部門科目は、水産部門の水産水域環境です。
残念なことに来年度からは科目が統合されますので「水産水域環境」としては最後の試験となります。
受験人数も少ないのか事前の情報がほとんどなく過去問くらいしか拠り所がありませんでしたが、わたしにとっては馴染みの深い分野なので違和感なく取り組めました。むしろ建設部門よりホーム感があったかもしれません。水域の生きものがらみの環境分野に携わっておられるかたは納得していただけると思います。
わたしの前後の受験生も同業他社の知り合いでした(ちなみに隣の列は建設部門の建設環境でした。これまた知り合いだらけ)。
まずⅡ-1の4つの設問から2問を選ぶスタイルの専門知識問題です。
- レジームシフト(これは水産分野のひとにしかわからないでしょうね)
- 環境DNA(これにしようかと最後まで迷いました)
- 多自然川づくり(大当たり!)
- 湖沼の水質保全改善策(無難にコレを選びました)
また、このブログでは「多自然川づくり」を推していましたが(今回の試験では出題されませんでしたが)、なんと水産水域環境のほうで出題されました。
わたしにとってはラッキーでした。
準備していた建設環境の皆さん、たいへんすみません。
14-4 水産水域環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)
Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し,それぞれ1枚以内にまとめよ。)
Ⅱ-1-1 レジームシフト理論の概要を説明し,地球温暖化との相違について述べよ。
Ⅱ-1-2 環境DNA技術について知るところを示し,その水産水域環境分野における活用の可能性について述べよ。
Ⅱ-1-3 多自然川づくりの概要を説明し,魚類の生息場の保全,再生に果たす役割を述べよ。
Ⅱ-1-4 湖沼における水質悪化の要因を踏まえ,水質保全・改善の方策を述べよ。
どうですか?
建設環境ジャンルの知識でも、結構、書けそうですよね?
Ⅱ‐2については次回に取り上げます。
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