沖縄は梅雨が明けましたが、北上した梅雨前線が今日は鳥取県、島根県で線状降水帯を発生させています。避難指示も発令されており、とても心配です。
そして熱海の土石流による災害はたいへんなことになってしまいました。梅雨のこの時期は毎年のように土砂災害が発生してしまいます。本当に怖いです。
今回の土石流の発生原因として取りざたされている産業廃棄物を含む残土の盛り土や太陽光発電所(メガソーラー)との因果関係については現時点ではハッキリしていませんが、住民の不安を払拭するためにはこうした施設が急傾斜地に設置されることに対しては規制する必要性があるのではないかと検討されるような動きもあるようです。メガソーラーについては自然破壊の懸念からもともと反対の意見も多いですし、しっかり検討してほしいと思います。前回に取り上げたゴルフ場跡地等の既に開発された土地での太陽光発電所のアセス手続きを簡素化するという流れとともに注目です。
今回の土石流については、建設部門の端くれとして発生メカニズムの解析や検証、その後の対策までしっかり注視してゆきたいと思っています。
技術的な側面としては、災害発生からすぐさまドローンによる撮影画像をもとに3Dモデルが構築される(被災前の状況も再現されたものもありました)など、いまのデジタル技術にあらためて驚かされました。よりよい社会を形成するためデジタル技術の活用が加速度的に進んでいるんですね。不得意分野ではありますが技術者の端くれとしてしっかりキャッチアップせねばと肝に銘じた次第です。
今日は7月7日、七夕です。
総監試験まで残り3日、その他部門までは残り4日となりました。
総監受験のかたは択一対策を、その他部門のかたは手書き練習や骨子の再確認など、最後の最後まで最後の悪あがきをしてください。とはいえ試験本番までの残り期間は、いよいよ「新型コロナウイルスの感染防止及び健康管理」を最優先にお過ごしください。
によると、入場時の密集対策として受験番号末尾の数値が奇数か偶数かで入場開始時刻が違うんですね。わたしは沖縄でしか受験したことがないのですが、沖縄の場合はそもそも入場時に密にはならないんですよね。どちらかというと入場開始時刻よりも集合時刻(9時45分)の直前のほうが密になるような気がします。
いずれにしろ、時間には余裕をもって入場のうえ、トイレも済ませ、自分の席に着席しておきたいですね。暑いさなかの試験だし、試験開始の前には汗を引かせておいた方がいいと思います。慌てると動悸も上がりますし、そんなことでは思考、熟考の支障となってしまいまかねません。
それから持ち物も重要ですよね。持参必須のモノを忘れては話になりませんが、必須ではないもののあったほうがいいモノ、役に立つモノが手元にあるとなにかと安心です。
下記はわたしが受験する際の持ち物リストです。試験会場で実力をしっかり発揮するためのおすすめリストですので、よかったら参考にしてください。
★受験票(今回も試験当日の体温記入欄があります)
★マスク(なんかあった場合にそなえて予備のマスクもあったほうがイイでしょうね。たまに紐が切れちゃうひとがいるんです。もちろんそんなときは試験本部に予備のマスクがあるのでそれを使ってもらいますが、それでも全員分の予備はないですし、そもそも自分が普段つけ慣れているマスク、呼吸しやすいマスク、長時間装着していても苦しくないマスク、耳が痛くならないマスクがイイですよね)
●運転免許証やマイナンバーカード、社員証等の顔写真付き身分証明書(受験票を紛失した場合への備え。本人確認を求められることもあります)
●財布(現金やクレジットカード、SuicaやPasmoなど交通系ICカードや電子マネー)
●スマートフォン(試験中はオフです。機内モードにすれば着信しないからと安心してはいけません。タイマーやアラームで音が鳴ることがあります。電源は必ずオフにしてください!)
★使いやすいシャープペンシル(わたしはDr.グリップです)
●替え芯(わたしはBです)
★消しゴム2種類(四角い良く消えるやつとノック式の1文字づつ消せるやつ、電動は不可)
▲えんぴつのひとは鉛筆削り(電動は不可)
●筆記用具ケース
★腕時計(Apple Watchなどのスマートウォッチはダメですよ!通信機能があるやつはダメです!下手をすると即退場になっちゃいます。そして音が出ないように!)
●飲み物(ペットボトルの水、麦茶とかほうじ茶など。蓋つきボトル缶はOK、水筒や缶類は不可。さらに保冷ケースも不可)
●栄養ドリンク(休憩時に後半戦用のパワーを注入、脳にブドウ糖を補充しましょう。ヤクルトでもいいかもしれません)
▲総監のひとは択一問題対策の資料
●記述論文資料
●上着(長袖シャツとか薄手のパーカーとか)
●眼鏡や老眼鏡(必要なひとは)
●タオルとハンカチ(汗を拭くだけでなく、くしゃみや咳の際に口を押えるのにも便利です)
●ポケットティッシュ(ひとによってはウェットティッシュも)
●うちわ、または扇子(机上には置けません。これまで持っていったことはないのですが、コロナ対策で換気を徹底する、とのことなのでクーラーしてても暑い可能性があります)
▲「透明の」定規(1回も使ったことはありませんが)
●カード式の計算機(総監のときに使ったことがあります。音が出ないように!関数電卓はもちろん不可)
●おにぎり2個(今年は昼食時間があります。しかし食べ過ぎると眠くなっちゃうので注意してください)
▲ハンディタイプのアルコール消毒液(気になるひとは。もちろん試験会場にも出入口や各フロアに手指消毒液が配置されています)
▲最寄りの駅などから試験会場まで炎天下を歩く場合は日傘(もしくは雨傘)もあってもイイかもしれませんね
●これらを収納するリュックやバッグ、カバンなど
●足に負担のない運動靴(サンダルのひとも多いですよね)
こんなところでしょうか。
前泊の方はこれに宿泊用道具とか着替えなどもありますね。飛行機や特急電車や船などで移動されるかたはチケットも。これら忘れもののないようにしっかり準備してから出発してください。
これまで試験監督をやっていて実感するのは、同じ部屋であっても座席によって寒かったり暑かったりいろいろです。そして試験中に設定温度をいじったりもしますので途中で暑くなったり寒くなったりと体感気温が変化することもよくあります。
試験会場が暑くても寒くても、さらには試験の最中に温度が変化したとしても対応できる服装にしてくださいね。つまり脱ぎ着できる格好です。
あとは会場には早めに着くようにしましょう。受験番号末尾が奇数のひとは9時、偶数のひとは9時15分から入室可能となります。遅くとも試験開始の30分前である9時半には着席できるように出発しましょう(集合時間は9時45分)。
これも試験監督をやっていた経験からですが、ギリギリ、あるいはそれこそ遅刻なんかするとたとえ受験できたとしてもよくないことがその後に起こりがちです。ろくなことないです。いいことないです(とは言え実際に遅刻しちゃったとしてもあきらめちゃダメですよ)。
泊りがけで遠方から受験するひとなど試験会場周辺の交通事情も含めて不案内のひとは事前に下見することをオススメします。昨年に引き続き今年も例年とは違う試験会場のところが多いですからね。地元民でも放浪者が続出するかもしれません。
加えて、毎年これも口酸っぱく言っていることですが、試験監督をしていてなにがツライかというと、受験番号や選択問題番号の書き忘れ、が頻発していることです。
ひとつの部屋(大学の教室単位等)で数件発生しているんじゃないでしょうか。
こういったことは沖縄だけなのかもしれませんが、毎回必ずいるんです、これをやっちゃうひとが。本当に気を付けて下さい。
もうここまできたら勉強に根詰めるのではなく、睡眠をとって試験本番時にフル回転できるように前日は脳をしっかり休めておきましょう。寝不足厳禁です。
それでは皆さん、頑張ってください。
予想外の出題でもたじろがず最後まで喰らいついていきましょう!
60点以上で合格です!
かつての試験会場、入り口の様子
【沖縄県那覇市】
令和3年度第二次試験の実施について(7日前周知)
令和3年度技術士第二次試験は、予定どおり実施いたします。
受験者の皆さまにおかれましては、新型コロナウイルスの感染防止及び健康管理に努めて頂くとともに、試験における感染防止対策をご理解頂き「受験者への周知事項」を遵守してください。
試験当日は、各自による検温及び受験票への記載を忘れないようにお願いします。
また、受験票にてご案内している受験番号による入場時間の制限については、試験会場の入室等の密集を緩和するため、次のとおりご協力をお願いいたします。
〈入場時の密集対策〉
原則、受験番号の末尾の数字により、入場のご協力をお願いいたします。
・奇数の者 9時00分から入場
・偶数の者 9時15分から入場
試験会場では、試験室案内表及び感染防止等に係わる注意事項を配布しますので、遵守してください。
※注意事項に従っていただけない場合は、失格となることがあります。
〈入場時の検温〉
試験会場管理者の要請により、入場時検温が実施されますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(北海道大学、東京工科大学、東京外国語大学、青山学院大学、大阪市立大学、大阪大学、愛知大学、サンフェスタ、金沢流通会館、香川大学)
〈試験中止の判断基準〉
自然災害等不可抗力により、一部試験地等において試験を中止せざるを得ない状況について、あらかじめ受験者皆様における、予見可能性を確保していただくため、既に受験申込み案内で周知しているとおり、(下記添付資料)対応することにしています。
試験中止の判断の基準は、添付資料3の(試験中止の判断基準)をご参照下さい。
試験実施日;7月10日(土)・11日(日)
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