2021年3月20日土曜日

受験申込書の様式等が変更になるそうです

証明印の廃止については技術士試験分化会でも議題になっていたので予想はしていたのですが、様式が変更になるとは事前情報がなかったのでたいへん驚きました。受験申込書に使用するファイルはこれまでPDFだったのですが、これがExcelに変更になるそうです。4月1日(木)から配布開始なのでまだ全貌はわかりません。
思い起こせば私が初めて受験した平成22年度試験の経歴票(しかもあの頃は10行経歴!)もExcelに入力して、さらにはインターネットによる出願(も可)でした。なかなかよかったのですがトラブルが続出したのかなんなのかで速攻で廃止されましたけれども。
そして令和3年度は新型コロナもあり、郵送のみの受付だそうです。コロナとはいえこれまたインターネット出願ではないんですね。

受験する皆さんは令和2年度様式のPDFで作成していると思いますが、4月1日まではそのままそれを使用し、4月1日に令和3年度様式が配布されたらそれに移し替えてくださいね。安心してください、記入する内容自体は変わらないと思いますよ。

【大阪梅田駅】







令和3年度技術士第二次試験 実施案内

★昨年度からの変更点

(1)申込書類の提出方法
 郵送(書留)又は持参(試験センター窓口のみ)としていましたが、新型コロナウイルス感染症対策から郵送(簡易書留)のみとします。
(2)申込書様式
 ホームページに掲載する受験申込書のダウンロード版をPDF形式からExcel形式に変更します。昨年度まで提供していたPDFファイルは使用できません。
(3)実務経験証明書の押印
 実務経験証明書への押印を廃止し、代わりに証明者が電話番号とメールアドレスを記入することをもって証明を受けたものとします。

※詳しくは、4/1掲載(配布)の受験申込み案内を参照してください。

日程表
受験申込書配布期間令和3年4月1日(木)~4月19日(月)
受験申込受付期間令和3年4月5日(月)~4月19日(月)
※令和2年度技術士第二次試験筆記試験合格者は、特例措置により5月13日(木)必着
筆記試験日
・総合技術監理部門の必須科目
令和3年7月10日(土)
筆記試験日
・総合技術監理部門を除く技術部門
・総合技術監理部門の選択科目
令和3年7月11日(日)
筆記試験合格発表令和3年10月下旬
口頭試験(筆記試験合格者のみ)令和3年12月上旬~令和4年1月中旬のうちのあらかじめ受験者に通知する日
口頭試験合格発表令和4年3月中旬
★文部科学省 科学技術・学術審議会 技術士分科会資料
★令和3年度技術士第二次試験実施大綱(解答時間・配点等が掲載されています。)
下記〔添付資料〕よりダウンロードしてご参照下さい。

1.受験申込書等の配布

配布期間:令和3年4月1日(木)~4月19日(月)

入手方法

・当会ホームページより令和3年度技術士第二次試験の受験申込書様式及び「受験申込み案内」等をダウンロードすることができます。下記関連ページ〔令和3年度 技術士第二次試験 受験申込書様式等〕(4月1日掲載)をご参照ください。

冊子版の「受験申込み案内セット」を入手希望の場合は、下記関連ページ〔令和3年度技術士第二次試験 受験申込書請求方法〕をご参照ください。

2.受験申込受付期間

受付期間:令和3年4月5日(月)~4月19日(月)(土曜日・日曜日を除く。)

※令和2年度技術士第二次試験筆記試験合格者は、特例措置により5月13日(木)必着

受験申込書類は、下記宛てに原則郵送(書留郵便(4月19日(月)までの消印のあるものは有効。)で提出すること。

受験申込書の送付先
〒103-8601 日本郵便株式会社 日本橋郵便局留 
公益社団法人日本技術士会 技術士試験センター

3.試験日及び試験地

筆記試験

令和3年7月10日(土):総合技術監理部門の必須科目
令和3年7月11日(日):総合技術監理部門を除く技術部門
          総合技術監理部門の選択科目
※受験票は、令和3年6月中旬の発送予定です。

試験地
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
試験会場については、下記関連ページ〔令和3年度技術士第二次試験 筆記試験会場について〕(6月中旬掲載)をご参照ください。

口頭試験(筆記試験合格者のみ)

令和3年12月上旬~令和4年1月中旬のうちのあらかじめ受験者に通知する日
試験地
東京都(試験会場は筆記試験合格通知でお知らせします。)

4.技術部門

機械、船舶・海洋、航空・宇宙、電気電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線及び総合技術監理の21技術部門

【第二次試験の科目表】は下記関連ページ〔技術士第二次試験の科目〕をご参照ください。

5.受験資格

技術士補となる資格(技術士第一次試験の合格者あるいはそれと同等と認められる者)を有し、受験申込みを行なう時点で、次のいずれかに該当することが必要です。
※技術士第一次試験の合格者あるいはそれと同等と認められる者については下記関連ページ〔第一次試験合格者と同等と認められる者〕をご参照ください。

◆ 技術士第二次試験の受験に際しては、技術士補となる資格を有する技術部門に限らず、他の技術部門も受験することができます。
◆ 旧制度で、第一次試験の合格を経ずに第二次試験に合格している者が、第二次試験を受験しようとする場合、第一次試験を合格することが必要となります。

【総合技術監理部門以外の技術部門を受験する場合】

(1)技術士補に登録し、技術士補として通算4年を超える期間技術士を補助したことのある者。

(2)技術士補となる資格を有した日から、科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督のもとに当該業務に従事した期間が通算4年を超える者。

(3)科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算7年を超える者。(技術士補となる資格を有した日以前の従事期間も算入することができます。)

※ 上記(1)から(3)について、大学院における研究経歴の期間を有する者は、2年を限度として、その期間を短縮することができる。(技術士補となる資格を有した日以前の期間であっても、2年を限度として、業務経歴の期間を減じることができます。)

【総合技術監理部門を受験する場合】

●上記(1)から(3)に示した期間に更に3年 が必要です。

●ただし、既に技術士第二次試験に合格している者は、業務経験が第一次試験合格前の従事期間を含めて7年を超える期間があれば受験できます。

6.試験科目

筆記試験

総合技術監理部門以外の技術部門
必須科目:「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目:「選択科目」についての専門知識及び応用能力並びに問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの

総合技術監理部門
必須科目:「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び応用能力を問う問題
選択科目:上記、総合技術監理部門以外の技術部門の必須科目及び選択科目

口頭試験(筆記試験合格者のみ)

技術士としての適格性等について口述により行います。

7.試験の一部免除

 既に総合技術監理部門以外のいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合、試験科目のうち選択科目が免除されます。

8.受験手数料

14,000円 1技術部門につき(非課税)

9.過去問題の公表について

当会ホームページに技術士第二次試験の過去問題を掲載しております。ホームページ左側のメニュー〔過去問題(第二次試験)〕をご参照ください。


2021年3月14日日曜日

気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略

本日で令和2年度口頭試験が終了しました(追試験がありますがとりあえず)。
新型コロナに振り回され、今年度はいつになく長かったですね。それでもあとは4月30日(金)の合格発表を待つのみです。
口頭試験の質問内容などはちかぢか整理され掲示されると思いますので、今日は別の話題を提供します。

気候変動適応策の新しいバージョンもそろそろ発表される頃合いになってきましたが、令和2年版環境白書でも取り上げられた’’気候危機’’とその気候変動対策の防災版’’気候変動×防災’’についての動画が公開されました。
地球温暖化の進行を抑える"気候変動対策"と、地球温暖化によって激甚化・頻発化する気象災害に備える"防災・減災対策"を同時に行う企業・自治体の先進的な取組を紹介したものだそうです。
これは建設環境を自認する、そして建設環境の技術士を目指すかたは必聴必見の動画ではないでしょうか。CPDも計上できますし、継続研鑽としてもよい話題です。

しかしノンステートアクターっていう言い方はまだ馴染みがないせいか違和感がありますねえ。別にそこまで新しい概念というわけでもないですからね。語感、音感、カタカナ語としての類似感としてはステークホルダーというのに近いでしょうか。コンピテンシーにもまだ慣れないし(←まだ言ってる)。。。明治の初め頃のように、漢字で新しい概念をうまく表現してもらえたらいいのにと思います。
でも筆記試験の答案で’’ノンステートアクター’’なんて書いたらウケがイイのかな。。。

ミュージアムて...
【京都市東山区祇園町南側】

令和3年3月12日
地球環境
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動画『気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略』の公開について

 動画『気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略』について、「COOL CHOICEウェブサイト」( https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/bosai/ )で公開いたしました。地球温暖化の進行を抑える"気候変動対策"と、地球温暖化によって激甚化・頻発化する気象災害に備える"防災・減災対策"を同時に行う企業・自治体の先進的な取組を紹介します。個人での視聴はもちろん、イベントや授業、研修など様々な場面で利用することができます。ぜひ御覧ください。

1.ウェブサイトでの公開について

 動画『気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略』(以下、「本動画」という。)を「COOL CHOICEウェブサイト」内で公開いたしました。

〔本動画の公開場所〕https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/bosai/

※関連動画として「おしえて!カミナリ先生~気候変動×防災~」も公開していますので、こちらも併せて御覧ください。https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaminari/

[本動画の概要]

 近年、激甚化・頻発化する気象災害にも、地球温暖化が大きく関係していると言われています。

 本動画は、企業・自治体等のノンステートアクターを主な対象として、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素の排出を抑える"地球温暖化対策"と気象災害に備える"防災・減災対策"を同時に行う「気候変動×防災」の取組を紹介することで、正しい理解を得て、主体的に行動いただくことを目的に制作しています。

 本動画はフルバージョンで17分程度で、チャプターごとの再生も可能であり、個人での視聴はもちろん、研修やイベントなど様々な場面で利用することができます。

[本動画の種類]

(1)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略 フルバージョン

   17分38秒

(2)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略 

   Chapter1:今すでにある危機に「気候変動×防災」で挑む

   3分33秒

(3)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略

   Chapter2:科学者が指摘「気候変動×防災」の重要性

   4分43秒

(4)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略

   Chapter3:ノンステートアクターの「気候変動×防災」具体例①

   3分35秒

(5)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略 

   Chapter4:ノンステートアクターの「気候変動×防災」具体例②

   3分29秒

(6)気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略 

   Chapter5:持続可能な未来へ いま行動すべき時 

   2分17秒

[本動画の監修等] 

監修  国立研究開発法人 国立環境研究所 副センター長 江守正多 氏

    気象庁 気象研究所 川瀬宏明 氏

2.DVDの貸出しについて

 企業・自治体における研修や、環境意識向上のためのイベント等に積極的に御活用いただきたいため、本動画を収録したDVDの貸出を行います。

 DVDの貸出しに関する詳細は、「COOL CHOICEウェブサイト」内の『気候危機時代を生き抜く「気候変動×防災」戦略 利用規約』( https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaminari/rule_210312.pdf )を御確認ください。

[DVDの貸出しに関する問合せ先]

メール: chikyu-suishin@env.go.jp


2021年3月3日水曜日

口頭試験 追試験の実施

ひと月ぶりの更新になりました。
3月になり、例年ですとそろそろ合格発表の時期なのですが、今年度はコロナのあおりで、まだまだ口頭試験が続いています。私も無事に先月末に受験することができました。口頭試験の情報についてはまだ秘匿すべきですのでここではあまり触れられませんが、事前の情報通りでした(とはいえ事前の情報どおりではないひともいるみたいです)。

それにしても渋谷の街はひとがごった返していましたね。ウイルス感染にとても神経質な地方から行くとあまりのひとの多さ、密着した距離感に腰を抜かしそうになると思います。これから受験されるかたもどうぞ気を付けてくださいね。

技術士会HPにはついに口頭試験の追試験の実施が発表されました。受験生がコロナに感染、あるいは発熱などで感染の疑いが、あるいは濃厚接触者に該当したためなのでしょう。大変だとは思いますがしっかり休んで体調を直したうえで、5月か6月に実施される追試験に臨んでください。

そして3月になったということは、令和3年度試験の受験申込書類の受付締め切り日からのカウントダウンが始まったということでもあります。次年度試験の受験を考えている方は早めに動き出してくださいね。いまは年度末で業務多忙具合が最高潮だとは思いますが、この時期からしっかり取り組んだかどうかで、いま行われている口頭試験で大きく差がつきます。頑張ってください!

口頭試験を終えて
【機内にて】







令和2年度技術士第二次試験 口頭試験 追試験の実施(3/1)

 令和3年1月29日付け「令和2年度技術士第二次試験 口頭試験 受験者の皆様へ(1/29)」について、周知したところですが、新型コロナウイルス感染症の関連にて口頭試験を受験できなかった者が発生したことから、追試験を実施いたします。
 なお、追試験受験の申請様式等につきましては、当会ホームページに掲載することとしておりましたが、当該対象者に対しては、公益社団法人日本技術士会から個々に申請様式等(令和2年度技術士第二次試験「口頭試験追試験に関する申出書」)を送付いたします。