2019年2月9日土曜日

平成31(2019)年度から技術士第二次試験が大きく変わります

以前にも取り上げましたが、第二次試験が大きく変わります。
昨年3月末に日本技術士会から発表された『平成31年度 技術士試験の概要について』によると、平成31(2019)年度試験から、一部の部門や科目の統合、試験そのものの概念、出題内容、評価項目が変わることが明記されています。
その新しい評価項目は『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』としてまとめられています。
試験方法についても、総監を除く一般部門は必須科目がこれまでのマークシートによる択一問題から3枚論文の記述式問題になります。
総監は、青本に代わる『総合技術監理 キーワード集(2019)』が発表されました。マークシートによる択一問題はこの新しいキーワード集から出題されることでしょう。
こんどの試験を受験するひとは、上記の変更点を意識した勉強内容にシフトしてください。

口頭試験においても試問事項が変更されます。
その口頭試験の試問材料になる受験申込書、特に経歴票については、この新しい評価項目である「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」を意識して作成する必要があります。
初めて受験するひとはもちろんのこと、過年度試験を受験していて既に受験票を完成させているひとでも、この新しい評価項目に沿った内容になっているか照らし合わせてください。
なお、技術士の添削を受けるのがよいと思いますが、この新しい評価項目を把握している技術士は少ないかもしれませんので指導を受けるときはその点に気を付けてくださいね。

技術士による第3者目線を欲しているかた、そもそも何を書いていいのかがよくわからないかた、他分野他科目から建設環境に乗り換えるかた、総監受験のかた、わたしでよかったら有料ですがお手伝いしますので連絡ください。
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