それでは選択科目Ⅲです。
「問題解決能力及び課題遂行能力に関する」問題Ⅲ、Ⅲ-1が生態系ネットワークの構築・維持、Ⅲ-2が循環資源の利用拡大でした。これまたどちらもこれまで何度も繰り返し出題されているテーマですね。わたしの受講生の皆さんなら、どちらでも解答できたのではないでしょうか。
Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色の答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)
Ⅲ-1 「生物多様性国家戦略2023ー2030」(令和5年3月31日閣議決定)では,生態系ネットワークの構築・維持を図ることとされており,生態系ネットワークを単なる概念的なものにとどめず,地域の取組,更に周辺地域にも範囲を広げた取組に落とし込んでいく必要があるとされている。このような状況を踏まえ,建設環境の技術者の立場から,以下の問いに答えよ。
(1)生態系ネットワークの構築・維持が必要な理由を述べよ。また,生態系ネットワークの構築を具体的な取組に落とし込んでいくうえで,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。
【東京都調布市】
Ⅲ-2 「地球温暖化対策計画」の2021年10月の改定において,「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行を大胆に実行する旨が明記された。「国土交通省環境行動計画」の2025年6月の改定でも,「循環経済」の重要性の高まりを指摘している。「循環経済」への移行に当たっては,再生資源を利用した生産システムを構築し,「循環資源の利用拡大」を推進していくことが鍵となる。
このような状況を踏まえ,建設環境分野の技術者の立場から以下の問いに答えよ。
(1)「循環経済」への移行に向けた取組の1つである「循環資源の利用拡大」の推進に当たり,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示した解決策の遂行に際してすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。
例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。
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