2022年5月5日木曜日

R4環境部門の要チェック分野まとめ(Ⅰ)

沖縄地方、梅雨入りしました!
沖縄に限らずなんだか今年はちょっと暦が早いですね。実はいま北海道に滞在しているのですが桜の開花(というか葉桜化)も心なしか早いです。桜はちょっと逃しましたが、ゴールデンカムイが完結したタイミングで北海道は函館にやってくることができました。いやぁ感慨深いですねぇ。函館駅や五稜郭だけじゃなくて、北方民族資料館にも行ってしまいましたよ!

前回まではこのブログのメイン科目である建設部門の建設環境向けでしたが、今回は環境部門自然環境保全の出題ジャンル予想をまとめた要チェック分野まとめ、まずは環境部門共通の必須科目Ⅰ、記述式(解答用紙3枚)です。
必須科目Ⅰでは下記について問われます。
「技術部門」全般にわたる専門知識,応用能力,問題解決能力及び課題遂行能力に関するもので,現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決方法を提示し遂行していくための提案を問う。

環境部門はハッキリ言って「第5次環境基本計画」から出題されます。これに尽きます。
令和2年度試験でそのものズバリ出題されましたが、今後も手を変え品を変え出題されるはずです。
第5次環境基本計画の「我が国が抱える環境・経済・社会の課題」と、それを踏まえて「環境・経済・社会の統合的向上」に向けた方策を論理的にまとめることができたらバッチリです!
ぜひ「6つの重点戦略」のひとつひとつを進めるうえでの課題とその解決策を骨子などで整理しておいてください。
そしてその肉付けにあたって環境白書だとか環境省から報道発表される環境分野の施策に関する資料などを参考にしてください。

では具体的にこれまでどういったことが出題されていたのか見てゆきましょう。

①環境保全と両立した再生可能エネルギー
②地球規模での環境危機

R2
①重点戦略(第5次環境基本計画から)
②地域循環共生圏

R1
①持続可能な社会への転換に必要となるイノベーション
②環境分野とかかわりが深いSDGs5つのゴール

H24
●今後の環境政策のあり方(第4次環境基本計画から)

H23
●グリーンイノベーション、3つの社会(低炭素社会・循環型社会・自然共生社会)

H22
●環境先進国HERB(第3次環境基本計画から)

H21
●持続可能な社会(第3次環境基本計画から)

H20
●持続可能な社会(第3次環境基本計画から)

H19
●持続可能な社会(第3次環境基本計画から)

最新の環境基本計画からしか出ていないといっても過言ではないですよね。しかも平成19~21年度は全く同じような内容で出題されています。
つまり、令和4年度試験も「持続可能な社会を実現するための課題とその解決策」を「第5次環境基本計画」を踏まえた内容で展開できればOKです。ただ、ここ数年の環境分野の動きも踏まえる必要がありますよね。SDGsを筆頭に、海洋プラスチック汚染なんかも要注目です。
とはいえやっぱりなんといっても「脱炭素」ですよね。
昨年度も再生可能エネルギーということで絡んでいますが、別の側面からの課題が出題されると思います。「脱炭素」絶対出ますから、守備範囲を広くとって、なんでも来いの姿勢で臨んでください。それには脱炭素ポータルが手っ取り早いです。ぜひチェックしてください!

五稜郭タワーから
【北海道函館市】

わたしの講座です。論文の添削を受けたい方はぜひどうぞ。

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