2021年12月29日水曜日

琵琶湖・東京湾における底層溶存酸素量に係る水質環境基準の水域類型の指定について

皆さん、仕事納まりましたか?
今年度は土日休日返上でいつになく忙しかったのですが、年末年始は休むことができそうです。
数日前から寒波が押し寄せ、日本海側を中心に積雪がすごいことになっていますね。沖縄暮らしの人間には想像を絶します。そんな南国沖縄でも13℃とか14℃にまで気温が下がり北風吹きすさぶなか凍えています(本当です)。

北防波堤ドーム(稚内港の防波堤)北海道遺産及び土木学会選奨土木遺産
【北海道稚内市】

口頭試験もいったん小休止。既に口頭試験が終わったひとは久しぶりにゆったりとした年末年始を迎えられることでしょう。
総監を除く一般部門では今年度の新たな傾向もみられますが、それは試験日程終了後に総括しましょうね(沖縄風に)。
そして総監を中心に口頭試験が年明けからまた始まります。その準備(のお手伝い)のため、この休暇中は総監受験生向けにオンライン模擬面接を行います。

令和4年度試験に向けてがんばっているひともいらっしゃることでしょう。
今日はそういったかたにぜひチェックしてほしい報道発表が環境省からありました。
建設環境の筆記試験でもたびたび出題されている(そして総監の択一問題でも出題されかねない)底層溶存酸素に関する話題です。細かい内容はさておき「琵琶湖と東京湾が類型指定された」くらいは気に留めておいてください。

報道発表資料
令和3年12月28日
水・土壌
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琵琶湖・東京湾における底層溶存酸素量に係る水質環境基準の水域類型の指定について

 琵琶湖及び東京湾において、水質環境基準である底層溶存酸素量に係る水域類型の指定を行うため、関係する告示を改正します。底層溶存酸素量に係る水域類型の指定は全国初となります。
 底層溶存酸素量は、魚介類等の生息や藻場等の生育に対する直接的な影響を判断できる指標であり、底層を利用する生物の生息・再生産にとって特に重要な要素の一つです。

1.国による類型指定

 環境基本法(平成5年法律第91)16条に基づき定められる環境基準のうち、生活環境に係る水質環境基準については、河川、湖沼及び海域でそれぞれの利用目的に応じて類型を設け、水域ごとに類型指定を行うこととしています。そのうち、環境基準に係る水域及び地域の指定の事務に関する政令(平成5年政令第371号)に定められた複数の都道府県の区域にわたる水域については、国が類型指定を行っています。

2.改正の概要 

 底層溶存酸素量については、平成28年3月、底層を利用する水生生物の個体群が維持できる場を保全・再生することを目的に、維持することが望ましい環境上の条件として、生活環境項目環境基準として設定されました。

 その後、公共用水域(河川、湖沼及び海域)毎に水生生物の生息状況の適応性に応じた水域類型に係る検討が随時行われています。

 今般、国が直接類型指定を行う水域のうち琵琶湖と東京湾について、令和3年7月30日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされたことを踏まえ、以下の関連2告示の改正を行い、琵琶湖と東京湾について底層溶存酸素量に係る水質環境基準の水域類型の指定を行いました。詳細は、以下の添付資料のとおりです。

(改正対象の告示)

琵琶湖:
河川及び湖沼が該当する水質汚濁に係る環境基準の水域類型の指定に関する件(平成21年3月環境省告示第14号)
東京湾:
海域が該当する水質汚濁に係る環境基準の水域類型の指定に関する件(平成21年3月環境省告示第15号)

3.施行期日

 令和3年12月28日(火)

添付資料

2021年12月27日月曜日

令和4年度 技術士試験対策 添削講座 中期コースを開講します

令和4年度試験に向けての講座を開講しておりますが、12月27日(月)より筆記試験対策添削講座の「中期コース」を開始いたします。

来年の試験といいますが、最大の関門である筆記試験は7月中旬ですので、試験まであと半年とちょっとになりました。この年末年始で令和3年をリセットして、令和4年度試験に向けての後半の追い込み、一緒にがんばりましょう!

わたしの講師としての活動は、平成22年度試験に合格した翌年からSUKIYAKI塾の添削講座に参加するかたちでスタートしました。
SUKIYAKI塾のほか、身近な知り合いを含めると、令和3年度筆記試験までの11年間でのべ281名ほどのかたたちに指導アドバイスしたことになります。そしてその一助となったかどうか、令和3年度試験までの11年間で85名のかたが合格されました。そして平成27年度からは総監の指導アドバイスも開始したところこれまで19名ものかたから吉報をいただくことができました。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうこと嬉しいですね、講師冥利につきます。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうこと嬉しいですね、講師冥利に尽きます。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

軌道に乗った平成29年度以降、多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。
下記は令和3年度筆記試験の合格発表後にいただいたメールから抜粋しました。

【建設環境】
●すごろく様
おかげ様で筆記試験合格です!!ありがとうございます!
6~7回目の受験でしたので、ひとまずホッとしています。問題Ⅱが苦手でしたが、今年重点的に取り組み、地道な添削&書き直しの効果が出たのだと思います。建設環境の新幹線の問題は一瞬焦りました(完全に予想外で)が、書くべき事項と言いますか、書いて欲しいポイントを最低限書いたのが良かったのかなと思いました。
試験に勝つ方法を学ぶことは大事ですが、試験に負けない方法を学ぶことが、ひいては勝つ方法なのかなと、改めて新しい学び方の視点も感じたところです。次の口頭試験に向けて頑張ります。。

●7月に受験した技術士二次試験ですが、合格することができました。
試験当日での論文作成においては、すごろく様より頂いたアドバイス、知識、論文の書き方等、全て出し切りました。論文の添削指導をして頂き、本当にありがとうございました。
口頭試験も合格に向けて、勉強、模擬試験に取り組んでまいります。

●すごろく様
お世話になります。技術士論文の添削指導頂いておりました●●です。
技術士筆記試験ですが、合格していましたのでご報告させていただきます。
論文添削ではご指導いただき、大変お世話になりました。本当に有難うございました。当初は論理抜けが多く、論文の書き方もよく分からない状態でしたが、添削指導のおかげで合格レベルまで行けたと思います。
口頭試験まで気を引き締めて準備します。

●先週末、筆記試験の合格発表の通知が来まして、バタバタと準備しているところです。論文の添削・ご指導頂いたお陰です。遅ればせながらお礼申し上げます。

【自然環境保全】
技術士の筆記試験対策で大変お世話になりました、●●です。
7月は最後までご支援くださり、誠にありがとうございました。おかげさまで、筆記試験に無事合格いたしました!!
合格発表を確認した際には、こんなに合格者が少ないものなのか…と驚きと不安に包まれましたがその中に自分の受験番号があるとは、さらに驚きました!受験勉強以前に、受験を決めたタイミング自体もかなり遅くコロナ渦で受験することすら少し迷っていた私が初めての受験で筆記試験を突破できたのは本当にすごろく先生のおかげです。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。口頭試験も気を抜かず頑張っていきたいと思います。
今後も引き続き、ご指導よろしくお願い致します。

【総監】
●すごろく様
おはようございます。おかげさまで筆記試験に合格いたしました。添削指導、誠にありがとうございました。

●ご無沙汰しております。おかげさまで総監筆記試験に合格しました。ご指導ありがとうございました。

などの嬉しい報告をいただきました。

そのほか筆記試験再現論文に対するコメント評価も行っています。
令和3年度試験の答案について第3者の視点からの評価を欲しているかたはぜひどうぞ。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。

●建設部門建設環境・環境部門自然環境保全・水産部門水産資源及び水域環境
技術士受験指導の経験は早いもので11年、そして建設環境分野、自然環境保全分野、水産水域環境分野の技術者としての業務経験は26年になりました。これまで主に沖縄県内での環境調査、環境影響評価、自主アセス(ミニアセス)に携わっております。
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の科目についてもご希望であればお引き受けします。ただし専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外の科目については、建設部門の都市及び地方計画、河川、砂防及び海岸・海洋の環境寄りのかた、環境部門の環境保全計画、環境影響評価、水産部門の水産土木のかたを指導いたしました。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境や水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境、水産資源及び水域環境、自然環境保全以外では、電気電子-電気設備、土質及び基礎、鋼構造及びコンクリート、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、港湾及び空港、道路、施工計画・施工設備及び積算、上水道及び工業用水道、下水道、農業-農業農村工学、経営工学-サービスマネジメント、環境-環境保全計画のかたを指導いたしました。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を法律等の改正に伴い書き換えています(ただしH29年時点までのものです)。
※択一対策は、「総合技術監理キーワード集2022」を用いてご自分で青本(キーワードの解説集)を作成するのが合格への近道です。

下記の2つのコースがあります。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

★お申込みはこちらからお願いします

①令和3年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。総監以外は必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各問題に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
※令和3年度試験の答案用紙を模したワードファイルを差し上げます
料金:3,000円

【令和4年度試験対策】
②出願書類作成
期間:受付完了時から令和4年度試験の受験申込期限日の7日前(4月11日(月)※一部例外あり)まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と実務経験証明書(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。受験する部門科目に合致しているかの確認と令和3年度口頭試験における実際の試問内容を踏まえた記述内容となるよう指導いたします。
令和4年度の様式が正式発表されるまでは令和3年度様式で添削指導を行い、令和4年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 中期コース
期間:受付完了時から令和4年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます(一般部門は7月11日(月)まで、総監部門は7月10日(日)まで)。
内容:一般部門については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:20,000円

④筆記試験論文添削 短期コース
期間:令和4年4月末頃から受付を開始します。受付完了時から令和4年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:総監以外については必須科目と選択科目を、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:15,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である受験申込書や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが、建設-建設環境、水産-水産資源及び水域環境、環境-自然環境保全以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。

フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2021年12月21日火曜日

総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

流行語大賞や今年の漢字など、この一年を彩った言葉や漢字の数々をあらためて振り返るこの時期、総合技術監理部門を彩るキーワードの数々を集めたキーワード集、その名も「総合技術監理キーワード集」の最新版が発表されました。

まだしっかり目を通していませんが、2021年版に比べていろいろと変更点があるようです。
どこが変わったのか探すのも楽しみですよね。そしてそれが勉強にもなります。そもそも変更されたところが試験に出やすいというのもあります。
新規追加が19ワード、一部修正が11ワード、掲載位置変更が24ワード、削除が7ワードだそうです。ぜひ皆さんご自分で探してみてください。

2021年版で資料を作成していたひとも、今回改訂された2022年版にあわせた資料に更新する際には、自動変換や他人が作成した資料をコピーするのではなく、自ら手を動かし、頭で考えながら地道にコツコツと作業に取り組むことが、総監理解への、そして合格への実はいちばんの近道だと思います。
頑張って下さい!

わたしの個人事業として2次試験対策講座を開講しています。
口頭試験対策については筆記試験に合格した講座の受講生向けに行ってきましたが、一般部門がほぼ終わり、比較的時間に余裕ができたので総監部門向けには講座の受講生以外のかたでもご希望あればお受けしようと思います。
内容はZOOMによるオンライン模擬面接とその後の講評を合わせて1時間程度、これを日を替えて2回行うもので、料金は1万円です(領収書は発行できません)。
模擬面接の日時は互いの都合をすり合わせて決定します。
ZOOMの模擬面接をレコーディングしますのでそのファイルをお渡しします。
また、わたしのH26年度総監口頭試験の再現記録も差し上げます。

そして次年度試験に向けた講座も開講しています。
令和4年4月18日(月)までに提出する必要がある受験申込書(※令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で令和4年4月28日(木)をもって受験資格を満たすひとは、令和4年5月11日(水)まで)、この書類作成を指導するのが「②出願書類作成コース」です。
そしてご好評いただいている「③筆記試験論文添削 長期コース」も引き続き募集しています。よかったらチェックしてください。来週からは受講料が下がる「同 中期コース」も始めます。よかったらチェックしてください。
令和4年度 技術士試験対策 添削講座

北海道大学予科記念碑
【北海道札幌市】




総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

令和3年12月
文部科学省

技術士制度における総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すため、キーワード集を取りまとめましたので公表いたします。

※2021年度版のキーワード集の一部を改訂し、2022年度版のキーワード集を掲載いたしました。
【本キーワード集の留意点】
・それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)

・各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。

・法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。

・本キーワード集の内容は、令和3年12月時点での情報である。(今後、技術や社会の進展に対応するため、適宜改訂の予定。)

※上記、2021とありますが、2022年版にジャンプします。

2021年12月17日金曜日

令和4年度 技術士第二次試験の実施について

報道によると沖縄の米軍海兵隊基地で新型コロナウィルスの集団感染が確認され、基地内で働く日本人従業員の感染者からオミクロン株が検出されたそうです。これはもうアレですね、拡がっちゃう可能性高いですね。下手したら沖縄本島在住者の県内離島や他府県への渡航が禁止されかねないかもしれません。せっかく第5波が収束したところだったんですけどね。杞憂で終わるといいのですが。

とにかくオミクロン株が流行る前になんとか口頭試験を終えられるといいですね。
筆記試験に見事合格したわたしの講座の受講生の皆さん、建設環境の多くのかたは既に無事に口頭試験を終え、あとは今週末の自然環境保全と来週末には残りの建設環境のかたを残すばかりです。
総監は12月のひともいましたが、多くは1月ですのでいままで後回しにしていたぶんこれから追い込みかけないといけませんね、一緒に頑張りましょう!

そして早くも次年度試験に向けてスタートしています。
来週あたりには「総監キーワード集2022」も発表されると思いますが、それに先立って令和4年度の試験についての公式な発表が日本技術士会からありました。

総監以外は7月18日(月祝)に、総監はその前日の7月17日(日)に筆記試験があります。
令和4年度2次試験の内容及びスケジュールは例年どおりのようです(1次試験は令和3年度と同様に11月末の27日(日)に試験があります)。

わたしの個人事業として2次試験対策講座を開講しています。
令和4年4月18日(月)までに提出する必要がある受験申込書(※令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で令和4年4月28日(木)をもって受験資格を満たすひとは、令和4年5月11日(水)まで)、この書類作成を指導アドバイスするのが「②出願書類作成コース」です。
そしてご好評いただいている「③筆記試験論文添削 長期コース」も引き続き募集しています。
今月末からは受講料が下がる「同 中期コース」も始めます。よかったらチェックしてください。

希望を託して、月の入り
【沖縄県那覇市】


令和4年度 技術士第二次試験の実施について

1.受験資格

技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者
(1) 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間((2)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(2) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務を行う者(注1)の監督(注2)の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、通算して次に定める期間((1)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(注1)7年を超える業務経験を有し、かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。
(注2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、指導、助言その他適切な手段により行われるもの。
(3) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 7年
・総合技術監理部門 10年(既に総合技術監理部門以外の技術部門について技術士となる資格を有する者にあっては7年)
なお、(1)~(3)のいずれにおいても学校教育法による大学院修士課程(理科系統のものに限る。)若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了し、又は博士課程(理科系統のものに限る。)に在学し、若しくは在学していた者にあっては、2年を限度として、当該期間からその在学した期間を減じた期間とする。

2.試験の方法

技術士第二次試験は、筆記試験及び口頭試験により行い、口頭試験は、筆記試験に合格した者について行う。

3.試験科目

(1) 試験は、21の技術部門について行う。
(2) 試験科目は、必須科目及び選択科目により行う。
(3) 既に総合技術監理部門を除くいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合は、試験科目のうち選択科目を免除する。

4.試験の日時、試験地及び試験会場

(1) 筆記試験
期日
総合技術監理部門の必須科目
・令和4年7月17日(日)
総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択科目
・令和4年7月18日(月・祝)
時間 試験時間は、受験者に別途通知する。
試験地及び試験会場
次の都道府県において行い、試験会場は、6月中旬頃の官報に公告する。
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。
なお、試験会場については、受験者があらかじめ選択する試験地における会場を本人宛てに別途通知する。
(2) 口頭試験
期日 令和4年12月から令和5年1月までの間で、受験者に別途通知する日
時間 試験時間については、受験者に別途通知する。
試験地及び試験会場
東京都 試験会場は、受験者に別途通知する。

5.受験申込書等配布期間

令和4年4月1日(金)から4月18日(月)まで

6.受験申込受付期間

令和4年4月4日(月)から4月18日(月)まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(4月18日(月)までの消印は有効。))で提出すること。
なお、令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で、令和4年4月28日(木)をもって受験資格を満たす者については、受験申込受付期間を令和4年5月11日(水)(消印有効)までとする。

7.受験申込書類

(1) 技術士第二次試験受験申込書(6ヵ月以内に撮った半身脱帽の縦4.5cm、横3.5cmの写真1枚を貼付)
(2) 実務経験証明書
(3) 上記1.(2)に掲げる要件に該当する者については、技術士法施行規則様式第2の2に定める監督者要件証明書及び第2の3に定める監督内容証明書を提出すること。
(4) 総合技術監理部門の選択科目の免除に該当する場合には、技術士第二次試験合格証の写し、技術士第二次試験合格証明書、技術士登録証の写し又は技術士登録証明書のうちいずれかを提出すること。

8.受験手数料

14,000円

9.試験の実施に関する事務を行う機関及び申込書類提出先

指定試験機関 公益社団法人 日本技術士会
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館4階
電話番号 03-6432-4585

10.合格発表

筆記試験については、令和4年11月に合否を通知する。また、口頭試験については、令和5年3月に試験に合格した者の氏名を技術士第二次試験合格者として官報で公告するとともに、本人宛てに合格証を送付する。
筆記試験及び口頭試験の合格発表後、受験者に成績を通知する。

11.正答の公表

筆記試験終了後、速やかに択一問題(総合技術監理部門必須科目)の正答を公表する。

2021年12月2日木曜日

いよいよ口頭試験が始まります

12月になりましたね。
オミクロン株なる新たな変異種が世界的に広まりはじめています。その変異種拡散前の新型コロナ新規感染者数がひとけたで治まっている間に口頭試験対策セミナーを集合形式で開催することができました。

リモート花盛りですが、やっぱり直に顔を突き合わせての模擬面接はイイですね。時間当たりの情報量がぜんぜん違います。それにAPECさんはじめほかの講師のかたと机を並べて議論することができたことも講師としてかけがえのない資質向上の機会となりました。刺激が違いますよね。受講生の皆さんの脳みそにしっかりインプットされているとよいのですが。そして試験本番では試験官に向かって存分にアウトプットできることを祈っています。

しかし令和元年度試験からの「技術士コンピテンシー」、いいかげん皆さん慣れましたか?
だいぶ慣れたともいえますが、かくいうわたしもホントに慣れたのか?というとまだ微妙なところがあります。
やっぱりなんだかカタカナばっかりだからかいまいちピンとこないんですよね。コミュニケーションやリーダーシップにマネジメント。。。。昨年度よりは理解しているつもりですけどね。
そんな状態ですが、明日からはいよいよ令和3年度技術士試験の締めくくり、口頭試験が始まります。
今年度は総監の試験も12月から始まります。一般部門と総監部門の受験生を同時に(時間的に連続して)指導するのは頭がこんがらがっちゃいますが頑張っています。受験される皆さんも頑張ってください。

セミナーに参加できていない総監以外の受験生は、再度、技術士コンピテンシーの内容を確認しておいてくださいね。

とはいえ、もうここまで来たら「体調管理」がいちばんの試験対策です。
新型コロナに負けず、そしてマスクやアクリル板にも負けずに、ハキハキと元気に口頭試験に臨んでください!

【沖縄県石垣市】