2026年7月23日木曜日

水産部門 必須科目Ⅰ 人材確保及び技能・技術継承と増大するリスクも踏まえた成長産業化の実現

今回は建設部門同様に災害対策や災害復興などは出題されませんでした。どちらも将来にわたる水産業の維持発展にかかる重大課題について問われました。
多くのかた(ほぼ水産土木のひと)は成長産業化のほうを選択されたんでしょうかね、そうでもないのかな。

14 水産部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 近年,我が国の水産業を取り巻く環境は大きく変化しており,漁業・養殖業・水産加工業・水産関連施設など,水産部門全体において担い手不足や熟練技能者の高齢化が進行している。この結果,長年現場で培われてきた技能や経験に基づく技術の継承が困難となり,生産性や安全性の低下,さらには水産業の持続的な発展への影響が懸念されている。このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)水産業における人材確保及び技能・技術継承を図るうえで,技術者としての立場から,水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考えられる課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて説明せよ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と,新たに生じうる懸念事項について専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)の実現に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
【東京都江東区

Ⅰ-2 現在の水産基本計画は,令和4年3月の閣議決定から約4年が経過しており,見直しの時期が近づいている。現計画では,水産物の安定供給と食糧安全保障を確保しつつ,水産業を成長産業として発展させるための施策として,「増大するリスクも踏まえた水産業の成長産業化の実現」が掲げられている。水産を取り巻く情勢の変化やリスクの増大が懸念される中,産業としての生産性の向上と所得の増大により,国民に対する水産物の安定的な供給と漁村地域の維持発展に向けて様々な施策が講じられてきた。このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)現在及び令和9年度以降の水産を取り巻く情勢の変化や増大するリスクも想定し,水産業の成長産業化の実現に向けて,技術者としての立場で,水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,それぞれの課題で想定している「増大するリスク」とその課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の具体的な解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と,懸念事項(いわゆる二次リスクであって残留リスクではない)を挙げ,対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)の実現に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

2026年7月22日水曜日

自然環境保全 Ⅲ 太陽光発電施設の導入とICTの利活用

「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が太陽光発電施設導入と環境保全、Ⅲ-2がICTの利活用でした。当たりまえですが、どちらも『自然環境保全分野の技術者の立場』として書いてくださいね。ついついそれを忘れそうになる分野でもあるので注意が必要です。

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅲ-1 2050年ネット・ゼロの実現等に向け,太陽光発電施設の導入と環境保全との両立が課題となっている。このような状況のもと,以下の問いに答えよ。

(1)ある地域への太陽光発電施設の導入に当たり,自然環境保全分野の技術者としての立場で多面的な観点から技術課題を3つ抽出し,その内容を観点とともに示せ。ただし,太陽光発電施設は,環境影響評価法及び環境影響評価条例の対象とならない事業用のもので,建築物の屋根,壁面又は屋上に設置するものを除くものとする。

(2)前問(1)で抽出した技術課題の中で,最も重要と考える技術課題をその理由とともに記し,その技術課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて具体的に示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうる将来的な懸念事項とそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

【北海道苫小牧市】

Ⅲ-2 ICT(情報通信技術)の発展により,自然環境分野においても様々な側面から事業や業務への利活用が進んでいる。例えば,センサーカメラやドローンを活用した野生動植物の生息・生育状況調査,遠隔監視・操作システムや捕獲通知システムを活用した鳥獣被害対策等において,調査精度や作業効率の向上,労力の軽減等が図られている。その一方で,ICTの利活用に関しては様々な課題も顕在化してきている。このような状況を踏まえ,自然環境保全分野の技術者として以下の問いに答えよ。ただし,AIなどの課題解決の支援ツールそのものの解答は求めないこととする。

(1)対象とするICT技術とその活用場面を示したうえで,多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,その内容を観点とともに示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題の中で,最も重要と考える技術課題をその理由とともに記し,その技術課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて具体的に示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうる将来的な懸念事項とそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

自然環境保全 Ⅱ-2 草原の保全再生計画と国立公園インタープリテーション全体計画

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
草原の保全再生とは!これは盲点でした。確かに高齢化や過疎化で問題になっていますからね。もうひとつは国立公園の維持管理モノになると思いますが、これまたインタープリテーション全体計画でした。
どちらを選びましたか?
わたしだったらどっちにするかで結構な時間を費やしてしまいそうです(なんならそれぞれの骨子を作成してみて、その内容でどちらにするかを決めるかもしれません。。。。)

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(青色答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙2枚を用いてまとめよ。)

Ⅱ-2-1 かつて屋根材等に用いる茅(かや)を採取する場(茅場)であったある地域のススキ草原は,現在では,観光スポットとしての草原景観を維持するため,地域住民により火入れや刈取りなどの管理が行われている。また,管理が続けられてきたことにより,この草原は,希少種を含む草原性の野生生物の生息・生育地になっている。しかしながら,近年,管理に関わってきた地域住民の高齢化に伴い,これまでのような作業を十分に行うことができなくなったため,草原の一部では森林化が進んでいる。このため,草原の景観や特有の生態系を将来にわたり維持していくための保全再生計画を策定することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。

(1)計画策定に向けての調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進めるために必要な手順を示し,留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

【沖縄県座間味村】

Ⅱ-2-2 国立公園満喫プロジェクトを推進する取組の一環として,ある国立公園で「インタープリテーション計画」を策定することになった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。なお,インタープリテーション計画はインタープリテーション全体計画とも呼ばれる。

(1)計画策定に向けての調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進めるために必要な手順を示し,留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

自然環境保全 Ⅱ-1

続きまして、自然環境保全Ⅱー1、4つの設問のうち1問を選ぶスタイルの、「選択科目」に関する専門知識について試される選択科目Ⅱ-1です。

○フイリマングースの根絶
○エコツーリズム
○ユネスコエコパーク
○JBO

それにしてもいきなりのフイリマングースには驚きました。確かに外来種根絶事例ということでは驚くことでもないのですが。
わたしが担当した沖縄試験会場の皆さんは迷わずコレを選んだのではないでしょうか(笑)。
それでも答案用紙1枚でまとめるのは至難の業、記述しないネタをどれにするかはそれこそ苦渋の選択だったのではないでしょうか(笑)。

19-3 自然環境保全【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち1設問を選び解答せよ。(緑色答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙1枚にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 令和6(2024)年9月,奄美大島におけるフイリマングースの根絶が環境省より宣言された。根絶に向けて実施されてきた防除対策の概要,根絶による効果(波及効果を含む)及び今後の課題について述べよ。

Ⅱ-1-2 エコツーリズム推進法に基づき,全国各地でエコツーリズムの取組が展開されている。地域においてエコツーリズムを進めるうえでの重要な視点を3つ挙げ,内容を具体的に説明せよ。また,同法の規定により地域が実施できる主な取組を2つ述べよ。

Ⅱ-1-3 生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)について,その制度の概要を述べたうえで,認定地域が国立公園等自然公園と重複する場合が多いことの理由と,重複することで生じる効果を述べよ。

Ⅱ-1-4 生物多様性及び生態系サービスの状況や変化及びその要因等について最新の科学的知見等を踏まえた「生物多様性及び生態系サービスの総合評価(JBO:Japan Biodiversity Outlook)」がまとめられている。4つに分類される生態系サービスとそれぞれの内容を説明したうえで,JBOがまとめられた経緯と現状について述べよ。

【東京大学出版会】

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

環境部門 必須科目Ⅰ ネイチャーポジティブの実現と家庭部門の二酸化炭素の排出削減

それでは環境部門の問題文を取り上げます。まずは必須科目から。
しかしそれにしても環境部門の必須科目の問題用紙だけ印刷がすごく薄かったのですが、なんででしょうかね。さすがに環境に配慮した、ということではないと思いますが。。。

【東京都中央区】

19 環境部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 「ネイチャーポジティブ:自然再興」とは,「自然を回復軌道に乗せるため,生物多様性の損失を止め,反転させる」ことである(下図参照)。これは,いわゆる従来の自然保護だけを行うものではなく,気候変動対策や資源循環等の様々な分野の施策と連携して社会・経済全体を生物多様性の保全に貢献するよう変革させていく考え方とされている。
 このことを踏まえ,ネイチャーポジティブの実現に向けて,以下の問いに答えよ。

(1)環境部門における技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を,環境部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生ずる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)を通した取組の遂行に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。



Ⅰ-2 地球温暖化対策計画(2025年2月閣議決定)では,家庭部門におけるエネルギー期限二酸化炭素排出量について,2030年度において66%,2040年度において71~81%の削減(いずれも2013年度比)が目安とされている。また,この目安の達成に向けて,住宅の省エネルギー化,省エネルギー性能の高い設備・機器の導入促進,徹底的なエネルギー管理の実施,脱炭素型ライフサイクルへの転換等の取組を進めることとされている。
 このことを踏まえ,家庭部門の二酸化炭素の排出削減に関して,以下の問いに答えよ。

(1)環境部門における技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を,環境部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生ずる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

2026年7月21日火曜日

建設環境 Ⅲ 生態系ネットワークの構築・維持と循環資源の利用拡大

それでは選択科目Ⅲです。
「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が生態系ネットワークの構築・維持、Ⅲ-2が循環資源の利用拡大でした。これまたどちらもこれまで何度も繰り返し出題されているテーマですね。わたしの受講生の皆さんなら、どちらでも解答できたのではないでしょうか。

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅲ-1 「生物多様性国家戦略2023ー2030」(令和5年3月31日閣議決定)では,生態系ネットワークの構築・維持を図ることとされており,生態系ネットワークを単なる概念的なものにとどめず,地域の取組,更に周辺地域にも範囲を広げた取組に落とし込んでいく必要があるとされている。このような状況を踏まえ,建設環境の技術者の立場から,以下の問いに答えよ。

(1)生態系ネットワークの構築・維持が必要な理由を述べよ。また,生態系ネットワークの構築を具体的な取組に落とし込んでいくうえで,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

【東京都調布市】

Ⅲ-2 「地球温暖化対策計画」の2021年10月の改定において,「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行を大胆に実行する旨が明記された。「国土交通省環境行動計画」の2025年6月の改定でも,「循環経済」の重要性の高まりを指摘している。「循環経済」への移行に当たっては,再生資源を利用した生産システムを構築し,「循環資源の利用拡大」を推進していくことが鍵となる。
 このような状況を踏まえ,建設環境分野の技術者の立場から以下の問いに答えよ。

(1)「循環経済」への移行に向けた取組の1つである「循環資源の利用拡大」の推進に当たり,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示した解決策の遂行に際してすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

建設環境 Ⅱ-2 持続可能な都市構造の実現に向けた立地適正化計画と鉄道(地下部)の環境アセス

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
今回は「立地適正化計画(都市の低炭素化)」と「鉄道(地下部)の環境アセス」でした!
都市の低炭素化と環境アセスはこれまた鉄板分野ですが、それぞれこれまでにない視点でのものでした。
多くのかたはやっぱり(というか鉄道の、それも地下かよ!と思いながらも)アセスのほうを選択されたのではないかと思います。直接的に関わったことがなくても、都市部の地下を、それも鉄道を通すほどに掘るという環境影響に対する評価ということで、なんとか書けたのではないでしょうか。準備をしていた猛禽類だとか藻場のことはぶっ飛んじゃったと思いますが。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(青色答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙2枚を用いてまとめよ。)

Ⅱ-2-1 ある自治体において,持続可能な都市構造の実現に向けた都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画を策定することとなった。この計画作成業務の担当責任者として進めるに当たり,以下の問いに答えよ。

(1)立地適正化計画の策定プロセスの1つである「定量的な目標値等の設定」において,「都市の低炭素化」に関する定量的な評価に当たり,調査,検討すべき事項を複数挙げ,その内容を述べよ。

(2)立地適正化計画の策定業務のうち,「定量的な目標値等の設定」より前の手順について,「立地の適正化に関する基本的な方針の検討」からの手順を列挙して,それぞれの項目ごとに留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。

(3)効率的,効果的に業務を遂行するための関係者との調整について,学識・専門家の助言や委員会等の設置以外の調整方策について述べよ。

てだこ浦西駅
この先で、沖縄では(でも?)珍しいことにモノレールなのに地下を通ります
【沖縄県浦添市】

Ⅱ-2-2 都市域で環境影響評価法に定める第1種事業に当たる鉄道事業(地下部)が計画されている。本事業の環境影響評価について,方法書以降の手続を建設環境の担当責任者として進めるに当たり,以下の問いに答えよ。

(1)方法書の作成に当たって,調査,検討すべき事項を複数挙げ,その内容についてそれぞれ具体的に説明せよ。

(2)方法書の作成から準備書の作成までの手順を列挙して,それぞれの項目ごとに留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。

(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

建設環境 選択科目Ⅱ-1

早いもので、昨日の筆記試験開始時刻からまるいちにちが経ちました。
今年の筆記試験はワールドカップの日程と試験直前の追い上げ時期が重なって、思うように仕上がらなかったと感じているひともいらっしゃるかもしれませんね。
特に筆記試験日の早朝(未明?)にスペイン×アルゼンチンの決勝戦がありました。受験したかたはLIVEで観たのか、はたまた試験を優先したのか、とても気になるところです。
わたしは試験監督業務だったので(そして試験会場まで車で10分のところだったので)、7時40分頃までテレビで視聴することができました。それでも優勝したスペインがワールドカップを掲げるシーンまではさすがに見届けることができませんでしたけれども。

そんなことはどうでもいいですね、スミマセン。
それでは建設環境Ⅱ‐1、4つの設問のうち1問を選ぶスタイルの、「選択科目」に関する専門知識について試される選択科目Ⅱ-1です。

○順応的管理
○公園・緑地、街路樹における高木の定期点検
○河川における外来植物
○CVM(仮想的市場評価法)

順応的管理は鉄板ですね。ほかに選ぶのがないかたはコレを選択したのではないでしょうか。生活圏の高木とCVMは初めての出題ですかね。外来種は河川のそれも植物限定ですが、これは社会的にもいろいろと問題となっているので直接に関わった経験がなくとも建設環境分野の技術者を自負するかたはなんとか書けたのではないでしょうか。
ということで、4問のなかからどれか1つを選べばOKですから、皆さん書けましたよね?

9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち1設問を選び解答せよ。(緑色答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙1枚にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 建設事業に伴う自然環境の保全における順応的管理について,順応的管理に取り組む際の検討事項とともに説明せよ。また,建設環境分野の技術者の立場から順応的管理に取り組むメリットを複数挙げよ。

Ⅱ-1-2 近年,老木化や風水害の激甚化・頻発化等により,高木の倒木(倒伏)や落枝等による事故が発生している。公園・緑地や街路樹における高木の点検について,日常業務で行う巡回・巡視や立ち寄りなど日常的な点検とともに定期的な点検が行われている。定期的な点検における留意点を説明し,樹木の健全度判定に係る「目視や接触による点検項目」を複数挙げよ。また,点検の結果,「危険性を有しているが,すぐには倒木(倒伏),枝折れしない」場合,点検直後から,経過観察を行うかあるいは本格的な措置を行うかを決める前までに「必要な措置・対策」を複数述べよ。

Ⅱ-1-3 河川は,外来植物の影響を受けやすい自然環境の1つである。「外来種」,「侵略的外来種」及び「特定外来生物」の定義を体系的に述べ,河川において外来植物対策が必要とされる理由を3つ以上挙げて説明せよ。

Ⅱ-1-4 環境整備事業がもたらす非市場財的効果を評価するため,仮想的市場評価法(Contingent Valuation Method,以下CVM)が用いられることがある。CVMの概要を環境整備事業で評価対象となり得る非市場財の例を挙げて説明せよ。また,CVMの適切な実施のために留意すべき事項を複数挙げて説明せよ。

生田緑地
【神奈川県川崎市】

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2026年7月20日月曜日

建設部門 必須科目Ⅰ 新技術・DXの活用によるインフラの価値向上とグリーンインフラ推進戦略2030

筆記試験、たいへんお疲れさまでした(^^)/
皆さん、どうでしたか?
今回も受験していないので別の形で試験に参加してきました(^^)/
沖縄会場は例年どおり勝手知ったる沖縄大学でした。わたしの担当した教室は午後はあまり冷えなくて受験生の皆さんがどんどん上着を脱ぎ始めちゃったので焦りました。暑いと頭がぼーっとしちゃいますもんね。比較的涼しい外の廊下から冷気をもらうために教室のドアを全開にして大型扇風機を回したりと受験生の皆さんが最大限に実力を発揮できるようアレコレ工夫しました。なんとか集中して試験に取り組めていたらイイのですが。。。

それではこれから複数回にわたって問題文をアップいたします。
まずは建設部門の必須科目から。

今回の建設部門は(というかわたしが気にしている環境部門や水産部門も含めて)出題ジャンルとしては2問とも王道中の王道ジャンルでした。なんだかここ数年の試験は試験問題テーマの新鮮味があまりないですね。過去問にきちんと向き合ったかたはバッチリ書けたのではないでしょうか。そして2問とも最近の試験でのひっかけ問題でもありました。皆さん、慌てずに出題意図を外さずに書けたでしょうか。
建設環境を受験した皆さんは迷わず「グリーンインフラ」のほうを選択されたかもしれませんね。それでも「新技術・DX」で準備していたひとも多かったでしょうから、どちらで回答するか悩んだかもしれませんね。環境系以外の建設部門の人の多くはやはり「新技術・DX」を選択したことでしょうから、「グリーンインフラ」のほうはライバルが少なくて高得点を得やすかったかもしれません(わたしの勝手な推測なので違うかもしれませんが)。

9 建設部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 ICT技術の進歩と普及に伴って,AI,ドローン・ロボット,ビッグデータ,IoT,リモートセンシング等のイノベーションの開発・社会実装が急速に進み,社会・経済のあらゆる場面で,デジタル技術を活用した人々の生活や経済活動の変革が進んでいる。
 こうした背景を踏まえ,令和8年1月に定められた第6次社会資本整備計画重点計画では,戦略的・計画的な社会資本整備を支える基盤の強化を重点目標の1つとして掲げ,新技術・DXの活用によるインフラの価値(インフラの意義やインフラが果たしている役割)向上を目指し,AI・ロボット等の新技術やデジタル技術の活用による,インフラサービスの高度化に向けた取組を進めることとしている。
 このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)新技術・DXの活用によるインフラの価値向上を進めるに当たり,技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。(*)
 なお,観点はインフラの価値に関するものとする。
 (*)解答の際には必ず観点を述べてから技術課題を示せ

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち,最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうる懸念事項とそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり,技術者としての倫理,社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

おつかれさまでした!
【大阪府大阪市】

Ⅰ-2 気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化や生物多様性の損失など,環境問題が深刻化している。こうした中,地域の安全・安心の確保や暮らしの質の向上を図るため,社会資本整備に際しては,自然の多様な機能を生かすグリーンインフラを活用し,人と自然が共生する社会づくりを進めていくことが求められている。
 こうした背景を踏まえ,令和7年6月に策定された「国土交通省環境行動計画」では「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」を目指すことが,重点分野の1つとして位置づけられた。
 このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)令和8年1月に策定された「グリーンインフラ推進戦略2030」を踏まえ,グリーンインフラを活かした具体の取組を進めるに当たり,技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。(*)
 なお,観点は人と自然が共生する社会づくりに関するものとする。
 (*)解答の際には必ず観点を述べてから技術課題を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち,最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり,技術者としての倫理,社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

とにかく論文の再現だけは、今日か、遅くとも明日中にはやっておいてくださいね!
毎年再現できなくて泣きを見る人がいます。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。

2026年7月19日日曜日

総監 必須科目Ⅰ-2 記述式問題文 「地方創生」

今日明日と筆記試験です。
まずはトップバッターの総合技術監理部門を受験された皆さま、たいへんお疲れさまでした!

受講生のかたからさっそくに試験問題情報を提供していただきましたので記述式問題文を掲載しますね。

能登空港(のと里山空港)
【石川県輪島市】

必須科目
Ⅰ-2 次の問題について解答せよ。(指示された答案用紙の枚数にまとめること。)

 人口減少に歯止めをかけ,東京圏への過度な一極集中を是正することにより,すべての国民が多様な幸せを実現する社会を目指す「地方創生」の取組が始まり10年が経過した。この10年間で,地方の人手不足の一層の進行,若者や女性の地方離れなど,地方創生をめぐる社会情勢は厳しさを増す一方,インバウンドの増加,リモートワークの普及,AI・デジタル技術の急速な進展などの地方創生にとって追い風となる変化も生じてきた。これらの変化並びにこれまでの施策の成果・反省を踏まえ,新たな展開を目指す「地方創生2.0基本構想」が昨年閣議決定され,今後10年間を見据えた地方創生の方向性が定められた。地方創生への対応は事業や組織の置かれた状況により異なると考えられるが,総合技術監理に求められる俯瞰的な視点から,それぞれに適した役割を考え,我が国の課題解決につなげることは重要であろう。そこで本論文では,この地方創生に向けた取組について検討してみたい。
 「地方創生2.0基本構想」に基づき続けて閣議決定された「地方創生に関する総合戦略」では,地方創生に向けた3つの政策目標(以下,「地方創生の目標」という。):1.強い経済,2.豊かな生活環境,3.選ばれる地方,が掲げられている。さらに,これらの3つの政策目標と,下図a~rの18項目からなる具体的な施策の成果(以下,「アウトプット」という。)及びこれにより促される国民,企業等の動き(アウトカム)との因果関係を整理し,総合戦略全体の実効性を高めている。

図「地方創生に関する総合戦略」の概要
(内閣官房「「地方創生に関する総合戦略」の概要について」を元に作成)

 上述の基本構想,総合戦略においては,国,地方公共団体の役割に加え,地域の多様なステークホルダーの役割の重要性が強調されている。すなわち,産官学金労言士(産業界,行政,学界,金融界,労働界,言論界,士業)等が相互に連携し,それぞれの人材,資金,ノウハウ等を活かして地方創生の目標に向けて貢献することが求められている。また,都市部にある企業・教育機関等も,地方に目を向け,それぞれの強みを活かした地域貢献等を行うことが重要とされている。
 そこであなたがよく知っている事業(研究開発・製品製造・販売等の業務機能の集合体としての事業,個々のプロジェクトの集合体としての事業,国・地方公共団体の事業等が代表例である。)や組織(役所や法人の全体とすることも,個々の部署や事業部等とすることもできる。)のうち,地方創生に貢献している,あるいは今後の貢献が期待できる事業や組織を1つ取り上げ,その目的や創出している成果物等を踏まえ,地域のステークホルダーとの連携により事業や組織が貢献しうる取組について,総合技術監理の視点から以下の(1),(2)の問いに答えよ。さらに,事業や組織の枠を超え,地方創生の目標に向けて我が国において取るべき施策について,以下の(3)の問いに答えよ。
 なお,「地方」とは都市と対になって成り立つ相対的な概念であり,その間に明確な境界線を引くことは困難であるが,本論文における「地方」とは,主に東京圏(東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県)都市部以外の地域を指すものとして解答すること。
 ここでいう総合技術監理の視点とは,トレードオフに留意しながら,「業務全体を俯瞰し,経済性管理,安全管理,人的資源管理,情報管理,社会環境管理に関する総合的な分析,評価に基づいて,最適な企画,計画,実施,対応等を行う。」立場からの視点をいう。なお,書かれた論文を評価する際,考察における視点の広さ,記述の明確さと論理的つながり,そして論文全体のまとまりを特に重視する。

(1)本論文においてあなたが取り上げる事業や組織の内容と,そこにおける地方創生の目標に向けて貢献すると考えられる取組について,以下の問いに答えよ。
問い(1)については,答案用紙1枚以内にまとめよ。)

① 事業や組織の内容として,名称,目的,及び創出している成果物(製品・構造物・サービス・技術・政策等)を記せ。
② この事業や組織において,近い将来(おおむね5年以内)に地方創生の目標に向けて貢献すると考えられる取組を2つ取り上げ,それぞれについて,その取組が成果として目指すアウトプット(図のa~rから選択),及び取組の概要を記せ。

記載例)
 取組1:a.地域資源の活用促進を目指し,・・・(取組1の概要)
 取組2:r.地方への移住推進に向け,・・・(取組2の概要)
 なお,2つの取組が成果として目指すアウトプットは異なる項目を選択すること。また想定する時期までに事業や組織の内容や形態そのものが変化することを踏まえて解答しても構わない。

(2) (1)で概要を記した2つの取組それぞれについて,地域のステークホルダーとの連携を含めた具体的な取組内容に関する以下の問いに答えよ。
問い(2)については,答案用紙を替えたうえで,まず取組1について1枚以内にまとめ,さらに答案用紙を替えたうえで取組2について1枚以内にまとめよ。)

① 地域のステークホルダーとの連携方法を含む事業や組織の具体的な取組内容を記せ。
② ①で記述した取組によりアウトプットの達成につながる理由を記せ。
③ ①で記述した取組を行ううえで,地域のステークホルダーとの関係も含めた直面する障害とその対応方策を総合技術監理の視点から記せ。ただし,2つの取組それぞれについて,総合技術監理の5つの管理分野のうち2つ以上の視点を含むこととし,異なる総合技術監理分野のトレードオフに留意すること。また,解答欄にはどの分野の視点であるかを明記すること。

(3)地方創生の目標に向けて,あなたが有効と考える我が国としての施策を2つ取り上げ,それぞれについて以下の問いに答えよ。なお,問い(3)では,事業や組織の枠を超え,我が国として取るべき施策の観点から解答すること。なお,2つの施策が成果として目指すアウトプットは異なる項目を選択すること。
問い(3)については,答案用紙を替えたうえで,まず1つ目の施策について1枚以内にまとめ,さらに答案用紙を替えたうえで2つ目の施策について1枚以内にまとめよ。)

① 有効と考える施策,成果として目指すアウトプット(図a~rから選択),及びそれらがつながる理由を記せ。
② ①で記述した施策に関し,想定する今後の政策の動向,経済の動向,社会情勢の変化,技術革新の進展等の背景を含めて,その有効性と実現性について記せ。
③ ①で記述した施策を実現するうえでの最も重大な障害とその対応方策を複数の視点に留意して記せ。なお,複数の視点にには,総合技術監理の視点に限らず,我が国が直面する重要課題等の視点を含めて記述してもよい。

2026年7月18日土曜日

令和8年版国土交通白書 ~経済成長を牽引するハード・ソフトのインフラ~

いよいよ筆記試験です!
満を持して臨むかた、思うようには準備できなかったと悔やんでいるかた、ほとんど勉強できなかったというかた、いろいろいらっしゃると思います。わたしの添削講座でもたくさんやりとりしたからから、試験直前で火がついたかた、まったく送ってこなかったかた、いろいろいらっしゃいますが、ほとんど勉強できなかったかたも受験の申込はしているのですから、総監は明日、その他部門は明後日の試験は欠席することなくしっかり参加してくださいね。筆記試験をちゃんと受けたら、結果はどうあれぜったい後悔しませんから。

例年だと7月に入ってすぐに公表されていた国土交通白書ですが、今年度は遅かったですね。もちろん令和8年度試験には影響はしないのですが、それでも時間があるかたは概要をチェックしてみてください。今後の国土交通政策の方向性が伺えます。重要キーワードも拾えます。これまた読んで損はないので空き時間にぜひ眺めてみてください。
まず目につくのは「生産性向上」ですね。
人口減少や働き方改革で生産性が落ちているところを我々技術者の知恵と経験と創造力を結集して生産性を向上させていきましょう!日本国を再興させましょう!
解答用紙は試験官への手紙みたいなものです。
読み手である試験官にそのもてる情熱をぶつけてください!

Fビレッジ
【北海道北広島市】

「令和8年版国土交通白書」を公表します
~経済成長を牽引するハード・ソフトのインフラ~

令和8年7月17日

 国土交通白書は、国土交通省の施策全般に関する年次報告として毎年公表しています。今回の白書は、「経済成長を牽引するハード・ソフトのインフラ」をテーマに取り上げています。
 国土交通分野のインフラ全般を俯瞰し、更なる経済成長を実現する観点から、行政や民間における生産性の向上に関する様々な取組を取り上げ、インフラと経済社会の課題が同時解決されるような、豊かな未来を展望しています。

 本白書の概要は、以下のとおりです。
 

第I部 経済成長を牽引するハード・ソフトのインフラ

 【第1章】ハード・ソフトのインフラの生産性向上に関する現状と課題

   第1節 我が国の経済とインフラ
   第2節 インフラを取り巻く政策と国民意識

 【第2章】国土交通分野における取組と今後の展望

   第1節 生産性向上に向けた国土交通分野における取組
   第2節 望ましい未来に向けた展望

 

第II部 国土交通行政の動向

 国土交通行政の各分野の動向を政策課題ごとに報告