2026年7月23日木曜日

水産部門 必須科目Ⅰ 人材確保及び技能・技術継承と増大するリスクも踏まえた成長産業化の実現

今回は建設部門同様に災害対策や災害復興などは出題されませんでした。どちらも将来にわたる水産業の維持発展にかかる重大課題について問われました。
多くのかた(ほぼ水産土木のひと)は成長産業化のほうを選択されたんでしょうかね、そうでもないのかな。

14 水産部門【必須科目Ⅰ】
Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

Ⅰ-1 近年,我が国の水産業を取り巻く環境は大きく変化しており,漁業・養殖業・水産加工業・水産関連施設など,水産部門全体において担い手不足や熟練技能者の高齢化が進行している。この結果,長年現場で培われてきた技能や経験に基づく技術の継承が困難となり,生産性や安全性の低下,さらには水産業の持続的な発展への影響が懸念されている。このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)水産業における人材確保及び技能・技術継承を図るうえで,技術者としての立場から,水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの技術課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考えられる課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて説明せよ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と,新たに生じうる懸念事項について専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)の実現に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
【東京都江東区

Ⅰ-2 現在の水産基本計画は,令和4年3月の閣議決定から約4年が経過しており,見直しの時期が近づいている。現計画では,水産物の安定供給と食糧安全保障を確保しつつ,水産業を成長産業として発展させるための施策として,「増大するリスクも踏まえた水産業の成長産業化の実現」が掲げられている。水産を取り巻く情勢の変化やリスクの増大が懸念される中,産業としての生産性の向上と所得の増大により,国民に対する水産物の安定的な供給と漁村地域の維持発展に向けて様々な施策が講じられてきた。このような状況を踏まえて,以下の問いに答えよ。

(1)現在及び令和9年度以降の水産を取り巻く情勢の変化や増大するリスクも想定し,水産業の成長産業化の実現に向けて,技術者としての立場で,水産部門全体にわたり広く多面的な観点から3つの課題を抽出し,それぞれの観点を明記したうえで,それぞれの課題で想定している「増大するリスク」とその課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題の中で,最も重要と考える課題を1つ挙げ,その課題に対する複数の具体的な解決策を,水産部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と,懸念事項(いわゆる二次リスクであって残留リスクではない)を挙げ,対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)の実現に当たり,技術者としての倫理,社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

例年ご好評いただいている再現論文の添削評価ですが、スミマセン、わたしの都合で今年度は8月7日(金)から受付開始する予定です。
よろしくお願いします。

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