2019年11月27日水曜日

ラグビーグラウンドが30面分て!

国交省のメルマガをチェックしていたら「ラグビー」って単語が飛び込んできたので何かと思ったら屋上緑化、壁面緑化した面積の単位でした(笑)
ワールドカップのラグビー、すごく面白かったですもんね。目の前で見てみたかったなぁ~
それにしても屋上緑化面積の単位にもってくるとはかなり強引ですねえ。でもわたしもこうしてまんまと引っかかってしまいましたからね(笑)
参りました。

ちょうど今年の筆記試験問題Ⅲ-1生物多様性保全再生の取組でもこの屋上緑化・壁面緑化を生物多様性向上策(生態系ネットワーク形成の方策)のひとつとして取り上げるひとが多かったです。
筆記試験が終わって早くも4か月が経過したところですが、筆記試験の合格発表後からまた再現論文コメント評価の申し込みが増えていまして、やっぱり多いですね、都市の緑化の際にこの屋上緑化を取り上げるひとが。
いまさらかもしれませんが屋上緑化の効果についてまとめられているページがありましたので貼っておきます。これは解決策の根拠として使い勝手がよさそうですね。解決策として提案する際にはどうしてその策を提案したのか、その理由、根拠もセットで書く必要がありますが、そのネタ元集としても使えますね。
屋上緑化の効果(国土交通省屋上庭園)

公式マスコット「レンジー」
【西武多摩川線】

ラグビーグラウンド30面分の屋上・壁面緑化!
~平成30年 全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果~

令和元年11月27日
平成30年は屋上緑化は約16.1ha、壁面緑化は約4.6haが新たに施工されました。
「東京ミッドタウン日比谷」や、「日本橋髙島屋S.C.新館」など商業施設において大規模で複合的な屋上・壁面緑化が施工される事例の割合が増加しました。

1.平成30年の特徴的な傾向

屋上緑化および壁面緑化の施工面積において、「商業施設」の割合が増加しており、特に屋上緑化では平成30年は統計開始後初めて、全体の2割を越えました。
詳しくは報道発表資料の「トピック」、「1) 屋上緑化・壁面緑化の施工の概要」をご覧下さい。

2.調査結果(施工面積)

⑴ 単年施工面積
平成30年中に、屋上緑化は約16.1ha、壁面緑化は約4.6haの合計20.7haが施工されました。
これは、ラグビーグラウンド約30面分の緑化が創出されたことになります。
※ラグビーグラウンド:100m×70m=7,000m2(フィールドオブプレーの面積)

⑵ 累計施工面積
調査を開始した平成12年から平成30年の19年間で、屋上緑化は約516ha、壁面緑化は約95haが創出されました。
※本調査は最大3年間遡った回答を依頼しているため、平成29年、30年データは暫定値であり、今後数値が変わる可能性があります。

(参考)調査の概要
[1]調査方法: 郵送によるアンケート調査
[2]調査対象企業: 全国の造園建設会社や総合建設会社
屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど  計541社
[3]回答回収状況: 回収272社(回収率50.3 %)
[4]調査期間:平成30年11月~平成31年1月

添付資料

報道発表資料(PDF形式:759KB)PDF形式
調査協力企業リスト(PDF形式:12KB)PDF形式
参考資料(Excel版)(Excel形式:92KB)

2019年11月25日月曜日

模擬面接を受けましょう2

昨日、我らがSUKIYAKI塾沖縄でいごの会主催の口頭試験対策セミナーがありました。
今年はなかなかほかのことで忙しく、セミナー当日までバタバタでした。しかも会場の駐車場が保育園の行事でほぼ満杯という突発的な事象が発生し、定刻通りの開始が危ぶまれましたが、不測の事態に総監技術士として対応すべく主に情報管理を駆使して全体を最適化させました(といってもほとんどナニもしてませんが)。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会 活動記録

わたしは総監、水産部門水産資源及び水域環境、環境部門環境測定、建設部門建設環境の4コマを担当しました。バッチリなひと、怪しいひと、それぞれありましたが、残り期間を集中して対策したら大丈夫だと思います。これからの頑張り次第ということです。ぜひ合格を勝ち取って欲しいと願っています。
ほぼ皆さん、この時期なのでさすがに面接初回ではないようでした。やはり意識高いですね。指摘内容を受けて修正したあと、さらに繰り返し面接を受けてください(受けるはずです)。
早いひとでは来週の日曜日に試験があるようです。1週間を切りましたね。運命の1週間、体調管理にもじゅうぶん気を配って大事に慎重に過ごしていただきたいものです。

H30年度試験の注意事項
【東京都渋谷区】

わたしの講座でも再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅢがB評価(あるいはC評価)だったかたを対象に、その評価を下げているポイントについても指摘できると思います。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内

2019年11月10日日曜日

模擬面接を受けましょう

先週から出張で札幌に来ています。そして昨日は学会の空き時間に北海道大学を抜け出し、北大植物園向かいにある「かでる2.7ビル」で開催されているSUKIYAKI塾北海道主催の口頭試験対策セミナー模擬面接にお邪魔してきました。
今回、建設環境と自然環境保全のかたがたを担当しました。皆さんそれぞれ北海道ならではの課題に唸りました。沖縄にはない話、知らなかった話、とても勉強になるんですよね。皆さんのイチオシの業務を疑似体験することができてホント幸せです。
なかには昨年の札幌での筆記試験対策セミナーにお邪魔したときに受け持った受講生がおられ、それはとても嬉しかったです。業務も忙しい時期ですが、最後の関門を突破して3月にはぜひとも合格を手にしてほしいと思います。

筆記試験同様、口頭試験も今年度から技術士コンピテンシーを反映した質問内容になります。でも技術士に求められるコアな部分はなんら変わりません。不必要に恐れることなく(でも慢心はせずに)準備を万全にして試験に臨んでください。
SUKIYAKI塾のセミナーや模擬面接があれば積極的に参加してください。特に面接は複数回受けるべきです。
これから試験本番までの短い期間、いろいろなことがステップアップ、レベルアップしてゆくのをジェットコースターに乗っている気分で味わえますよ。
沖縄でも直前になってしまいますがAPECさんをお招きしてセミナーを開催します。沖縄在住のかたはぜひどうぞ。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会

最終ステージ、FORUM8
【東京都渋谷区】

わたしの講座でも再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅢがB評価(あるいはC評価)だったかたを対象に、その評価を下げているポイントについても指摘できると思います。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内

2019年11月5日火曜日

技術士1次試験の再試験について

台風19号による交通機関の運休や予想された災害に備えるために中止が決定された東京会場と神奈川会場の1次試験ですが、急転直下、再試験が実施されることが発表されました。
令和元年度技術士第一次試験の再試験について(第1報)

試験日は3月7日(土)です。
そしてなにより驚きましたが、その合格発表が4月下旬になることから、再試験合格者に対する2次試験受験に関する特例措置が設けられました(予定)。
再試験合格者への
特例措置
 再試験の合格者で令和2年度技術士第二次試験の受験資格を有する者に対しては、再試験の合格発表が技術士第二次試験の受験申込み期間終了後になる可能性が高いので、第二次試験の受験申込みについての特例措置(申込み期間の延長)を講じる予定です。

まずはよかったです。やはり国家試験ですからね。
該当する方は奮起して頑張ってください!

そして2次試験筆記試験の合格発表から早くも1週間が経ちました。
成績通知も届いたようで、受講生の皆さんからわたしのもとにも続々と成績の連絡が入ります。
合格したひとは必須科目ⅠがAなのは当然ですが、不合格のかたの多くが選択科目はAでも必須科目でB以下となっているパターンが多い印象です。
もちろん人に拠りけりなのですが、傾向としては必須科目を重点的に対策することが合格への近道のように感じます。
個人講座ですが記述論文を対象として添削講座を開設しています。来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因を推定することもできます。筆記試験に合格したかたでも選択科目ⅢがB評価(あるいはC評価)だった場合、評価を下げているポイントについても指摘できると思います。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内

首里城界隈

29日の合格発表の翌々日未明、わたしの自宅すぐそばの首里城が全焼してしまいました。
就寝していたところ消防車のサイレンがひっきりなしに続くので、どこかで火事なのかな、わりと近くなのかな、大丈夫かな、なんて思いながら翌日は朝が早いので目は閉じたまま寝なおそうと横になっていたのですが、いよいよ深夜3時過ぎ、パトカーが自宅周辺に停車して「●●から火災が発生しています。延焼の恐れがあるので、至急避難してください」と繰り返し広報するので、これはヤバイ、とようやくベッドを抜けだし外を確認しました。見上げると空がオレンジ色に染まっていて、火の粉がふわふわ漂っています。まだこの時点では首里城ではなく近くの民家が火事なのかと思っていたのですが、しばらくするとスマホの緊急ニュースで首里城から火災発生とのプッシュ通信がありそれはとても驚きました。
そのとき我が家はちょうど風下にあたっており、ひっきりなしに火の粉が舞い降りてきます。「避難してください」とアナウンスがあるのですが、延焼しないか心配なうえ、家財道具を置いたままではとうてい避難する気持ちになりせんでした。今年の台風の水害の際も問題になりましたが、「避難行動」に移すことの困難さを身をもって体験しました。今回、災害時の心理状態、こころの動きを実際に経験できたことは貴重な経験となりました。炎の勢いがすごいこともあって、新潟糸魚川の大火災も想起してしまいとても怖かったです。消防活動により幸いにも周辺住宅地への延焼はありませんでした。
あれから数日が経ちますが、首里城が燃えてしまったこと、いまだに信じられない気持ちです。首里城再建に関して地元住民としてどのようなかたちで貢献できるのか、貢献してゆくのか、考えてゆきたいと思っています。