なかなか梅雨が明けません。沖縄は例年ですと6/23の慰霊の日前後に明けるものなんです。
昨日は未明から昼過ぎまで、沖縄本島ではまたまた線状降水帯に見舞われてしまいました。長かったです。。。休みなしの連続豪雨で屋外の排水口から水が吹き上がるし、向いの児童公園の階段なんかはもうなんというか滝というか濁流でした。薄暗がりの視界もないなか、バリバリと破れるような音というか振動を轟かせながら雷が近くに落ちるし、この世の終わりさながらでした。
各地で土砂崩れ、河川の増水で道路が冠水、家屋や店舗が浸水するなど被害があり、わたしの住むエリアも紫色の警戒レベル4、ついには避難指示が発令されてしまいました。
ところで、結局、避難指示ってなんなん?ということで検索してみたところ「全員避難」とあったので(いまさらながら)とてもビックリしてしまいました。わかっているようで大事なことは全然伝わっていなかったんですね。わたしの防災意識が低かったこともありますが、技術士論文的に防災減災については日常から多面的に考えている(←ホントですか)このわたしでさえこのザマですから、一般のかたにいたっては何をかいわんやですよね。
偶然ながら(時節柄でしょうけれども)、日を同じくして、国交省から「防災用語ウエブサイト」が立ち上がったとの報道発表があったのでご紹介します。
コレ、技術士コンピテンシーでいうところのまさに「コミュニケーション」ですよね。そういった意識でこのネタを論文に取り込む(活用する)とほかのひとと差がつくかもかもしれません(ホントですか)。
金城ダムの周回道路にて
【沖縄県那覇市】
防災情報を報道・伝達する際のポイントや留意点をまとめました
~ 「防災用語ウェブサイト」をオープン ~
令和3年6月29日
水害・土砂災害の危険が高まった際に行政機関から発表される防災情報や用語について、その意味に加えて、情報が発表された際に求められる行動や、情報を報道・伝達する際の留意点などをまとめた「防災用語ウェブサイト」を本日、オープンしました。
- 国土交通省では、近年の災害の激甚化に対応するため、詳細な防災情報の提供に努めてきましたが、専門的で分かりにくいといった住民や報道機関の方々からのご指摘を踏まえ、防災用語の改善や伝え方の工夫の検討を進めてきました。
(参考)水害・土砂災害に関する防災用語改善検討会
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/bousaiyougo/ - こうした取組の一つとして、メディアの方々が防災情報を報道・伝達する際の参考に活用いただける「防災用語ウェブサイト」を本日、オープンしました。
- 本ウェブサイトは、メディアの方に限らず住民の皆様も利用可能ですので、防災用語の意味や災害時にとる行動の確認などにご活用下さい。
- 今回は第一弾として、「氾濫危険情報」や「緊急放流」など、災害の切迫性が高まった際に避難などの行動を呼びかける防災用語約80語を掲載しています。
- 国土交通省では、引き続き、掲載する用語の拡充を図るとともに、利用者のご意見などをうかがいながら改善を進めていき、住民やメディアの皆様とのリスクコミュニケーションの充実に努めてまいります。
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