ちょうどこのタイミングで国土交通白書が閣議決定され、さっそくにHPにアップされました。
平成25年度国土交通白書
建設部門最重要課題である、インフラ施設の維持管理・更新について取り上げられています。
この分野は建設環境とは直接には絡みにくいですよね。
ですが一応、念のために建設部門の一般教養として流し読みでもいいので確認しておいてください。
そして社会インフラの維持管理更新やインフラの老朽化対策について、建設環境分野からどのように貢献できるのか、あなた自身で考えてみてください。
建設部門の技術士としてふさわしい技術者なら、自分の意見を持っていてしかるべきものだと思います。
老朽化した橋【名護市呉我】
政治
社会インフラの老朽化対策に民間資金の活用促す 25年度版国土交通白書
2014.7.1 10:52
政府は1日、平成25年度版の国土交通白書を閣議決定した。これからの社会インフラの維持管理や更新についてクローズアップしており、今後急速に老朽化が進むインフラを維持管理、更新するには、PFI(民間資金活用による社会資本整備)などの方法で民間の資金やノウハウを活用していくことを求めた。
白書では日本の競争力強化や経済成長には、既存の社会インフラの機能を向上させるような使い方の工夫が重要とした。例として道路施設「道の駅」に観光のほか、福祉や防災などの機能を強化する取り組みを紹介。高速道路では、割引料金による迂回路への誘導などで混雑の緩和を促す活用を提示。地方公共団体の文教施設や保健施設などを統廃合することによる、都市構造の集約化も必要とした。
また老朽化対策を含めた公共施設の建設や維持管理、運営については、PPP(官民連携事業)やPFI(民間資金活用による社会資本整備)といった手法で、民間の資金やノウハウを一層活用していくことが重要とした。
2月に国交省が全国約3千人を対象に行ったアンケートでは、老朽化していくインフラに対する不安を感じる層が76・2%と、23年2月の前回調査(60・7%)から上昇した。
米国では、1980年代にインフラの老朽化が深刻な問題となり、新規事業と維持管理をバランス良く組み合わせて対応してきたという。
0 件のコメント:
コメントを投稿