2021年7月13日火曜日

自然環境保全 選択科目Ⅱ-2 国立公園の歩道新設と道路改修業務におけるロードキル対策

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
2つとも道に関する出題でした。つまりどちらも建設環境っぽくもあります。
対象としては、1つめが植物、2つめが動物のひと向けというふうに振り分けているような感じもしますね。
しかし多雪山岳地域の亜高山帯なんてのは馴染みがないので、そういった特殊環境に慣れ親しんでいないひとはもっぱら2つめのほうを選ぶひとが多いんですかね。
わたしだったら迷わず2つ目を選んだと思います。中大型獣に該当するリュウキュウイノシシも生息しているうえにイリオモテヤマネコのロードキルが大問題になっていますから、西表島での道路改修事業のことを熱く訴えるように書きたいところです。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(青色の答案用紙解答設問番号を明記し,答案用紙2枚を用いてまとめよ。)

Ⅱ-2-1 国立公園に指定された多雪山岳地域で,湿原が混じる亜高山帯の森林内に,車道終点から山頂までを結ぶ歩道を1kmにわたり新設することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の内容について記述せよ。
(1)調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順について,留意すべき点,工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。


【西表島】

Ⅱ-2-2 森林と農地との境界に位置する道路の大規模な改修が(拡幅を含めて)計画されている。この区間では野生動物の通過車両による斃死や,中大型獣と車両との衝突などという事案が発生している。この道路改修業務において,野生動物に関わる影響低減を検討する担当責任者として事業を進めるに当たり,下記の内容について記述せよ。
(1)調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順を具体的に示し,それぞれの項目ごとに留意すべき点,工夫すべき点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。


ロードキル対策は鉄板ですね。しかし熊とか鹿なんてのはデカいですよね。実際にそういった獣と共生するのは大変そうだなぁ。。。

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