2026年7月20日月曜日

建設部門 必須科目Ⅰ 新技術・DXの活用によるインフラの価値向上とグリーンインフラ推進戦略2030

筆記試験、たいへんお疲れさまでした(^^)/
皆さん、どうでしたか?
今回も受験していないので別の形で試験に参加してきました(^^)/
沖縄会場は例年どおり勝手知ったる沖縄大学でした。わたしの担当した教室は午後はあまり冷えなくて受験生の皆さんがどんどん上着を脱ぎ始めちゃったので焦りました。暑いと頭がぼーっとしちゃいますもんね。比較的涼しい外の廊下から冷気をもらうために教室のドアを全開にして大型扇風機を回したりと受験生の皆さんが最大限に実力を発揮できるようアレコレ工夫しました。なんとか集中して試験に取り組めていたらイイのですが。。。

それではこれから複数回にわたって問題文をアップいたします。
まずは建設部門の必須科目から。

今回の建設部門は(というかわたしが気にしている環境部門や水産部門も含めて)出題ジャンルとしては2問とも王道中の王道ジャンルでした。なんだかここ数年の試験は試験問題テーマの新鮮味があまりないですね。過去問にきちんと向き合ったかたはバッチリ書けたのではないでしょうか。そして2問とも最近の試験でのひっかけ問題でもありました。皆さん、慌てずに出題意図を外さずに書けたでしょうか。
建設環境を受験した皆さんは迷わず「グリーンインフラ」のほうを選択されたかもしれませんね。それでも「新技術・DX」で準備していたひとも多かったでしょうから、どちらで回答するか悩んだかもしれませんね。環境系以外の建設部門の人の多くはやはり「新技術・DX」を選択したことでしょうから、「グリーンインフラ」のほうはライバルが少なくて高得点を得やすかったかもしれません(わたしの勝手な推測なので違うかもしれませんが)。

9 建設部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 ICT技術の進歩と普及に伴って,AI,ドローン・ロボット,ビッグデータ,IoT,リモートセンシング等のイノベーションの開発・社会実装が急速に進み,社会・経済のあらゆる場面で,デジタル技術を活用した人々の生活や経済活動の変革が進んでいる。
 こうした背景を踏まえ,令和8年1月に定められた第6次社会資本整備計画重点計画では,戦略的・計画的な社会資本整備を支える基盤の強化を重点目標の1つとして掲げ,新技術・DXの活用によるインフラの価値(インフラの意義やインフラが果たしている役割)向上を目指し,AI・ロボット等の新技術やデジタル技術の活用による,インフラサービスの高度化に向けた取組を進めることとしている。
 このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)新技術・DXの活用によるインフラの価値向上を進めるに当たり,技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。(*)
 なお,観点はインフラの価値に関するものとする。
 (*)解答の際には必ず観点を述べてから技術課題を示せ

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち,最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうる懸念事項とそれへの対応策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり,技術者としての倫理,社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

おつかれさまでした!
【大阪府大阪市】

Ⅰ-2 気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化や生物多様性の損失など,環境問題が深刻化している。こうした中,地域の安全・安心の確保や暮らしの質の向上を図るため,社会資本整備に際しては,自然の多様な機能を生かすグリーンインフラを活用し,人と自然が共生する社会づくりを進めていくことが求められている。
 こうした背景を踏まえ,令和7年6月に策定された「高度交通省環境行動計画」では「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」を目指すことが,重点分野の1つとして位置づけられた。
 このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)令和8年1月に策定された「グリーンインフラ推進戦略2030」を踏まえ,グリーンインフラを活かした具体の取組を進めるに当たり,技術者としての立場で多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,その技術課題の内容を示せ。(*)
 なお,観点は人と自然が共生する社会づくりに関するものとする。
 (*)解答の際には必ず観点を述べてから技術課題を示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち,最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり,技術者としての倫理,社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

とにかく論文の再現だけは、今日か、遅くとも明日中にはやっておいてくださいね!
毎年再現できなくて泣きを見る人がいます。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。

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