2016年4月14日木曜日

キーワード集としての国土形成計画

出願書類の作成はいかがでしょうか。
わたしが関係するひとたちもぼちぼち書類を投函し始めているようで、早くも筆記試験対策のほうに移っている方が増えてきました。

まだのひとも慌てずに、技術士のひとに添削を受けてくださいね。決してひとりよがりのものを提出してしまわないように。
実際、後悔するひとがいまだに後を絶たないのが本当に歯がゆいです。

経歴票の「業務内容の詳細」はもちろん、筆記試験の記述論文には受験部門や科目で頻繁に使用される単語、キーワードというのがありますよね。それを文章中に挿入するだけで、該当する技術分野の最新の課題を把握していることを簡単に試験官にアピールすることができます。

そういったキーワードは白書や行政発表の広報資料等にたくさんありますが、今回取り上げた国土形成計画に使われている語句はとても強力です。ぜひカッコ書きの単語や下線のある単語をいろんな場面でスラスラ挿入してみてください。試験官ウケが非常によくなりますよ。

お花見【東京都立小金井公園】

国土交通省
報道・広報

7年ぶりに国土形成計画(広域地方計画)を大臣決定 
~「稼げる国土」、「住み続けられる国土」の実現を目指します~

平成28年3月29日
 本日、国土形成計画法(昭和25年法律第205号)に基づき、新たな国土形成計画(広域地方計画)を大臣(国土交通大臣)決定しました。

 昨年閣議決定された国土形成計画(全国計画)では、新しい国土の基本構想である「対流促進型国土」の形成を目指すこととしましたが、それを踏まえ、全国8ブロックごとに、概ね10年間の国土づくりの戦略を定めたものです。

 今後、国、地方公共団体、経済団体等で構成する広域地方計画協議会を中心として、地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略や地方ブロックにおける社会資本整備重点計画等との連携を図りつつ、各地域独自の個性を活かした取組を進めてまいります。

【見直しの背景等】
 急激な人口減少・少子化、異次元の高齢化、巨大災害の切迫等、我が国が直面しているさまざまな課題を踏まえ、「対流促進型国土」構想をもとに、我が国の経済成長を支える「稼げる国土」、人口減少地域の住民の生活を守り、「住み続けられる国土」の実現を目指すものです。 

【各ブロックに共通する主な取組
[1]インフラのストック効果による生産性向上・産業の競争力強化
[2]官民連携による魅力的な観光地域づくりの推進、インバウンドの更なる拡大
[3]地域特性に即した防災・減災老朽化対策国土の強靱化による安全・安心の確保
[4]地域を支える担い手の育成・確保持続可能な地域の形成

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