2019年7月31日水曜日

コンパクトシティ政策の次のステージに向けて ~中間とりまとめ~

暑いですね~。
わたしの本業でもある海の生きもの調査が本格的にスタートしました。そんなわけで試験が終わってからというもの連日のように海に潜っています。離島出張が続いているもんですから、沖縄本島とは比べものにならないくらい透き通ったエメラルドグリーンの海を目にすると、仕事なんですが夏休みの小旅行気分です。

その旅行中(じゃなくて出張中)にも添削講座への問い合わせをいただいています。
先週から令和2年度試験に向けた添削講座を開始したわけですが、早くも応募があることに驚いています(開設前から問い合わせもいただきました)。これまではもう少しゆっくり始動していたように記憶していますが、今年は早いですね。
令和2年度技術士試験 添削講座

さらに先日の筆記試験の再現論文コメント評価のほうも例年以上に申し込みをいただいております。応募のある部門もわたしがこれまで拝見したことのない専門外&想像外の部門のかたからもコメントがほしいとの問い合わせも複数いただいております。それだけこのブログを見てくださっているかたが多いのだと、驚くとともに嬉しい気持ちでいっぱいです。専門外ですができるだけ力になりたいと誠心誠意、コメントをお返しするよう努めています。
令和元年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価

そんな折、国交省からコンパクトシティについての新たな方策が公表されました(といってもそんなに目新しくはないようですが)。
今年度から建設一般、必須科目も論文試験となりました。これまでの建設環境目線だけでなく、建設部門の技術者としての目線でこういった政策、社会的課題を見つめなおしてみてください。

暑中お見舞い申し上げます
野甫大橋から伊是名島を望む【沖縄県島尻郡伊平屋村】

報道・広報

コンパクトシティ政策の次のステージに向けて

~都市計画基本問題小委員会 中間とりまとめ~


令和元年7月30日
 今般、社会資本整備審議会「都市計画基本問題小委員会」において、「コンパクトシティ政策」「都市居住の安全確保」に関する方策がとりまとめられました。
 今後、国土交通省において、居住誘導区域における生活利便施設の立地促進やハザードエリアへの住宅の立地抑制など、次期通常国会での制度化や、令和2年度予算概算要求等を目指して、本とりまとめの具体化に向けた検討を進めてまいります。

 都市計画基本問題小委員会は、今日の都市計画基本問題(都市において現実に生じている、都市計画に起因し、又は関連する基本的かつ構造的な諸課題)について、解決に向けて講ずべき施策の方向性を幅広く検討するため、社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会のもと、平成29年2月に設置されました。(委員は別紙1参照)  
 第一弾として、空き地、空き家等の低未利用地の増加を背景とする「都市のスポンジ化」について、平成29年8月にとりまとめ、それを具体化した改正都市再生特別措置法等が平成30年7月に施行されました。  
 平成31年2月に再開し、「コンパクトシティ政策」「都市居住の安全確保」について7回会議を開催して、議論を重ねてまいりました。

〈中間とりまとめの主な内容〉
 1.コンパクトシティの意義等をわかりやすく整理・共有すること
 2.立地適正化計画の制度・運用を不断に改善し、実効性を高めること
 3.分野や市町村域を超えた連携を進めること
 4.居住誘導区域外に目配りすること
 5.市街地の拡散を抑制すること
 6.立地適正化計画等と防災対策を連携させること

(添付資料)
都市計画基本問題小委員会 中間とりまとめ「概要」 ※とりまとめ資料「本文」「参考資料」、過去の会議資料については、以下の国土交通 省HPに掲載しております。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s204_toshikeikakukihonmondai_past.html

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