2019年9月30日月曜日

技術士1次試験 ラストスパート!

ご無沙汰しております。
明日から10月ですね。消費税増税のニュースが喧しいです。
この夏をふり変えると、8月の猛暑に豪雨、9月の台風と災害が頻発しています。
わたしはいま石垣島に滞在していて台風18号の直撃を待ち受けています(出張中の宿でカンヅメ)。今夜が山田。最大風速60mだそうです。大丈夫かな。。。

筆記試験も終わり、わたしの活動も小休止なところがあるのですが、10月の1次試験と11月のRCCM試験を控えて、沖縄ではAPECさんによる技術士1次試験とRCCM試験対策セミナーが開催ありました。
わたしは職場の旅行のため参加できませんでした。聞くところによると那覇、宮古、石垣の沖縄ツアーで多くの受講生の参加があったようです。

ちなみに沖縄での試験会場はいつもの沖縄大学ではなく、首里のホテルでやりますのでお間違えのないように!

令和元年度 第一次試験筆記試験会場

標記の件について、文部科学省から以下のとおり令和元年9月12日付の官報に公告されました。
※施設の状況等について、試験会場事務局等に電話等による問い合わせはご遠慮下さい。

試験会場名をクリックすると試験会場のホームページに移動します。

・試験日:令和元年10月13日(日)
試験会場については、受験票(令和元年9月17日(火)発送予定)で確認をして下さい。
試験室案内は、試験当日、各試験会場にて配布いたします。

試験会場

沖縄県

ノボテル沖縄那覇 那覇市字松川40番地

7月の筆記試験のときも、総監のときに一般部門を受験するかたが自分の席を探して彷徨ってました。1次試験でも沖縄大学でウロウロしてしまう受験生の姿が目に浮かびます。。。

ほかの都道府県のかたもいつもと会場が違う場合はしっかりチェック(可能であれば事前にチェック)しておいてください。

そして1次試験受験生のために昨年に引き続きSUKIYAKI塾のウエブサイトにセミナーで使用したテキストと講義動画が公開されました。
ぜひご活用ください。

技術士受験を応援するページSUKIYAKI塾
http://www.pejp.net/pe/

1次試験は必死で取り組めば大丈夫、とのことです。諦めているひともいるかもしれませんが、これから試験まで半月、時間を捻出して気持ちを集中すれば何とかなると思います。ぜひ頑張ってください。
専門科目の内容は建設部門が中心ですが、たぶん環境部門についても言及していると思います(わたしはまだ見ていませんのでわかりません、すみません)。

なお、講義動画はとても勉強になる内容ですので、1次試験を既にクリアしたひとでもぜひとも聴いてみるとよいと思います。

9.16搭乗記念ポストカード
【BIGIN比嘉さんのご実家の宿にて】

2019年9月3日火曜日

スモールアセス・自主アセス

続きましてⅢ-2です。
なんと建設環境のⅡ-2でも出題された『自主アセス』です!

19-4 環境影響評価【選択科目Ⅲ】
Ⅲ-2 法や条例などに規定されない事業において積極的に環境配慮を組み込み,それをアピールすることを目的として,柔軟な手順で実施する環境アセスメントのことをスモールアセス・自主アセスと呼ぶことがある。このスモールアセス・自主アセスは,制度に規定された手順に従うことなく,比較的自由に内容や進め方を自ら設計することができるものと考えることができる

(1)スモールアセス・自主アセスの設計に当たって,基本的な考え方を述べたうえで,その実施手順の流れについて図解せよ。

(2)自身の専門とする分野から見た場合,スモールアセス・自主アセスの評価項目及び調査・予測及び評価の手法について,留意すべき点を複数指摘し記述せよ。

(3)外部との情報交流・公表の仕方から生じうるリスクに関して,それに対処する方策を述べよ。

Ⅲ-1と同様、文体というか文章の雰囲気が全然違いますね。それに「実施手順の流れを図解せよ」というのも興味深いですね。
建設環境のほうでも実施手順について述べることが求められましたが「図解せよ」ではなく、あくまで「述べよ」でした。
図解かぁ~
たしかに流れなんかはフロー図にしたほうが限られたスペースではわかりやすいかもしれませんね。
でも私自身はこれまで筆記試験で図や表を用いたことはありません。いきなり問題文で「図解せよ」なんて指定されたら本番ではすごく戸惑ってしまうことでしょう。
この問題に取り組むことで「図解」に慣れ親しんでおくのもいいですね。


【久米島町】

2019年9月1日日曜日

大規模な開発行為が及ぼす環境影響に対する環境保全の措置について

9月ですねぇ、早いですね。
小中学校も2学期制のところが増えてきたようですが、やはり9月1日というのは1月1日、4月1日と並んで新しいシーズンの始まりという感覚を持ちます。気持ちを切り替えて次年度試験に向けて取り組まれるひともいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしでよければお手伝いしますので、どうぞお気軽に連絡ください。
令和2年度技術士試験 添削講座

前回に引き続き環境部門環境影響評価の問題を取り上げます。

19-4 環境影響評価【選択科目Ⅲ】
Ⅲー1 環境影響評価は,事業計画の立案・検討段階において,あらかじめ環境保全の措置を盛り込み,住民などとのコミュニケーションを確保することなどにより,持続可能な社会を実現しようとする有効な施策ツールである。環境影響評価法は平成9年に制定され,平成11年に施行された。平成23年4月からは新たな手続きなどを盛り込んだ改正環境影響評価法が成立し,平成25年より全面施行され今日に至っている。

(1)大規模な開発行為が環境に及ぼす要因として,①排気ガスを出す,②音を出す,③排水を出す,④風の流れ強さを変える,⑤土地を改変する,⑥景観を変えるなどが挙げられる。これらの要因の中から3つを選定し,影響を及ぼす具体的な行為及び環境影響について述べよ。

(2)上記の環境影響の中から,自身の専門とする分野を1つ挙げ,複数の環境保全措置を具体的に記述せよ。

(3)上記の複数の環境保全措置に関して不確実性の観点から生じうるリスクとそれへの対応を述べよ。

文章の感じといいましょうか、文体といいましょうか、建設環境の問題文とは雰囲気が異なるのが面白いですね。内容そのものは大規模事業に対する環境保全措置なので建設環境ジャンルそのものと言えるのですが。
環境保全措置の実施事例集(宮城県)

【東北大学青葉山キャンパス】