2023年2月1日水曜日

次期生物多様性国家戦略(案)

2月ですね。師走も早いですが、睦月(1月)も早かったですね。それともわたしの歳のせいでしょうか。孫の世話やら法事やらで県外に出かけっぱなしだったこともあるかもしれません。今日から本業に副業に心機一転、腰を据えて取り組みます(笑)
受験する皆さんは来年度の筆記試験まであと残すところあと半年です。ここからの追い込みが合否を左右するといっても過言ではありません。年度末に向かってますます勉強どころではなくなるかもしれませんが、時間を捻出してがんばってください!

今回は、特に環境部門では次年度試験に大きく関係すると考えてもよいネタが飛び込んできましたのでご案内します。
こうしたビッグ施策の前後は筆記試験ネタとして出題されやすいので要チェックです。直接的に問われなくとも回答する答案ネタにどんどん取り上げることで高評価につながることでしょう。大まかな流れだけは把握しておいてください。

次期生物多様性国家戦略案の概要
 【位置づけ】
新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に対応し、生物多様性・自然資本 (=地球の持続可能性の土台・人間の安全保障の根幹)を守り活用するための戦略 

【構成】
「2030年ネイチャーポジティブ」の実現に向けた5つの基本戦略、基本戦略ごとの状態目標・行動目標、 各目標の達成状況を測る指標を設定し、個別施策を各行動目標に紐づけることで、戦略全体を一気通貫で整理するとともに、進捗状況を効果的に管理 

【ポイント】
●生物多様性損失と気候危機の「2つの危機」への統合的対応新型コロナウイルス感染症のパンデミックという危機を踏まえた社会の根本的変革を強調 
30by30目標の達成等の取組により健全な生態系を確保し、生態系による恵みを維持回復 
自然資本を守り活かす社会経済活動の推進

東京スカイツリー1F JAMSTECの電子パネル
【東京都墨田区】

2023年01月30日   
  • 自然環境

「次期生物多様性国家戦略(案)」に対する意見募集 (パブリックコメント)及び説明会の開催について

昨年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえ、次期生物多様性国家戦略を策定することを予定しています。
 このたび、「次期生物多様性国家戦略(案)」を作成しましたので、広く国民の皆様からの御意見を募集するため、令和5年1月30日(月)から同年2月28日(火)までの間、パブリックコメントを行います。
 また、これに併せて、同戦略(案)に関する説明及び意見聴取を目的とした説明会を全国8箇所で開催します。

■「次期生物多様性国家戦略(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)

(1)背景

 生物多様性国家戦略は、1993年に発効した「生物の多様性に関する条約」第6条に基づき締約国が策定する戦略です。2008年に「生物多様性基本法」が施行されてからは、同法に基づき政府が策定する生物多様性の保全と持続可能な利用に関する基本的な計画としても位置づけられています。現行の「生物多様性国家戦略2012-2020」は、2010年に愛知県で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の成果や東日本大震災の経験などを踏まえ、2012年9月28日に閣議決定されました。
 このたび、2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された、2030年に向けた生物多様性に係る新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」も踏まえ、「次期生物多様性国家戦略(案)」を作成しました。これは、2030年までに自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる「2030年ネイチャーポジティブ」の達成に向けた我が国のロードマップとなるものです。
 つきましては、広く国民の皆様からの御意見をお聴きするため、以下の要領で意見の募集(パブリックコメント)を行います。

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