2013年2月11日月曜日

今後の河川管理のあり方について

「安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について(中間とりまとめ)」が発表されました。

現状、課題、今後のあり方、の3本立てで(まるでそのまま論文記述にあてはめられそうなほどに)わかりやすくまとめられています。

これまでの建設環境分野の選択科目のBグループでは河川関連は必ず出題されています。
平成24年度は2問も出ました。
来年度も河川からの出題はあると思います。
河川に関するどのような問題が出題されようとも、この資料に書かれてある「安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方」を意識して記述すると、論文に厚みが出ることでしょう。
そういった技術者としての厚み、幅をアピールするためにもこの資料は読んでおくべきだと思います。

特に建設環境分野の技術者としては、資源・エネルギーとしての河川の利活用のところをチェックしておいてください。
こういったあたりも匂うんですよね、なんかどことなく。

神通川、遠くに立山連峰【富山大橋】

安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について
~ 中間とりまとめを公表します~

平成25年2月5日
( お知らせ)
 安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について、社会資本整備審議会河川分科会に「安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方検討小委員会」が設置され、平成24 年8 月9 日より4 回にわたって審議が行われました。
 この度、第4 回小委員会にて審議された「中間とりまとめ」がまとめられましたので、お知らせします。

 なお、「安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方検討小委員会」の審議経過及び公表資料はこちらをご参照下さい。

資料1 委員名簿及びこれまでの経過
資料2 安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について( 中間とりまとめ) の主な内容
資料3 安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について( 中間とりまとめ) 本文
参考  中間とりまとめの概要

2013年2月10日日曜日

平成25年度からの技術士試験合否決定基準

来年度から変わる技術士第二次試験の合否決定基準が示されました。こちら
筆記試験の場合、ひとことでいえば、必須科目、選択科目のそれぞれ6割以上で合格ということです。

一般部門にも択一問題が導入されたことで、一見、総監部門の基準と似ているようですが、注意が必要です。
総監の場合は択一問題と論文記述問題をあわせて必須科目となっています(選択科目は免除されるひとが多い)。
総監以外のいわゆる一般部門の場合には、必須は択一問題だけです。
そして論文記述2つ(①専門知識及び応用能力、②課題解決能力)が選択科目となっています。
合格決定基準をみると、必須科目と選択科目のそれぞれで6割以上が合格となるわけですから、択一問題だけで6割以上をとる必要があります。
選択科目は2つの論文の合計得点として6割以上が必要ということになります。2つそれぞれで6割以上なくてはならないわけではありません。
ただし、APECさんが注意を促しているように、筆記試験合格後の口頭試験時に課題解決能力を試されたほうの論文が使われるとのことですから、選択科目の論文2つのうちの課題解決能力が問われるほうについては実質的に6割以上が必要になるでしょう。

今日は旧正月です

2013年2月1日金曜日

未来につなぐ環境まちづくり

久しぶりの更新となってしまいました。
出張だの海の底だの、なかなかPCの前に座る機会がありませんでした。
まだまだしばらく(というか年度末ですしね)続くわけですが、今回はその合間を縫って投稿します。

桜まつり開催中【沖縄県本部町八重岳】

先日、国土交通省の広報誌「国土交通」の最新号に環境政策ネタが特集されていました。

おおまかにザックリと建設環境分野のまちづくり課題が図示されています。
全体イメージをつかむのにいいんじゃないでしょうか。

文章表現とか、論文にそのまま使えるフレーズ盛りだくさんです。
ぜひ、文言ごと体に叩き込んでください。
どんな設問がきても、いろんな使い方ができる自由度の高いキラーフレーズばかりですよ。

だいたい吹き出しをみると、これまでの筆記試験のBグループ(10問から1問選択するほう)で問われていることそのまま当てはまっています。
このなかで興味のある2~3分野をさらに深堀りして専門知識を蓄え、筆記試験に備えてください。

ホーム  >> 「国土交通」No.119(2013.2-3) 「未来につなぐ環境まちづくり」

国土交通省 広報誌

「国土交通」No.119(2013.2-3) 「未来につなぐ環境まちづくり」


http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_002612.html