2018年7月19日木曜日

技術士試験 Ⅲ-1

問題Ⅲの課題解決問題、Ⅲ-1がグリーンインフラ、Ⅲー2が持続可能な都市でした。
過去問にしっかり取り組んでいた方はどちらでもOKだったのではないでしょうか。
ただ、ほとんどのかたは防災減災ネタをあたためていたでしょうからグリーンインフラのほうを選んだんじゃないかな、と思っています。
グリーンインフラについてはこれまでしつこく推していたのですがなかなか直接の出題がなく、なんでかな?と訝しんでいたのですがようやく出題されました。

雨水貯留・地下浸透施設
【調布市】

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚以内にまとめよ。)

 Ⅲ-1 平成27年に閣議決定された国土形成計画,第4次社会資本整備重点計画では,グリーンインフラの取組を推進することが盛り込まれている。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)人工構造物によるインフラとグリーンインフラを組合わせた防災・減災の取組を1つ想定し,その概要を述べよ。また,2つの観点から,その取組における人工構造物によるインフラとグリーンインフラのそれぞれの特徴を述べよ。

(2)上述の人工構造物によるインフラとグリーンインフラを組合わせた防災・減災の取組の実施に当たっての技術的課題を3つ挙げ,それぞれについて述べよ。

(3)上記の技術的課題のうち1つについて課題を解決するための技術的提案,及びその提案の実施に当たってのリスクを述べよ。

グリーンインフラストラクチャー
社会問題を丸ごと解決「グリーンインフラ」

それにしても「人工構造物によるインフラ」という表現も説明的というか冗長ぎみですね。グレーインフラという表現は国交省的には採用していないんでしょうか。
その割にはグリーンインフラの説明がありません。ここらへんもあえて試しているということなのでしょう。
と思っていたら、択一のほうで説明的に出題されていましたね。
I-8 建設環境に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
① グリーンインフラは,自然環境が有する機能を社会における様々な課題解決に活用しようとする考え方で,昨今,海外を中心に取組が進められ、我が国でもその概念が導入されつつある。


2018年7月18日水曜日

技術士試験 Ⅱ-2-2

つづいて風力発電所建設事業の調査・予測及び評価手法です。
クドイようですが、それにしても2つ目もアセスとは驚きました。
建設環境のど真ん中ジャンルということなのでしょうね。
直接アセスに携わった経験があるひとは意外と少ないようですが、それでも建設環境の技術士となった暁にはいつでも担当できるようにしておかないといけません、ということが国からも求められているのでしょう。
そういった気構えで試験勉強に、日常業務に、臨んでください。

Ⅱ-2-2 環境影響評価法に定める第一種事業に当たる風力発電所の建設事業が計画されている。対象事業実施区域近傍には集落や,自然公園が存在している。本事業における,環境への影響に関する調査・予測及び保全措置の検討を行うに当たり,以下の問いに答えよ(本設問では,供用時の環境影響に係る事項を対象とする)。

(1)この事業の具体的内容と地域の状況を設定し説明せよ。また,それを踏まえて,この事業において環境影響を及ぼす要因と影響を受ける環境要素の項目(以下,環境項目という)を2つ挙げ,想定される環境影響の概要を説明せよ。ただし,近傍に集落及び自然公園が存在することを踏まえた環境項目を1つずつ挙げること。

(2)(1)で挙げた2つの環境項目について,本事業で適切な調査・予測及び評価の手法について述べよ。


【沖縄県国頭村】

風力発電所の環境影響評価のポイントと参考事例

風力発電についてはこのブログでも何回か取り上げています。これまでは解答者側に設定がゆだねられることが多かった地域の概況ですが今回は「集落」と「自然公園」の2つがあらかじめ設定されていました。これを踏まえた解答が求められているわけです。

そして重要なことですが、「(本設間では,供用時の環境影響に係る事項を対象とする)。」とあります。工事中の影響を取り上げてしまうと×です。

2018年7月17日火曜日

技術士試験 Ⅱ-2-1

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
いやぁビックリしましたね!
2問とも第一種事業の環境アセスでした!
中身を見ると「計画段階配慮書」と「調査・予測及び評価手法」に分かれています。
まずは道路事業の計画段階配慮書(計画段階「環境」配慮書?)から。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(解答設問番号を明記し,答案用紙2枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-2-1 環境影響評価法に定める第一種事業に当たる道路事業が計画されており,計画段階環境配慮書(以下,「配慮書」という)の手続きを行う必要がある。あなたは配慮書作成の責任者として手続きを行うに当たり,以下の問いに答えよ。

(1)計画段階配慮事項として「生態系」を選定した場合において,その調査,予測及び評価の手法を選定し,各手法の概要を説明せよ。

(2)この道路事業の位置等に関する複数案を2つ設定し,各案の相違点が明確になるように留意し,各案の概要を説明せよ。

(3)(1)で選定した複数案ごとに,(1)で選定した手法による予測・評価結果を説明せよ。


STUDENT DRIVER
【沖縄県中城村】

第1種事業であることを設定することは言わずもがな(過去問に真面目に取り組んでいた方はバッチリだったですよね?)、計画段階なのですから複数案が肝になるわけですが、問題文のほうで複数案を2つ設定することが求められましたね。
道路事業での複数案というのはそんな難しくないのではないでしょうか。相手が「生態系」への配慮のための複数案なので、「生態系」への影響を回避する仕方を複数(というか2つ)設定すればいいと思います。迂回案、トンネル案、橋梁案等々いろいろありますよね。もちろん迂回案1、迂回案2でもOKです。まっ、でも限られたスペースで各案の相違点が明確になるように記述するには全然違う案にしたほうが書きやすいかもしれません。

計画段階配慮手続に係る技術ガイド

とにかく、建設環境の技術者であればスラスラ書いてほしい問題です。
これが書けないようでは厳しいことを言うようですがまだまだです。「出直してこい」と言われても仕方ありません。
と、昨年どおりの出題内容でした!

2018年7月16日月曜日

技術士試験 Ⅱ-1

筆記試験、お疲れさまでした(^^)/
先週は西日本で豪雨災害がありたいへんでしたが、今日は試験会場のある箇所では日本全国、安定した天気だったようで安堵しています(外の気温は凄かったかもしれませんが)。

皆さん、どうでしたか。

今年は久しぶりにわたしも受験しまして、試験監督はやっていないんですが、添削指導したかたが早速に問題用紙を送付してくださいましたので、さっそくに問題文を掲載します!
【熊本市】

それでは以下に、試験問題(記述もの)を振り返ってみましょう。

まず、Ⅱ-1の4つの設問から2問を選ぶスタイルの専門知識問題です。
  • 低周波音とその対策
  • 底層溶存酸素量とその改善策
  • 再生可能エネルギーの導入状況と太陽光発電事業の課題
  • 建設事業における外来種対策と留意点
底層溶存酸素量(下層DO・底層DO)、再生可能エネルギー、外来種は過去にも問われていますよね。問い方の角度、項目をちょこっと変えているだけです。過去問にしっかり取り組んでいた方は何かしら書けたのではないでしょうか。どの問題を選ぼうかと迷っちゃうくらいだったかもしれません。
しかし問い方がただのキーワード解説ではなくて、対策とか留意点とかメカニズムとかまでも求められているのでちょっとした問題Ⅲの簡易版みたいだな、とも思いました。
ここまでの一連の流れを含めて「専門知識」という位置づけにしているのかもしれません。

9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し,それぞれ1枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 周波数100Hz以下の低周波音(周波数20Hz以下の超低周波音を含む)について,一般的な騒音対策との違いについて説明せよ。また,建設事業に係る低周波音の発生源を1つ挙げ,その発生原因と対策について述べよ。

Ⅱ-1-2 水質汚濁に係る環境基準のうち,平成27年度に底層溶存酸素量が生活環境項目環境基準に追加された。この改正が行われた背景・目的について述べよ。また,底層溶存酸素量を改善するための対策手法のうち,内湾や湖沼等の水域内(岸辺や底質対策を含む)で実施される複数の対策手法と,それぞれの期待される改善メカニズムについて述べよ。

Ⅱ-1-3 近年の我が国の再生可能エネルギーの導入状況について,我が国のエネルギー政策を踏まえて述べよ。また,再生可能エネルギーのうち,太陽光発電事業において留意すべき環境面における課題を2つ挙げ説明せよ。

Ⅱ-1-4 建設事業(維持管理を含む)実施に当たり,外来種対策を行う場合に,対象種の定着段階に応じた対策を行う必要性について述べよ。また,未定着,定着後のそれぞれの段階において対策を行う際の留意点を述べよ。

よくわかる低周波音
底層溶存酸素量の類型及び基準値
再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
外来種被害防止行動計画(参考1:外来種被害防止行動計画パンフレットの7ページ)

先日、予想した「平成30年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐1)」では、
①防災減災(グリーンインフラ、生態系を活用した防災減災、防災公園)
②生物多様性オフセット
③沿岸漂砂(河川流量の減少と水質及び土砂移動への支障)
④水循環基本計画(水辺空間の保全・再生・創出)
⑤再生可能エネルギー(洋上風力発電、センシティビティマップ)
⑥SDGs(17のゴール)、パリ協定(2℃未満)
⑦建設リサイクル(リサイクル材の利活用、建設廃棄物処理)
⑧ダム再生ビジョン
⑨持続性ある実践的な多自然川づくり
⑩環境アセス手続き(環境保全措置等の結果の報告・公表)

としましたが、どれも外れちゃいましたね。
グリーンインフラは問題Ⅲで、環境アセスは問題Ⅱで(2問とも!)出題されました!
再生可能エネルギーはちょこっと掠りましたね。太陽光発電の課題についてはあくまで「環境面」での課題でないと×です。以前もこういった問題がありましたよね。
また、底質溶存酸素量については、その改正が行われた背景・目的について、先日の投稿「沿岸透明度の目標設定ガイドライン」の引用記事でも触れています。

こうしてみると、わたしとしてはそんなに的外れではなかったという印象なのですが、皆さんはどのように受け止めましたか?

Ⅱ-2は次回とします。

2018年7月14日土曜日

試験がんばってください

いよいよ試験ですね。
総監は明日、そのほかの部門は明後日です。

わたしも久しぶりに受験しますのでほとんど自分のためのリストなのですが、試験会場で実力をしっかり発揮するためのオススメ持ち物リストを書き出してみます。

●受験票
●財布
●使いやすいシャープペンシル(わたしはいつもDr.グリップです)
●替え芯(わたしはBです)
●消しゴム2種類(四角い良く消えるやつとノック式の1文字づつ消せるやつ)
●筆記用具ケース
●腕時計(Apple Watchなどのスマートウォッチはダメですよ)
●飲み物(ペットボトルの麦茶)
●タオル(2枚くらいあってもいいかも)
●ポケットティッシュ
●小さい定規(1回も使ったことはありませんが)
●カード式の計算機(総監のときに1回使ったことがあります)
●栄養ドリンク2本
●上着(長袖シャツ)
●足に負担のない運動靴(サンダルのひとも多いですよね)
●老眼鏡(これは今回の初リスト。忘れそうです)
●おにぎり2個
●択一問題資料
●記述論文資料
●携帯電話(試験中はオフ)
●これらを収納するかばん、というか手提げ袋

こんなところだったでしょうか。
これまで試験監督をやっていて実感するのは、座席によって寒かったり暑かったりいろいろです。そして試験中に設定温度をいじったりもしますので途中で暑くなったり寒くなったりと体感気温が変化することもよくあります。
試験会場が暑くても寒くても、さらには試験の最中に温度が変化したとしても対応できる服装にしてくださいね。つまり脱ぎ着できる格好です。

あとは会場には早めに着くようにしましょう。
これも試験監督をやっていた経験からですが、ギリギリ、あるいはそれこそ遅刻なんかするとたとえ受験できたとしてもよくないことがその後に起こりがちです。ろくなことないです。いいことないです(とは言っても実際に遅刻しちゃったとしてもあきらめちゃダメですよ)。

そうそう、毎年これも言っていることですが、試験監督をしていてなにがツライかというと、受験番号や選択問題番号の書き忘れ、総監以外の必須科目(マークシート)で16問以上にマークしちゃうこと、が頻発していることです。ひとつの試験会場(部屋単位)で数件発生しているんじゃないでしょうか。
こういったことは沖縄だけなのかもしれませんが、毎回必ずいるんです、これをやっちゃうひとが。本当に気を付けて下さい。
わたしも一般部門のマークシートは初めてなので思わず総監のノリで20問すべてにマークしてしまいそうで怖いです。。。気をつけないと。

もうここまできたら勉強に根詰めるのではなく、睡眠をとって試験本番時にフル回転できるように前日は脳をしっかり休めておきましょう。寝不足厳禁です。
しかしちょうどワールドカップが大詰めなんですよね。具合悪いことに、今晩は3位決定戦、そして明日は決勝戦です。
わたしは3位決定戦だけにしておきます。決勝戦は試験が終わってから観ることにしますが、果たして結果を知ることなしにそれまで過ごせるものでしょうか。。。。

それでは皆さん、ともに頑張りましょう。
予想外の出題でもたじろがず最後まで喰らいついていきましょう!
6割さえ取れれば、ぜったい合格するんですから!

気張れ!チェストー!

2018年7月13日金曜日

沿岸透明度の目標設定ガイドライン

西日本豪雨でとんでもないことになってしまいました。
被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

いよいよ試験目前です。最後まであきらめないで頑張ってますか。
今度の試験で出題されるとは思いませんが、ここへきて閉鎖性水域ジャンルで小ネタとして活用するとすごく評価が上がるニュースが飛び込んできました。チャンスがあれば積極的にねじり込むとイイと思います。
それにしても小浜湾がモデル海域だったとは。。。

2014年に水質汚濁に係る生活環境の保全に関する環境基準の見直しについて検討されたなかで(下層DO及び透明度の環境基準設定に向けた動き)、下層DOについては2016年に環境基準として追加されましたが(底層溶存酸素量の類型及び基準値)、透明度については保留になっていました。
わたしが海藻や海草類に纏わる生態調査を生業としていることもあり、沿岸透明度についてはすごく気にしていたのですが、ついにガイドラインとして日の目を見ました。

エビとカニが睨めっこ【名護市嘉陽海岸】

報道発表資料
平成30年7月12日
水・土壌
この記事を印刷

「沿岸透明度の目標設定ガイドライン」について

 水生植物の保全・再生と親水利用の場の保全の観点から、湖沼及び海域における地域環境目標として設定された沿岸透明度に関して、地域における沿岸透明度の目標設定の際の参考として活用いただくため、「沿岸透明度の目標設定ガイドライン」を取りまとめましたので、お知らせします。

1.経緯

 環境省では、水環境の実態を国民が直感的に理解しやすい指標として、湖沼及び海域を対象とした透明度の目標値の導入について検討を行ってきました。
 平成27年12月に中央環境審議会会長から環境大臣へなされた答申「水質汚濁に係る生活環境の保全に関する環境基準の見直しについて」を受け、海藻草類及び沈水植物等の水生植物の生育の場の保全・再生の観点並びに良好な親水利用の場の保全の観点から、湖沼及び海域における地域環境目標として沿岸透明度の目標値が設定されることとなりました。
 答申では、沿岸透明度の「目標設定に係る考え方及び手順については、国として整理を行った上で示すことが望ましい」とされており、今般、ガイドラインとして取りまとめたものです。

2.ガイドラインの概要

 本ガイドラインは、沿岸透明度を活用した水環境保全の取組が適切に促進されるよう、地域における沿岸透明度の目標設定の検討の際の参考として活用いただくことを念頭に、平成28年度に環境省において実施した諏訪湖(長野県)と小浜湾(福井県)を対象とした目標設定のモデル事業の結果も紹介しつつ、沿岸透明度の目標設定に係る考え方や手順等を解説したものです。
 本ガイドラインの構成としては、沿岸透明度の目標値の設定と水域へのあてはめの考え方、測定地点、評価方法などを整理するとともに、平成28年度に行ったモデル事業の結果等を資料編としてまとめました。

(参考)沿岸透明度の目標設定ガイドライン 目次

1. 沿岸透明度とは
2. ガイドラインの趣旨
3. 沿岸透明度の目標値設定の基本的考え方
4. 目標値設定及び水域あてはめの検討
4.1 地域の関係者の意見聴取
4.2 水域の特性の情報整理(検討手順A)
4.3 水生植物の保全・再生
4.3.1 水生植物の生育状況等の把握(検討手順B)
4.3.2 保全対象とする水生植物の選定(検討手順C)
4.3.3 保全対象種毎の保全対象範囲及び目標分布下限水深並びに目標値の設定(検討手順D)
(1) 分布下限水深の設定
(2) 目標値の設定
4.4 親水利用の場の保全
4.4.1 親水利用の行為の把握(検討手順E)
4.4.2 親水利用の行為毎の目標値の設定(検討手順F)
4.5 水域あてはめ及び目標値の設定(検討手順G)
5. 測定及び評価・活用方法
5.1 実施主体
5.2 測定地点
5.3 測定頻度
5.4 評価方法
(1) 評価値の算出方法
(2) 達成評価方法
6. 沿岸透明度の改善対策の方向性について
7. 湖沼における沿岸透明度の目標設定に係る留意点
7.1 湖沼に生育する水生植物について
7.2 湖沼における水生植物に係る現状と課題
7.3 沿岸透明度の目標設定の留意点
≪資料編≫
1. 沿岸透明度の概要等
2. 平成28年度諏訪湖におけるモデル事業結果
3. 平成28年度小浜湾におけるモデル事業結果
4. 車軸藻類の生育水深と透明度との関係について
5. 湖沼における水生植物の大量繁茂による障害への対策について

添付資料

2018年7月4日水曜日

「美しい山河を守る災害復旧基本方針」ガイドラインが改定

2014年4月に改訂された「美しい山河を守る災害復旧基本方針」ガイドラインですが、さらなる改定がありました。
前回の改定はこちら
美しい山河を守る災害復旧基本方針」【ガイドライン】の改定

建設環境の自然環境保全分野のドストライク資料です。
特に[3]良好事例の紹介をさらに追加、というのはありがたいですね。
建設環境の技術者がリーダーシップをとって、多自然川づくりの技術とあわせて、災害復旧する機会をとらえて環境面に配慮しましょう!
ぜひチェックしてください。

【釧路市北斗】

安全と環境のバランスのとれた改良復旧へ
~「美しい山河を守る災害復旧基本方針」ガイドラインを改定~


平成30年6月26日
国土交通省は本日、昨年の九州北部豪雨災害のような河川の大規模災害が発生した際に、より円滑に災害復旧が実施されるよう、再度災害を防止するための改良復旧事業に関する河道計画の記述を、本ガイドラインにおいて明確化しました。
これにより、地方公共団体等における迅速な復旧が推進されます。
 本ガイドラインは、河川が災害を受けた場合に安全と環境のバランスのとれた復旧を目指すため、災害復旧事業や改良復旧事業を実施する場合の原則を定めたものです。
 国土交通省では、地方公共団体等における迅速な復旧を推進するため、逐次、改定してまいりました。

改定のポイント

[1]河道計画に関する記述の明確化
各地で河川の氾濫による大規模災害が発生し災害からの復旧を行う場合に、再度災害を防止するため、川幅を広げるなどの「改良復旧事業」が実施されています。今回の改定により、改良復旧事業に関して、安全と環境のバランスのとれた河道計画の記述を明確化します。
[2]資料作成の効率化
効率的な災害査定設計書等の作成が可能となるよう、重複記述の省略など資料作成の効率化を行います。
[3]良好事例の紹介をさらに追加
本基本方針に示されているポイントを踏まえた復旧工法の良好事例をこれまでより増やして掲載します。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式