2021年6月4日金曜日

水産白書 ~マーケットインの発想で水産業の成長産業化を目指す~

案の定というかなんというか、先日の離島出張ではちょっと気になる事態が周りで発生しまして、帰りの那覇空港でPCR検査を受けることになりました。
結果が出るまで自宅待機ということで翌日いちにち自室にこもっておとなしくしていたのですが、無事に陰性(というかウイルス検出されず)との知らせが届き安堵したところです。いやぁ怖いですね。沖縄はますます状況が悪化しています。なんとかここらあたりをピークに抑え込めればいいのですが。

本日、水産白書が閣議決定のうえ公表されました。
これまで国土交通白書と環境白書しか取り上げていなかったのですが、だんだんと水産部門の受験生も増えてきたので今年から取り上げることにします。建設環境のかたには直接関係ないかもしれませんが、それでも海や海岸あたりのことを生業としているかたは水産白書からのトピックを論文の彩に添えるとより多面的な視点をアピールできるんじゃないかと思います。もちろん水産部門のかたは概要版は必読です。

【石垣島】

プレスリリース

「マーケットインの発想で水産業の成長産業化を目指す」を特集~令和2年度水産白書の公表~

令和3年6月4日
水産庁



本日、令和2年度水産白書が閣議決定されました。
今回の白書では、「マーケットインの発想で水産業の成長産業化を目指す」を特集テーマとし、地域の強みを生かした取組事例から今後の方向性を考察しています。このほか、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を含め、我が国水産業をめぐる動きについて掲載するなど、広く我が国の水産業について理解してもらうことを目指しています。

1.令和2年度水産白書の概要


 水産白書は、水産基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものです。
「令和2年度水産白書」では、水産業における国内外の環境や消費者ニーズの変化、消費行動の多様化等への対応が求められていることから、「マーケットインの発想で水産業の成長産業化を目指す」を特集しました。水産関係事業者がそれぞれの地域の実情に即しつつ、地域の強みを生かして行っている様々なマーケットインの取組事例を紹介するとともに、マーケットインの取組として求められる方向性について考察しています。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大による水産業への影響を含め、我が国水産業をめぐる動きや、水産物の安定供給と水産業の健全な発展を図るために講じている各般の施策について記述しています。

「令和2年度水産白書」は、以下のURLで御覧になれます。

2.内容のポイント

令和2年度水産の動向

(特集) マーケットインの発想で水産業の成長産業化を目指す
 水産関係事業者がそれぞれの地域の実情に即しつつ、地域の強みを生かして行っている様々なマーケットインの取組事例を紹介するとともに、水産業の成長産業化に向けたマーケットインの取組の推進のために何が必要であるかについて記述

第1章 我が国の水産物の需給・消費をめぐる動き

 水産物の需給、食用魚介類自給率、消費、輸出入等について記述

第2章 我が国の水産業をめぐる動き
 漁業・養殖業の生産量・額、漁業経営、漁業就業者、水産流通・加工等について記述

第3章 水産資源及び漁場環境をめぐる動き
 我が国周辺の水産資源の状況、資源管理、漁業取締り、漁場環境保全等について記述

第4章 水産業をめぐる国際情勢
 世界の漁業・養殖業の生産量、貿易量・額、地域漁業管理機関、他国との関係等について記述

第5章 安全で活力ある漁村づくり
 水産業・漁村の多面的機能、防災・減災対策、漁村の活性化等について記述

第6章 東日本大震災から10年を経た復興の現状
 水産業・漁村の復興状況、原発事故への対応等について記述

令和3年度水産施策

 令和3年度予算等を基に施策の概要を整理

<添付資料>
報道発表資料(PDF : 606KB)

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