建設環境科目の問題Ⅱ-2では都市計画系の問題も定期的に出題されていることから、こういった都市公園ものも小ネタとしてストックしておいてもいいと思います。
都市のなかの公園というのは、ヒートアイランド現象緩和にも貢献する緑地公園をよく回答ネタで取り上げる方が多いのですが、それだけでなく災害発生時の避難先はもちろんのこと、たとえば東京などの住宅密集地では大火災のリスクが日ごろから叫ばれていますがその延焼を防ぐ緩衝緑地としても機能するはずです。そういった防災公園としても活用できる等々、考えたらキリがありません。
ネタ収集にもってこいのガイドラインです。1回は概要版だけでも目を通しておいてください。
熊本地震復旧工事【水前寺江津湖公園】
平 成 29 年 9 月 29 日
国土技術政策総合研究所
防災公園に関するガイドラインを増補改訂
~熊本地震における都市公園の利用実態等を踏まえ、管理運営面の内容を充実~
2. 一方、災害時に防災公園等が期待される役割を十分に発揮するには、整備に加えて、 平時の備えを含めた管理運営の取組も重要と考えられます。実際に、平成 28 年 4 月 に発生した熊本地震でも、これまでに整備が進められた防災公園等が役割を発揮する 一方、利活用上の課題が確認されました。
3. そのため、国総研は、国土交通省都市局とともに、熊本地震で得られた知見等をも とに、公園管理者が平常時及び災害時に行うべき管理運営の基本的な考え方について 整理を行い、ガイドラインの増補改訂版としてとりまとめました。
4. 今後は多くの地方公共団体に新たなガイドラインを活用いただくよう周知に努め て参ります。なお、ガイドラインは、どなたでも国総研のホームページからダウンロ ードできます。
(ダウンロード先URL)http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0984.htm
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