2018年3月30日金曜日

平成31年度 技術士試験の試験方法の改正について

平成29年度が終わりますね。
卒業、就職、部署替えに配置換え、異動や昇格、転勤に転職、そして退職。いろんなことが同時にあります。
そんななか、このタイミングで平成31年度の試験方法について発表されたのには驚きました。年度〆と関係あるんですかね。
来週には平成30年度の試験について(受験申込書など)の案内をリリースするはずですが、その前にその翌年の試験のことを出しちゃうのは混乱を招きそうです。
受験生からも問い合わせを受けると思いますので下記に貼っておきます。
これはこんどの試験ではなく1年後の試験です。
しかも来年は5月1日に改元があるので「平成」でもありません。
ヤヤコシイ。。。。。

まっ、解答用紙もそのままのようですので、つまるところ択一がなくなって、原稿用紙3枚ものを3題解答すればいいようです。筆記試験に関しては実質的に平成24年度以前の方法とほぼ変わらないんじゃないでしょうか。
なお、受験申込書の経歴票の書き方に変更があるかもしれないとのことです。
また、嬉しいことに、いまは択一で6割以上正解しないと記述論文のほうは採点してもらえませんが、これがなくなります。平成31年度からは筆記試験を受験して論文を提出したひと全員が採点されます。

五大堂【宮城県松島町】

平成31年度 技術士試験の試験方法の改正について

 平成12年の技術士法改正から十数年が経過し、産業構造や経済構造、社会ニーズ、国際的な環境が大きく変化し、それらに対応した技術士制度がどうあるべきか、その目指すべき方向性が改めて問われていることから、時代の変化に対応した高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保のための技術士の資質の向上、技術士制度の活用の促進及び技術士資格の国際通用性の確保を目的として、平成27年2月より科学技術・学術審議会技術士分科会において、今後の技術士制度の在り方について審議が行なわれてきました。
 その結果、平成28年12月に同分科会として報告書「今後の技術士制度の在り方」が取りまとめられました。同報告書では、第二次試験の試験科目(選択科目)の改正及び他の国家資格との相互活用の促進について具体的な改善施策が提言されるとともに、今後検討すべき事項がとりまとめられ、上記提言に対応するために関係する省令及び告示が改正され、平成31年度の技術士試験から実施されることとなりました。
平成31年度技術士試験の概要については、下記〔添付資料〕をご参照下さい。

平成31年度技術士試験の試験方法の改正についてのQ&A(抜粋)

Q3:総合技術監理部門を選択科目免除で受験したいが、どの選択科目で受験できるか分かりません。
A3:下記関連ページから「平成31年度技術士試験の概要について」の選択科目の新旧対照表を参照してください。名称変更された科目は矢印で示しています。また、科目が統合されたところは網掛けで示しています。(例)機械部門「材料力学」科目に合格されている方は、「材料強度・信頼性」科目で受験できます。また、「動力エネルギー」科目又は「熱工学」科目に合格されている方は「熱・動力エネルギー機器」科目で受験できます。
Q4:選択科目の統合により、過去に受験申込書に記入していた専門とする事項が、「選択科目の内容」からなくなりました。何を記入すればよいか教えてください。
A4:専門とする事項は、「選択科目の内容」の事項又は記載された事項に関する同程度の事項を記入してください。
Q5:必須科目で合格基準に満たないと選択科目の採点は行われないのですか。
A5:必須科目で合格基準を満たしていない場合でも選択科目は採点されます。
Q8:解答用紙の体裁に変更はありますか。 
A8:A4版縦置き、横書きの片面で横24文字×縦25行で変更はありません。
Q9:業務経歴票の書き方に変更はありますか。
A9:大幅な変更はありませんが、軽微な変更の可能性はあります。決まり次第ホームページに掲載します。
Q10:口頭試験に変更はありますか。
A10:試験時間に変更はありませんが、内容については検討中ですので、決まり次第ホームページに掲載します。

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