2023年10月31日火曜日

技術士筆記試験 合格発表! オンライン模擬面接のご案内

本日6時頃、文科省HP、日本技術士会のHPで技術士第二次試験 筆記試験の合格発表があったようです。
とにもかくにも合格した皆さん、誠におめでとうございます!

わたしのところにも朝から次々と合格の知らせが届いております(^^)/
今年は総監の合格(の連絡)が多い印象です。特にこれまで何年も諦めずに頑張ってこられたかたの合格は嬉しさひとしおですね。安堵感がハンパないです。
合格者の受験番号からピックアップすると、建設環境は91名(昨年度は89名、一昨年は102名)、総監の建設-建設環境は15名(昨年度は15名、一昨年は8名)です。
沖縄会場の環境関係では建設環境7名、自然環境保全1名が合格しています。おそらく知り合いだと思うのですが誰なのでしょうか。
そして環境部門の自然環境保全は15名、水産部門の水産資源及び水域環境は2名でした。
筆記試験に合格した皆さん、技術士まであと一息です。せっかくつかんだチャンスですから、いよいよ120%フルスロットルで頑張ってください!

コロナも明けた雰囲気になっちゃってて、全国各地からそして海外からも観光客が沖縄に押し寄せています。昨年と同じ注意ではありますが、まだまだ決してコロナが消えてなくなったわけではありません。口頭試験受験にあたっては、新型コロナウィルスに感染しないようにあらためて今まで以上に注意してくださいね!今年の場合は発熱くらいでは受験できるかもしれませんが、実力を発揮することが難しくなるでしょうから。
技術士会HPに新型コロナウイルス感染症対策なども含めた口頭試験受験に当たっての注意事項が掲載されています。しかしそれにしても今回は感染や発症くらいでは受験するには受験できそうですね(できないとは書いていない)。

●建設環境や自然環境保全はこれまで合格発表後のひと月後から2週間程度に集中して行われることが多かったです。今年度の口頭試験は12月1日(金)からスタートするんですかね?って上記のリンクをチェックしたらちゃんと書いてありました。12月2日(土)~12月24日(日)及び1月6日(土)~1月14日(日)とのことです。ということで、建設環境と自然環境保全はおそらく12月中に行われるんじゃないかと思います。
12月というとまだ先のような錯覚を起こしてしまいそうですが、実質ひと月です。ひと月というのは時間があるようであっという間に試験日を迎えますのでご自身の業務経歴の整理、特に「技術士コンピテンシー」の項目に合わせた整理をしてください。加えて技術士としての倫理面や継続研さんについても具体的に訊かれますのでこれも整理してください。
口頭試験についてはSUKIYAKI塾HPも参考にしてみてください。
とにもかくにも、令和元年度から口頭試験の質問内容が大きく変わりました。平成時代の試験内容にとらわれず、最新の、それもできたら昨年度試験の情報を入手するよう努めてください。

●総監は一昨年からは12月でも科目によっては試験がありました。1月からのひとが大半かもしれませんが、12月中旬頃から始まるという覚悟で準備をスタートさせてください。
慌てる必要はないので、試験までの期間、じっくりとご自分の業務や職場での役割を総監の目線で整理してください。
総監については技術士コンピテンシーに引っ張られていないのでこれまでどおりの対策でOKです。ご自分の業務経歴を5つの管理で整理のうえ、管理間のトレードオフをわかりやすくアピールできるようにこれまた整理してください。

●筆記試験に合格したかたを対象に、オンラインで模擬面接指導を行います。
ZOOMを用いて技術士2次試験口頭試験の模擬面接とその後の講評を合わせて40分程度を、日を替えて2回行うものです。
わたしの口頭試験の再現記録(総監のかたには総監の、一般部門のかたにはR2年度に受験した環境部門の再現記録)と令和以降の口頭試験を受験したかたから提供いただいた再現記録の質問部分を抽出した質問集を提供いたします。
模擬面接をご希望のかたは応募フォームよりお申込みください。

●記述論文の添削講座を開設しています。
再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅡまたはⅢがB評価(あるいはC評価)だった場合、評価を下げているポイントについても指摘できると思います。令和元年度からは選択科目Ⅲだけでなく、選択科目Ⅱについての質問を受けた受験生もいたそうです。令和からの口頭試験ではほとんど筆記試験論文の回答内容については訊かれることは少なくなったようですが、それでも訊かれるひとは訊かれています。対策を万全にするために、あるいは不安を少しでも取り除くためにもぜひどうぞ。

●全国各地で口頭試験対策講座(模擬面接)が開催されると思います。リアル開催のところもあればWEBによるオンラインでの面接などもあります。いずれにしろ最低でも1回、できれば複数回にわたって模擬面接を受けるようにしてください。

★SUKIYAKI塾沖縄でいごの会ではAPECさんをお迎えして口頭試験対策セミナーをリアルで開催します。11月26日(日)です。
複数の技術士による模擬面接も行いますので、沖縄県在住のかたは奮ってご参加ください。

とにもかくにも今日は喜びを遠慮することなく爆発させてください!そして明日から準備に取り掛かってください。
応援します!

十月にも桜が咲くんですね
ジュウガツザクラ
【東京都府中市】

残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。早めのスタートが肝心だと思います。
諦めないひとを応援します。

記述論文の添削講座を開設しています。
令和6年度の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因、総監の場合は択一で6割に達しなかったかたの記述論文のザックリした成績を推定することもできます(なお、合否に関わらず実際の点数を知るには―今年度試験日程が終了してからになりますが―日本技術士会に情報開示の申請をしたら後日開示されますよ)。

2023年10月4日水曜日

第六次環境基本計画に向けた中間取りまとめ

前回の投稿からひとつきも経ってしまいました。そこまで忙しいわけではなかったのですが、取り上げたいというネタもなく、時間だけが過ぎてしまいました。

いよいよですね、筆記試験の合格発表。今月末、10月31日(火)になるんでしょうか。
多くのひとの論文添削などをしていますので、受験していないわたしも発表当日に向けて徐々に気分が高揚してきています。うー。

今回は環境基本計画です。現在のものは平成30年に閣議決定された第5次環境基本計画ですよね。5~6年毎にリニューアルされていますが、早いものでもうすぐ更新時期なんですね。令和の環境基本計画、どんなものになるんでしょうか。その第6次環境基本計画に向けた中間取りまとめが発表されたので取り上げました。ちょっとみるとやはり2030年ですね。それも「勝負の 2030 年」としています。何を勝負すべきなのかは中間とりまとめのなかをチェックしてみてください。
実際に筆記試験問題に反映されるのは正式に第6次が出た後になるわけですが。

銘苅家住宅(国指定重要文化財)
【伊是名島】

報道発表資料

2023年10月03日 
  • 総合政策

第六次環境基本計画策定に向けた中間取りまとめの公表及び意見の募集について

 中央環境審議会総合政策部会は、第六次環境基本計画策定に関して中間取りまとめを行いましたので、これを公表いたします。また今後の答申案の作成に向けた審議の参考とするため、令和5年10月3日(火)から同年11月2日(木)まで、中間取りまとめについて広く国民の皆様の御意見を募集いたします。

1.経緯

 本年5月29日、環境大臣から中央環境審議会に対して環境基本計画見直しについて諮問がなされ、同審議会総合政策部会において現在審議がなされているところです。この度、同部会において、これまでの審議を踏まえ、第六次環境基本計画に記述すべき具体的な内容の検討にあたっての方向性を示すものとして、中間取りまとめを行い、公表することといたしました。
 また、「第六次環境基本計画に向けた中間取りまとめ」について、今後の答申案の作成に向けた審議の参考とするために、広く国民の皆様の御意見を募集することとしたものです。なお、本意見募集は行政手続法に基づくものではない任意の意見募集です。

2.意見募集期間

 令和5年10月3日(火)から令和5年11月2日(木)まで
  (郵送の場合は、同日必着)

3.意見提出先・提出方法

以下のいずれかの方法で送付して下さい。
(1)電子政府の総合窓口「e-Gov」
   URL:https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public
         (案件を選択の上、「意見提出フォームへ」へ進んでください。)

(2)郵送
   提出にあたっては、下記の意見提出様式により、氏名、住所、連絡先電話番号・電子メールアドレス、御意見の該当箇所、御意見を記入の上、下記の住所宛にお送り下さい。
   ○〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
   中央環境審議会総合政策部会事務局(環境省大臣官房総合政策課)

(3)電子メール(意見提出様式を添付してお送り下さい。)
   提出にあたっては、下記の意見提出様式に沿って、氏名、住所、連絡先電話番号・電子メールアドレス、御意見の該当箇所、御意見を記入の上、下記のメールアドレス宛にお送りください。
   ○sousei-keikakukan@env.go.jp
   (電子メールの件名を「第六次環境基本計画に向けた中間取りまとめに関する意見」としてください。)

4.資料の入手方法

第六次環境基本計画に向けた中間とりまとめ」は、以下において入手可能です。
(1)環境省ホームページの報道発表資料欄(https://www.env.go.jp/press/index.html)を参照

(2)事務局窓口(上記4の提出先)において配布 
   ※ これまでの部会における審議については、環境省ホームページに掲載されておりますので併せて御覧ください。
   (https://www.env.go.jp/council/02policy/yoshi02.html

5.注意事項

(1)御意見は、日本語で御提出ください。 

(2)電話での意見提出はお受けいたしかねますので、あらかじめ御了承ください。 

(3)御意見に対する個別の回答はいたしかねますので御了承願います。 

(4)いただいた御意見については、意見提出者名、住所、電話番号及び電子メールアドレスを除き、公開される可能性のあることを御承知おきください。 

(5)御意見に付記された氏名、住所、電話番号等の個人情報につきましては、適正な管理を行うとともに、他の用途には使用いたしません。

(6)締切日までに到着しなかったもの及び下記に該当する内容については無効とします。・個人や特定の団体を誹謗中傷するような内容
 ・個人や特定の団体の財産及びプライバシーを侵害する内容
 ・個人や特定の団体の著作権を侵害する内容
 ・法律に反する意見、公序良俗に反する行為及び犯罪的な行為に結びつく内容
 ・営業活動等営利を目的とした内容 等