筆記試験、たいへんお疲れさまでした(^^)/
皆さん、どうでしたか?
皆さん、どうでしたか?
コロナ関連で昼食休憩が廃止され、12時の試験開始からの6時間ぶっ通しの試験でした(必須科目と選択科目の間の30分の休憩はあっという間でしたよね)。
試験会場で知り合いからチラッと建設部門や建設環境の問題文を見せてもらいましたが、わりと王道の出題だったですよね。
わたしは今回は環境部門の自然環境保全で受験したのですが、勉強していたジャンルが建設環境のほうで出題されたりと、やはり部門は違えど両科目はとても近い分野なのだと感じました。
試験会場で知り合いからチラッと建設部門や建設環境の問題文を見せてもらいましたが、わりと王道の出題だったですよね。
わたしは今回は環境部門の自然環境保全で受験したのですが、勉強していたジャンルが建設環境のほうで出題されたりと、やはり部門は違えど両科目はとても近い分野なのだと感じました。
それではさっそくに試験問題を振り返ってみましょう。順番としては、建設部門共通の必須科目からになるわけですが、ルーティーン的にⅡ-1から投稿します。
4つの設問のうち1問を選ぶスタイルの、「選択科目」に関する専門知識について試される選択科目Ⅱ-1です。
○再生可能エネルギー発電施設の環境アセス(存在又は供用)
○特定建設資材廃棄物の再資源化促進策
○土壌汚染の除去等の措置
○国土のストックとしての価値向上における取組
どうですか?ほぼ王道ジャンルからの出題ですよね。
9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)
Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち1設問を選び解答せよ。(緑色の答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙1枚にまとめよ。)
Ⅱ-1-1 再生可能エネルギー源を利用した一般的な事業内容を有する発電設備の設置計画がある。この発電設備が存在すること,又は供用されることにより,環境の自然的構成要素の良好な状態の保持の点から調査,予測及び評価されるべき環境要素がある。
環境影響評価法に基づく手続を進めることを前提としたとき,計画している「再生可能エネルギー源を利用した発電設備」,「調査,予測及び評価されるべき環境要素」,及びその「対策」の組合せを2つ挙げ,それぞれその内容を説明せよ。
Ⅱ-1-3 直接採取の観点から土壌汚染の除去等の措置が必要な場合において,「土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第3版)(平成31年3月環境省水・大気環境局土壌環境課)」に位置付けられている汚染の除去等の措置の種類を3つ挙げ,そのうち1つの措置についてその概要を説明せよ。
Ⅱ-1-4 「第五次環境基本計画(平成30年4月17日閣議決定)」では,「国土のストックとしての価値向上」が重点戦略の1つとして位置づけられている。「国土のストックとしての価値向上」では,「自然との共生を軸とした国土の多様性の維持」として,「自然資本の維持・充実・活用」,「生態系ネットワークの構築」,「海洋環境の保全」,「健全な水循環の維持又は回復」,「外来生物対策」を含む7項目が示されている。そこで,ここに示した5項目の中から2つ挙げ,それぞれについて,建設部門としての具体的な取組を説明せよ。
沖縄コンベンションセンター展示棟
【沖縄県宜野湾市】
●再生可能エネルギー発電施設の存在・供用における環境アセス
●建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)の概要
●土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第3版)
●第5次環境基本計画の概要
●建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)の概要
●土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第3版)
●第5次環境基本計画の概要
4つ目の第五次環境基本計画からの「国土のストックとしての価値向上」はわたしが今回受験した環境部門の必須科目で出題された分野でした。「国土のストックとしての価値向上」とあるだけでなんのこっちゃわからず半ば無理やり記述したのですがEco-DRRについて書いたのであながち外れていませんでした。ギリギリセーフだといいのですが。
5月に予想した「令和2年度技術士第2次試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ-1)」では、
①SDGsのゴールに向けた建設分野での取組
②グリーンインフラ推進戦略
③侵略的外来生物への対処
④沿岸透明度の目標設定ガイドライン
⑤砂浜保全
⑥海洋再生可能エネルギー発電、洋上風力発電アセス
⑦土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第3版)
⑧廃プラスチック問題と建設リサイクル
②グリーンインフラ推進戦略
③侵略的外来生物への対処
④沿岸透明度の目標設定ガイドライン
⑤砂浜保全
⑥海洋再生可能エネルギー発電、洋上風力発電アセス
⑦土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第3版)
⑧廃プラスチック問題と建設リサイクル
としました。
結果を検証してみますと、
⑦土壌汚染対策法がドンピシャ!、⑥海洋再生可能エネルギー発電、洋上風力発電アセスも再生可能エネルギー発電施設のアセスということであながち的外れではなく、②グリーンインフラと③侵略的外来生物は第五次環境基本計画の「国土のストックとしての価値向上」に含まれていますのでこれも当たらずとも遠からずと言えましょう(グリーンインフラはⅢで出題されました!)、最後の⑧廃プラスチック問題と建設リサイクルは、プラスチックではないのですが建設リサイクルとしては同ジャンルと言えなくもないです(ちょっと苦しいでしょうか。。。)
というように、なんだかんだで今回は4問とも結構カスっていたのではないかと自負しています。
皆さん、書けているとイイのですが、いかがだったでしょうか。
Ⅱ-2は次回とします。
Ⅱ-2は次回とします。
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