2019年6月12日水曜日

令和元年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書

ご無沙汰しております。
いよいよ試験まで残りひと月となりましたね。これまでとこれからひと月の試験対策はその取組内容を変えてください。
これまでは①知識と②技術士試験に求められる論文の書き方の習得でしたが、これからのひと月はこれまで作成した模範解答論文を実際に解答用紙に鉛筆またはシャープペンシルで手書きで写し書きしてください。いわゆる写経です。これによりセンテンスが体に入ってきます。腕が覚えます。そして上半身の筋肉が長時間の筆記試験に耐えられるようになります。なにより書きなれない漢字を覚えることができます。
イイことづくめですので頑張って下さい!

このところ環境省のメルマガ配信がストップしていて、さらにこの間、東京やら福島やら大阪やらに出張が続きチェックを怠っていたところ、なんと環境白書が閣議決定されていましたね。
隅から隅までチェックする必要はありませんが、国の方向性、環境行政の方向性をチェックするのにうってつけの資料ですので(添付の概要だけでも)ザっと流し読みしてみてください。
これまでの温暖化や生物多様性等に加えて、今回は「プラスチック問題」が取り上げられています。このプラスチック問題は建設環境の技術者(技術士)としても要チェックだと思います。問題Ⅱ-1あたりで問われそうです。

また、東日本大震災の特集もあります。
先月末に所属する県の技術士会で福島研修に参加したのですが、現地の様子を目の当たりにし、とても衝撃を受けました。東京電力の職員のかたに案内していただいた福島第一原子力発電所、そして地元自治体職員のかたに案内していただいた帰還困難区域とその周辺地域。南相馬市と相馬市で宿泊した旅館のかたのお話。地震、津波、そして放射性物質汚染のこと。現地に行かないとわからないことや知ることができないこと、マスコミで報道されていないようなこともたくさん見聞きすることができました。
この環境白書で取り上げられている「第4章 東日本大震災からの復興と環境再生の取組」もしっかり読みこもうと思います。

ここなら笑店街【福島県双葉郡楢葉町】

報道発表資料
令和元年6月7日
総合政策
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令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の閣議決定について

 令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書は、本日6月7日(金)に閣議決定され、国会に提出されました。
 本年の白書は、「持続可能な未来のための地域循環共生圏―気候変動影響への適応とプラスチック資源循環の取組―」をテーマとして、第5次環境基本計画(平成30年4月閣議決定)で提唱した「地域循環共生圏」の観点を交え、気候変動への適応とプラスチック資源循環について、各地域、各主体の取組や、ライフスタイルの転換に向けた取組事例等を紹介しています。
1.環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の経緯について
 環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の3つの白書は、それぞれ、環境基本法、循環型社会形成推進基本法、生物多様性基本法に基づく国会への年次報告書です。環境問題の全体像を国民に分かりやすく示し、参加協力を促すため、平成21年版から3つの白書を合冊しています。
全体の構成は、第1部・総合的な施策等に関する報告、第2部・各分野の施策等に関する報告からなっています。
2.白書の閲覧及び市販版等の入手方法について
(1)環境省ウェブサイトへの掲載等
本日閣議決定された「令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」は、PDFデータを環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/)に掲載しています。なお、HTML形式のデータについては、6月下旬以降、同ウェブサイトに掲載する予定です。
(2)市販版の入手方法
「令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」は、政府刊行物センターや政府刊行物取扱書店等で購入することができます(1部2,380円(税別、予価)、6月中下旬発売予定)。市販版の入手方法等については、発行元の日経印刷株式会社第一営業部(03-6758-1011)までお問い合わせください。
3.今後の普及啓発について
白書の内容を広く国民に普及させることなどを目的として、以下のとおり「白書を読む会」の開催や冊子の作成等を予定しています。
(1)「白書を読む会」の開催
本年の白書に関するテーマや狙いなどを環境省職員が説明する「白書を読む会」を開催します(入場無料)。開催日時・場所等については、別途お知らせします。
(2)「英語版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」
   国際社会に対して我が国の環境行政を発信するため、本年の白書の英語版小冊子を作成します。同冊子は、本年秋頃をめどに、環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/en/wpaper/)にも掲載する予定です。
(3)「環境統計集」
   白書に掲載したデータ等は、機械判読可能なデータ形式で環境省ウェブサイトに掲載します。過去のデータは、環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/doc/toukei/contents/index.html)に掲載しています。
4.その他
「令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」の印刷工程の電力使用に伴い発生する二酸化炭素(CO2)については、環境省の「オフセット・クレジット制度(J-VER制度)」に基づき発行された東日本大震災における被災地のクレジットを購入し、オフセットしています。

添付資料


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