2019年7月17日水曜日

建設環境 選択科目Ⅲ 生物多様性保全再生の取組と、都市と緑・農が共生するまちづくり

「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が生物多様性保全再生の取組、Ⅲ-2が都市農業振興計画でした。
都市農業は数年前にブログで取り上げたきり、すっかり忘れていました。。。。まさかⅢで出題されるとは。
というわけで、ほとんどのかたは生物多様性のほうを選ばれたのでしょうか。しかし自然環境系のひとにとっては基本中の基本、王道中の王道なのでいいとして、生活環境系のかたはなかなかに厳しかったかもしれませんね。。。だからと言って農業を選ぶわけにもいかないし。。。。
そして『平成 31 年度技術士第二次試験に関する出題内容等について』には選択科目Ⅲは「問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの」とあるのに、ふたを開けてみたら「課題を抽出し分析せよ」て、話が違いますよね。。。。午前の必須科目で経験済とはいえ、皆さん動じずに対応できていたらよいのですが。

【南海電鉄の車内にて】

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚以内にまとめよ。)

 Ⅲ-1 これまでの急激な都市化等により,水辺や緑地,藻場,干潟等の自然環境が失われつつあるなど,生態系の破壊,分断,劣化等が進行している。そのため人類の存立基盤である環境が,将来にわたって維持されるよう,生物多様性が保たれた良好な自然環境の保全,再生等の取組を加速する必要がある。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)社会資本整備事業において,生物多様性の保全,再生等の取組を行うに当たって,技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。

(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

自然共生と生物多様性の保全(国土交通省)

シツコク「課題」について取り上げますが、「課題を抽出し」はこれまで通りなのでまだいいとして、「分析せよ」ってビビっちゃいますよね。
生物多様性の保全・再生というテーマそのものには抵抗がなかったと思いますが、この「分析せよ」に怯んじゃったひともいるようです。言葉の圧力に惑わされずに落ち着いて対応できたらいいのですが。

もういっこの問題もテーマが異なるだけでそれ以外は全く同じ問い方でしたので、続けてⅢ-2も掲載しちゃいます。見比べてみてください。そして実はこれ、建設環境のなかのはなしだけじゃなくて、全部門全科目ともこんなだったみたいですよ。

 Ⅲ-2 人口減少,少子高齢化等を踏まえた計画的な土地利用コントロールによる緑地・農地と調和した都市環境・都市景観の形成や,平成28年5月に策定された「都市農業振興基本計画」等を踏まえ,都市農地の保全や都市農業の多様な機能の発揮に関する取組を地域ごとに行うことが求められている。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)ある地域で都市と緑・農が共生するまちづくりの検討を実施するに当たって,技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。

(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

考えてみよう。都市農業の多面的機能。 ←6つの機能があるんですね
農地を都市に「あるべきもの」 へと転換 ~ 「都市農業振興基本計画」

これは都市計画系のひとじゃないと書けませんね。あるいは農業部門農村地域・資源計画(旧農村環境)の技術士のひとか。。。。繰り返しますがまさかこれが選択科目Ⅲで出題されるとは。。。。

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