2022年7月19日火曜日

建設環境 選択科目Ⅱ-1

それでは建設環境Ⅱ‐1、4つの設問のうち1問を選ぶスタイルの、「選択科目」に関する専門知識について試される選択科目Ⅱ-1です。

○道路または鉄道の騒音対策
○猛禽類の「前倒環境調査」
○Eco-DRR
○建設発生土と建設汚泥

騒音対策、あるいはEco-DRRや建設発生土あたりはこれまでも手を変え品を変え出題されているのでなんとかイケたのではないでしょうか。
それにしても「前倒環境調査」は要注目ですね。次年度以降のⅡ‐2とかⅢで出題される可能性もあるんじゃないでしょうか。

9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち1設問を選び解答せよ。(緑色の答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙1枚にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 道路や鉄道の建設に伴う供用後の騒音への対応としては,道路では道路構造対策や交通流対策,鉄道では車両対策や地上設備対策が挙げられる。そこで,道路か鉄道のいずれか1つを選び,文中に示した2つの対策について具体例とその具体例によって騒音が低減する理由を説明せよ。

Ⅱ-1-2 再生可能エネルギーの早期導入が求められている中,環境影響評価法に基づき風力発電所の環境影響評価を進めていくうえで,現況調査等の作業を配慮書手続や方法書手続に先行してあるいは同時進行で進める「前倒環境調査」がある。そこで,「前倒環境調査」として配慮書手続の開始以前の着手が推奨される調査項目の猛禽類について,「前倒環境調査」にて把握すべき内容,実施により期待される複数の効果を説明せよ。そのうえで,猛禽類について「前倒環境調査」を実施する場合の留意事項とその対策を説明せよ。

Ⅱ-1-3 生態系を活用した防災・減災(Ecosystem based Disaster Risk Reduction:Eco-DRR)の考え方について説明せよ。そのうえで,導入が可能と考えられるケースを1つ取り上げ,その概要について説明し,導入に当たり留意すべき事項を2つ挙げ説明せよ。

Ⅱ-1-4 我が国における建設リサイクルの取組に関し,「建設発生土」と「建設汚泥」の違いを説明せよ。そのうえで「建設発生土」と「建設汚泥」のどちらかを選び,建設リサイクルにおける課題と,有効利用及び適正処理の方策について説明せよ。

【沖縄県本部町】


5月に出題ジャンルを予想したわけですが、⑦風力発電、⑨騒音、⑩土壌汚染対策or建設発生土を取り上げており、ジャンルとしてはアタッタと言えばアタッタといえるのではないでしょうか。とはいえドンピシャではないような微妙な手ごたえです(笑)。
でも毎年同じことを書いていますが、4つのうちどれか1つは合格レベル(6割)で書けたのではないでしょうか。
これが書けないようでは厳しいことを言うようですがまだまだです。

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