりまとめは要注目ですよ!
来年の建設部門必須科目Ⅰはこれを踏まえて解答する必要がありますね。今年度の口頭試験では直接問われることはないと思いますが、口頭試験でもこの内容を踏まえた回答ができると安心ですよね。今年の受験生も来年の受験生も皆さん、いまのうちにチェックしておいてください。
なんせ今後の国土形成上の課題(というか踏まえるべき状況)である
●頻発する大規模災害
●新型コロナ感染症の拡大
●SDGs
●デジタル革命
について取り上げられています。
ほかにも「東京一極集中」などもありますので、ぜひチェックしてください。
アオウミガメもサンゴ礁のすき間で小休止
【那覇港沖にて】
2050年を展望した国土の方向性と課題を公表します
~「国土の長期展望専門委員会」中間とりまとめ~
令和2年10月23日
国土交通省では、昨年10月以降、新型コロナウイルス感染症による影響も踏まえながら、2050年の国土の姿と長期的な課題について検討を進めてきました。
このたびその中間とりまとめとして、2050年に向けた国土の基本的考え方や国土づくりの方向性・課題を整理しました。
1. 中間とりまとめのポイント
自然災害の激甚化・頻発化、新型コロナウイルス感染症の発生・まん延、SDGsの取組、世界中で進展するデジタル革命など、昨今、我が国の国土を巡る状況に大きな変化が生じています。
特に、テレワークなど「密」を避ける新しい生活様式は、これまでの働き方や暮らし方を見直すきっかけとなり、国民のマインドに大きな変化をもたらしています。
中間とりまとめでは、人口構造をはじめとする2050年の国土を巡る長期的な推計等を示すとともに、この1年間の検討を踏まえ「物」にとどまらない「真の豊かさ」を目指すことを基本的考え方として明確化しました。また、国土づくりにより対応すべき「リスク・課題」や豊かさの実現のために目指すべき「国土の姿」に関して、論点を明らかにしています。
2. 今後の検討内容
東京への過度な人口集中を是正し、地方においても豊かな暮らしを実現できるようにしていくため、本中間とりまとめで整理されたデータや論点も踏まえつつ、地方の生活圏域の在り方などについてさらに検討を深めていきます。2021年初夏を目途に最終とりまとめの予定です。
中間とりまとめに関する資料は、下記URLからご覧下さい。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/kokudo03_sg_000214.html
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
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