2019年7月3日水曜日

令和元年版 国土交通白書

国土交通白書がリリースされました。
昨年の「大きく変化する暮らしに寄り添う国土交通行政」といった生活密着路線(?)に引き続き、今年は「令和時代の「豊かな生活空間」とは」です。
「新しい時代に応える国土交通政策」をテーマに、平成時代の技術の進歩や日本人の感性(美意識)の変化などを振り返り、新しい令和時代の「豊かな生活空間」に向けた国土交通政策について展望しているんだそうです。
「サイエンスとアートの融合」だとか、「日本人の感性(美意識)」だとか、やや抽象的な表現なので実際に手に取って読んでみないとわかりませんね。
パッと見、「インフラは外国人観光客にウケるデザインにしましょう!」とも読めなくもないですが。

ひねくれずに建設環境の立場から見てみると、「日本人の美意識」を育んできたのは間違いなく日本の自然環境ですから、この自然環境との両立を意識することなく「豊かな生活空間」づくりは成り立たないと思ます。
という熱い情熱を感じさせるような表現を論文に盛り込むと、同じような内容の回答論文群のなかでキラッと光って好印象かもしれません(もちろん無理に書く必要はありません)。

無電柱化(電線地中化)した蔵造りの町並み
【埼玉県川越市】

報道・広報

令和元年版国土交通白書 令和時代の「豊かな生活空間」とは
~技術の進歩と日本人の感性(美意識)を活かして~

令和元年7月2日
今回の国土交通白書では、「新しい時代に応える国土交通政策」をテーマに、平成時代の技術の進歩や日本人の感性(美意識)の変化などを振り返り、新しい令和時代の「豊かな生活空間」に向けた国土交通政策について展望しています。

概要

〇 国土交通白書は、国土交通省の施策全般に関する年次報告として、公表しているものです。本年は、令和への移行に当たり、平成を「技術の進歩」と自然・伝統など「日本人の感性(美意識)」から振り返りつつ、新しい時代に求められる「豊かな生活空間」について検討しました。

〇 独自の国民意識調査や既往の調査を整理・分析した結果を踏まえ、
 ・平成は、ICTなど技術の進歩に加え、「物」ではなく「心」の豊かさを重視する人が約6割までになったこと、
 ・新しい時代には、自動運転やVRなどの技術の進歩により時間的・場所的な制約から更に解放され、それが充実したヒューマンライフの実現につながること、
 ・これからの生活空間の在り方として、日本人の感性(美意識)を今以上に取り込むべきと考える人の割合がすべての年代で約8割であること、   
 ・将来住んでみたい街の特徴として、「きめ細やかな配慮がある」「自然・歴史・伝統を感じる」ことを希望する人が約8割に達すること、
 等について言及しています。

〇 その上で、国土交通省は、これまでの取組みの深化に加え、新技術と一体となった新たな取組み(サイエンスとアートの融合)を進めていくこととしています。これにより、生活空間(住空間、公共空間、移動空間)における利便性や快適さを高めるとともに、「真の豊かさ」につながる、日本人の感性(美意識)を取り入れた新しい生活空間づくりを目指します。

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