2022年7月21日木曜日

自然環境保全 Ⅱ-1

続きまして、自然環境保全Ⅱ‐1、4つの設問のうち1問を選ぶスタイルの、「選択科目」に関する専門知識について試される選択科目Ⅱ-1です。

○自然公園と重複するジオパーク
○遺存固有(古固有)と新固有
○自然公園内での景観配慮
○30by30

30by30はやっぱり出ましたね。そのほかさすが自然公園系が多いですね。遺存固有も世界遺産の選定の際によく話題に上がるヤツですからね(無理やりですが)。
しかしアレですね、わたくしイチオシのアメリカザリガニ(などの外来種)は取り上げられませんでしたね。。。。試験前ひと月のアメリカザリガニを扱った投稿の閲覧数がものすごく伸びていたので皆さん注目してくれているんだな、と思っていました。予想が外れてしまい申し訳ありません。でも30by30はそのものズバリ当たったので勘弁してください。
皆さんは何を選びましたか。

19-3 自然環境保全【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち1設問を選び解答せよ。(緑色の答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙1枚にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 自然環境保全に関係するプログラムであるジオパークは,自然公園と重複している場合が多い。この点について,以下の問いに答えよ。
(1)我が国で認定されているユネスコ世界ジオパークのうち,認定地域の一部が国立・国定公園と重複している地域を2箇所以上,重複している国立・国定公園名とともに挙げよ。
(2)自然公園の指定地域とジオパークの認定地域が重複することによって生じる,地域の自然資源の保全と利用を進めるうえでの効果と課題をそれぞれ述べよ。

Ⅱ-1-2 生物の分類群の固有性について,遺存固有(古固有)と新固有という考え方がある。それぞれについて,固有分類群となる過程と特徴を述べよ。また,それぞれの日本における例を複数挙げよ。

Ⅱ-1-3 自然公園内に建築物を建設するに当たっては,景観への配慮が必要である。景観への配慮の基本的な考え方を述べ,具体的な配慮の方法を3つの観点から示せ。

Ⅱ-1-4 2021年6月に英国で開催されたG7サミットにおいて我が国を含めG7各国が約束した「G7・2030年自然協約」には,生物多様性条約に関する新たな目標として「30by30」が盛り込まれた。2022年3月に生物多様性国家戦略関係省庁連絡会議において了承された「30by30ロードマップ」を踏まえ,「30by30」の内容及びこの目標達成に向けた取組として想定されていることを述べよ。

千の風になって誕生の地
【北海道亀田郡七飯町大沼町 大沼国定公園】


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