2020年8月24日月曜日

生物多様性の確保に結び付くみどりのまちづくり

皆さん、お盆はどうでしたか。沖縄は旧暦で行うので今年は来週がお盆なんです。スーパーやショッピングセンターもお盆の準備セールやお中元セールで盛り上がっているんですよ。とはいえ、延長された緊急事態宣言下、不要不急の外出自粛要請が出ているので、例年に比べるとやはりこじんまりとしているように感じます。。。

と言っている間に試験までひと月を切りました。
いよいよラストスパートです。わたしの講座の受講生からの添削依頼も間をおかずバンバン届きます。
試験会場も発表されましたね。
いつもとは違う会場のところが多いと思います。沖縄も広めの会場なのでソーシャルディスタンスがものすごく図られた体制で試験が実施されるのでしょう。楽しみです。

ひと月を切りましたので、これからは新しい知識を仕入れることよりも、これまでに書き溜めた模範解答論文を手書きで回答用紙に記述する訓練に移行することをオススメします。今回は特に12時から18時までの長丁場です。間に30分しか休憩がありません!6時間のうち少なくとも「4時間」は書き続けることになるはずですからそれはもう過酷な状況になると思います。
漢字練習も兼ねた筋トレこそがこれからは大事な試験対策になります。

と書いておきながら、前回に続き、生物多様性とまちづくりをからめたネタをご紹介します。「まちづくり」といえば行政からの一方通行ではうまくいきませんし、維持管理もできません。市民参加型の取り組みが求められています。
皆さんの論文ネタにもみどりのまちづくりの際に生物多様性に絡めたはなしがよくみられますが(さらにはグリーンンインフラに絡めたものもありますね)、これのより具体的なネタ、特に留意点のところで活用できる実践的なレポートになっていますので(軽くでも)一読をオススメします。

カレーの市民
【国立西洋美術館】

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国総研メールサービス No.324 2020817日号

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[2]国総研レポート2020からの紹介
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◇国総研資料 第1113
生物多様性の確保に結び付くみどりのまちづくりの実現に向けた市民参加生き
物調査の実践・活用ガイド


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2020年8月5日水曜日

グリーンインフラを活用した持続可能で魅力的な地域づくり

毎回コロナの話題から始まってしまいますが、沖縄も沖縄本島のみならず、さらなる離島の石垣島や宮古島、はては西表島まで感染が拡大してしまいました。拡大することは想定内だったとはいえ、現実になるとちょっと慌ててしまいます。報道でも取り上げられている通り、離島は医療体制がとても脆弱ですからね。
実は昨日今日と本来であれば石垣島での調査を予定していたのですが、さきの台風4号の影響もあって調査が延期になりました。改めて仕切り直しなわけですが、それにしてもこのような状況ではとてもではありませんが離島出張を楽しむことができませんね。いわゆる接待を伴った夜のお店には行きませんが、それでも島の料理や島のお酒を島のお店で島のひとと一緒に島の時間を楽しみたいですよね。それやこれやもいまは我慢なんですかね。来週は宮古島での調査を予定していますがどうなりますか。。。

ちばりよー石垣島!
【石垣港離島ターミナル】

早いもので試験まであとひと月半になりました。コロナ騒動でスケジュールがオカシクなってしまっているひとも多いとは思いますが、腰を上げる最後のチャンスですよ!
夏季調査の本番まっただなかだとは思いますが、試験対策のための時間も捻出して悔いの無いかたちで試験本番を迎えたいですね(←理想です(笑))。
今回取り上げるネタは建設環境分野のいちおしジャンルのグリーンインフラです。頻繁すぎてシツコイかもわかりません(笑)
グリーンインフラはコンクリートによる防災減災のためのハード整備(グレーインフラ)に代わる天然のインフラとして「だけ」じゃなくて、生態系ネットワーク、生物多様性、緑のまちづくりにも絡んでいます。
今回取り上げられている施策は特にこのまちづくりに主眼を置いた事業になっていますのでこれは事業そのものの経過も追っかけてゆきたいですね。
それにしてもわたしの通っていた高校の学区?内にある聖蹟桜ヶ丘駅周辺はいろいろと思い出が詰まっているエリアなんですが、下のイメージ図をみてもまったく面影がなくって戸惑います(笑)

報道・広報

国交省初!グリーンインフラに取り組む地方公共団体の技術支援を実施!
~グリーンインフラを活用した持続可能で魅力的な地域づくりを推進~

令和2年7月31日
○ 令和2年度から新たに開始する「先導的グリーンインフラモデル形成支援」の対象団
  体として、グリーンインフラに取り組む地方公共団体2地域を決定しました。
○ グリーンインフラの基本構想策定から体制づくり、各種計画への反映等、令和3年度
  以降の事業化に向けて専門家を派遣する等の支援を行い、取組を加速します。
※ グリーンインフラとは、社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、
  自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力的な国土・都市・地域づくり
  を進める取組です。
※ 本支援では、グリーンインフラを活用した“防災と環境を両立したまちづくり”や“自
  然豊かで賑わいある空間形成”を推進します。

○支援対象

区分1:雨水の貯留・浸透や屋外空間を生かした防災・減災、気候変動への対応


区分2:低未利用地等の活用による、豊かな自然環境・景観の保全、生態系ネットワークの形成

添付資料

報道発表資料(PDF形式)