2022年5月8日日曜日

R4環境部門(自然環境保全)の要チェック分野まとめ(Ⅱ-1)

今日でGWも最終日ですね。この休み期間に意識をどれだけ試験対策に割いたかで試験本番までの残りあと2か月の期間をさらに頑張れるがどうかが分かれるのだと思います。頑張ったひとはそのままその調子で、予定通りにはいかなかったひとはその気持ちをバネに盛り返して頑張ってください!

自然環境保全のⅡ-1の予想はサッパリわかりませんし、昨年度も全然当たりませんでした。。。しかし昨年の出題はあらためて眺めても渋いですねえ。そういうことから都合よく考えると、R4は順当な出題になるんじゃないでしょうか(希望的観測)。

①火山地形の国立国定公園
②世界自然遺産のOUV
③特定第二種国内希少野生動植物種
④持続可能な生物資源の管理に関する認証制度

R2
①ラムサール条約湿地とその保全措置
②環境DNA分析技術の特徴と効果、課題と展望
③野生生物の保護管理制度
④渓畔林・河畔林の特徴と機能

R1
①藻場の機能と減少要因
②愛知目標、我が国の取り組み
③森林認証制度
④自然環境保全地域と自然公園それぞれの制度

H30
①生物多様性を社会に浸透させる取り組み
②世界自然遺産地域の保護管理
③生物多様性の第2の危機
④ユネスコ世界ジオパーク

H29
①緑の国勢調査やモニタリングサイト1000
②国内希少野生動植物種と保護増殖事業
③ユネスコエコパーク
④生物多様性オフセット

H28
①鳥獣の管理(鳥獣保護管理法)
②生態系を用いた防災・減災(Eco-DRR)
③ミティゲーション
④里地里山における木質バイオマスエネルギー

H27
①自然環境保全地域
②鳥獣保護法改正と狩猟者の確保と育成
③自然公園等における利用者負担
④希少野生動植物の現況と保全

H26
①グリーン復興の取り組みと生物多様性保全への配慮
②里山の生物多様性
③自然の恵みの経済的価値評価
④自然との触れ合いのための歩道

H25
①コナラ林の適切管理
②自然解説標識
③在来生物の生息・生育域の変化
④自然再生事業におけるモニタリング及び順応的管理

でした。
当たり前ですがぜんぶ「生物多様性」ですね。さまざまな側面での生物多様性について問われています。
特に生物多様性や自然公園管理に係る法律や制度の変更時期はその話題が取り上げられることが多いようです。要チェックですね。
そういう意味では30by30をイチオシしたいと思います!
次いで話題性ということからするとアメリカザリガニ(外来種対策)あたりはいかがでしょうか。

とはいえ、出題されるネタ(テーマ)をズバリ予想するのはやっぱり困難です。
でも、何が出ようとも4つのうちから1つを答えればいいわけですから、それくらいはなんとか答えてほしいものです。それができないようでは自然環境保全の技術士に相応しいとは言えません。
なぁーんて脅すようなことを書いちゃいましたが、なにも満点じゃなくてもいいんです。6割でいいんですから、訊かれたことに対してなんかかんか回答しさえすれば合格レベルの6割には達すると思います、達するはずです。
たとえばクライアントとの打ち合わせ協議でなんかしら質問されたというシチュエーションを考えてみてください。詳しくは知らないようなことについて訊かれても専門家を自負している以上、記憶をたどりながらでもわかる範囲でなんとか答えますよね?まったく何も答えられなかった、ということはないんじゃないですか?アレと一緒です。

上記分野は傾向もヘッタクレもありません。こう言ってはミもフタもありませんが、試験に出る出ないも関係ありません。基礎の基礎、専門のなかの専門として習熟しておいてください。

知床世界遺産センター
【北海道斜里郡斜里町ウトロ】

わたしの講座です。論文の添削を受けたい方はぜひどうぞ。

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