2014年6月19日木曜日

建設リサイクル推進に係る方策について

SUKIYAKI塾の添削講座もスタートし、受講生さんからもドシドシ添削依頼が舞い込んできています。
いよいよ試験まで残り50日を切りました。
皆さん集中して取り組んでいることと思います。
途中で息切れすることなく、このまま8月3日まで最後の追い込みがんばってください!

真夏の建設現場

環境白書も閣議決定され、そろそろ発表されそうなものですが、まだウエブ上にはUPされていませんね。
今回は建設環境科目のいち分野を占めている建設リサイクルについて、以下の報道発表があったのでご紹介します。
この建設リサイクルについては2年連続で出題されているので今年の試験に出るかは微妙ですが、骨子程度には整理しておいても損はありません。
ぜひ、添付資料を参考にまとめてみてください。
国交省の資料なので、素直にそのまま読んだだけでも、建設環境の技術士としての視点が自然と身に着くと思います。

報道・広報
社会資本整備審議会環境部会・交通政策審議会交通体系分科会環境部会建設リサイクル推進施策検討小委員会「建設リサイクル推進に係る方策(とりまとめ案)」に関する意見の募集の開始について
平成26年6月16日

建設リサイクル推進施策検討小委員会(以下、「小委員会」という。)では、今後の建設リサイクル推進に係る施策について検討が進められているところですが、このたび、国や行政のみならず、民間事業者を含めた建設リサイクルの関係者が今後、中期的に取り組むべき建設副産物のリサイクルや適正処理等を推進するための方策として、小委員会での議論を踏まえ「建設リサイクル推進に係る方策(とりまとめ案)」が作成されました。
今般、建設リサイクル推進に係る方策(とりまとめ案)について、広く国民の皆様からご意見を募集することとしましたので、お知らせいたします。
いただいたご意見については、今後の議論の参考にさせていただきます。

1.意見募集対象
建設リサイクル推進に係る方策(とりまとめ案)

2.意見募集期間
平成26 年6 月16 日(月)から平成26 年7 月4 日(金)まで(必着)

3.意見の提出方法
別紙の意見募集要領に基づき実施

4.閲覧又は資料の入手の方法
国土交通省「建設リサイクル推進施策検討小委員会」ホームページ
    http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s204_recycle01.html
電子政府の総合窓口のパブリックコメントのホームページ
    http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public


添付資料

建設リサイクル推進に係る方策(とりまとめ案)(PDF形式)PDF形式

2014年6月9日月曜日

いちばん手っ取り早い合格法

こんにちは、本州地方も梅雨入りしたそうですね。
となるとここ沖縄はそろそろ梅雨が明けて夏本番を迎えることになります。
本番といえば、いよいよ試験本番がもう目の前!
これからは『試験第一』に生活リズムを整えていくようにしたいものです。

先週土曜日に、首里で開催した「技術士第2次試験筆記試験対策セミナー」には、APECさんはじめSUKIYAKI塾北海道、東京、名古屋、大阪から助っ人講師をお迎えして、そしてなによりたくさんの受講生がご参加くださり(われわれ沖縄でいごの会の準備不足、配慮不足も散見されましたが)なんとか成功裏に終わることができました。
受講されたかた、いかがでしたでしょうか。

いまはちょっと気が抜けて放心状態で余韻に浸りつつ。。。というところなのですが、実はでいごの会でAPECさんのセミナー動画販売をすることになり、その注文フォームを作成していたところに完成前から喰い気味にバンバンと注文が入ってきて、それを右から左に慌てて捌いているところなんです。とても余韻に浸っている暇はありません。
全国各地の様々な地域から注文が入ってくるのをみると、これだけ需要があるのだといまさらながらに驚いています。
きっと日にちがあわない、距離が遠いなどのさまざまな理由でセミナーに参加できないひとがたくさんいらっしゃるのだと思います。
そんなセミナーへの参加を断念せざるを得なかったひとのもとへお届けできたら嬉しいです。
APECさんの筆記試験対策セミナー動画(テキストつき)

首里城裏門の継世門

セミナーでは動画にもあるAPECさんの全体講義のあと、午後からは部門科目にわかれてそれぞれ担当講師のもとでディスカッション方式の専門科目別セミナーもやりました。
われわれ建設環境チームは、昨年度試験の合格者がメイン講師となり、合格までの体験談、それからご自身の再現論文を材料に、とても実際的な細かい説明ができたのではないでしょうか。
そこでもメイン講師のかたがおっしゃっていたことには、
いちばん手っ取り早い方法は、合格したひとのやりかたを踏襲することです
わたしもそう思いますし、わたし自身そうしましたし、いまもそうしていますし、ほかのひとにもそう勧めています。

というわけで、これまた宣伝めいたことになってしまいますが、昨年度試験に合格したひとたちの再現論文(A評価論文)が廉価で販売されています。
ぜひとも入手して、論文構成、字句の使いまわしかた、問題に対する回答内容、項目立て、など参考にしてください。
APECさんの推奨する「骨子法」についても、まだ自分では作れない、なんてひとは、この合格論文の骨子をつくったらよいと思います。
必須科目の正解と解説、建設環境の問題Ⅱ-1が12例、Ⅱ-2が8例、Ⅲが6例あり、これで価格が1,500円です。
実に安いです。
H25年度筆記試験合格答案実例集

では、がんばってください!

2014年6月4日水曜日

IPCCって、なに?

いよいよ今週末に開催が迫りました、SUKIYAKI塾沖縄でいごの会主催の技術士第二次試験筆記試験対策セミナー!
業務盛りだくさんでとっても忙しいのですが、参加してくださる皆さん、そして建設環境の受講生の皆さんのためにもシッカリ準備して臨まなければなりません。

ところで、県外のひとからすると「でいご」って何?
”でいごの花”って聴くけどどんな花?
というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

というわけで、沖縄県を中心に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)の機体にデザインされている「でいごの花」を写してみました。

これがでいごの花なのです【JTA機体搭乗口側面】

沖縄では街路樹などでよく見られますが、花が咲くのはだいたいGW頃です。
ハイビスカスのように年中咲くわけではなんです。
しかも、よく咲く年とそうでもない年があるんです。
沖縄の都市伝説(?)では、でいごの花がよく咲く年は台風の当たり年(上陸する個数が多い年)なんて言われます。

台風といえば、地球温暖化にともなってその規模が大きくなることが予測されていますね。
今年はでいごの花がたくさん咲いていたので、どうなりますか。
とまぁ、近頃は気候変動に関連した話題が増えましたね。
昨日なんかは、梅雨前だってのに全国3地点で猛暑日、328地点で真夏日を記録、特に北海道では日中の最高気温が38℃近くまで上がったそうで、しかも朝方は7℃っていうじゃありませんか!
沖縄は海に囲まれているせいか、そこまで極端な気温の変化はありませんし、そもそも最高気温は行っても32℃くらいです。
どうも最近は「地球の温暖化」に結び付けたくなる事象が各地で頻発するようになりましたね。

そんな折、環境省の定期広報誌「エコジン」の最新号で、IPCC報告書に関する解説記事が掲載されました。
IPCCの第5次報告書(の一部)がちょこちょこ発表されていて、そのたびにニュースになったりしますが、こうニュースが小出し小出しだと、なんだか結局のところどうなっているのか、よくわかんないことになっちゃっているんじゃないでしょうか。

そうはいっても、環境関係の専門技術者の端くれであり、建設系技術者のなかでは環境ジャンルを任されている我々建設環境の技術者としては、IPCC報告書にまとめられている最新の地球温暖化情報についてはぜひ整理したうえで概略だけでも把握しておきたいところです。

報道発表資料

平成26年6月3日

「エコジン」(環境省広報誌)6-7月号の発行について

「エコジン」(環境省広報誌)6~7月号を本日6月3日に電子書籍として発行します。
年度が変わり、エコロ塾やエコ達人に学ぶをリニューアルし、新たにDiscover ECO JAPAN、エコテク解体新書やさかなクンのお魚eco講座が加わりました。今月号は、"美しい自然の風景を、この先の未来に、残していきたい。"と語る黒谷友香さんのインタビュー、その黒谷さんも賛同され3月26日にキックオフしたばかりの低炭素社会実現に向けた気候変動キャンペーン「Fun to Share」の紹介、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告書の解説や環境省の「地球いきもの応援団 生物多様性リーダー」でもあるさかなクンがその豊富な知識を生かし、地球温暖化や生物多様性について"お魚目線"で動画解説する「さかなクンのお魚eco講座」など、イラストや写真などを使って一般の方がわかりやすい誌面としています。是非ご覧ください。
1.「エコジン」(環境省広報誌)6・7月号の概要は以下のとおりです。
 ○エコジン・インタビュー :黒谷友香さん
 「美しい自然の風景を、この先の未来に、残していきたい。」
 ○特集 :Fun to Share みんなでシェアして、低炭素社会へ。
 ○エコロ塾  :IPCC報告書解説
 ○ecojin SPECIAL NEWS(復興版) :復興へ夢を乗せて 福島県にJリーグチームが誕生!
 ○Eco First Company File File13 :株式会社タケエイ
                   File14 :株式会社電通
 ○Discover ECO JAPAN Case1 :神奈川県相模原市藤野地区
 ○エコテク解体新書    VOL.1 :あべのハルカス
 ○eco便り
 ○いきものノート :「ツシマヤマネコ」
 ○エコ達人に学ぶ   第1回 :かんたんエコそうじ・収納      
 ○しりあがり寿の「エコい毎日」 :Fun to Share "シェアーッ!!"
 ○さかなクンのお魚eco講座  :お魚と地球温暖化1
  
2.「エコジン」(環境省広報誌)は、隔月発行の電子書籍です。最近の環境行政情報や、企業や個人の方々の環境問題に対する先導的な取組を紹介し、国民一人ひとりが環境のことを考え、地球のためにできることを見つけ出すために役立つ情報をお伝えします。
  環境省広報誌エコジン:http://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/index.html