2024年3月25日月曜日

令和6年度 技術士第二次試験 受験申込書様式等

3月も最終週となり、いよいよお忙しいかた、あらかた片付いたかた、いろいろでしょうか。早くも次年度へ向けた活動を始めているかたも多いのではないでしょうか。
技術士試験も本日から令和6年度のスケジュールがスタートとなり、昨年度に引き続き、4月を待たずに1週間程度早いリリースとなりました。

以前と比べて申し込みの期限が早まっているわけですが、曜日の関係から、今年度はさらに早まりました。4月15日(月)ですからね、申し込み締め切りが。あと半月、3週間しかありません。
昨年度受験したかたは、今年度版に更新するとともに、いまいちど「技術士コンピテンシー」を備えた技術者であることがアピールできているか(あるいは匂わせられているか)?を意識した内容にしてくださいね。
口頭試験で不合格になってしまったかたの受験申込書(そして口頭試験再現記録)をみますと下記の要因が足を引っ張っているように感じました。

【口頭試験での主な不合格要因】
●受験部門・受験科目に相応しい業務経歴ではない ←これがいちばん多いように感じます
●それもあってか、受験科目に相応しい業務経歴の実務年数が足りない
●技術士コンピテンシーを理解していない ←R5年度あたりからだいぶ減ったように感じます(が、実際不合格者の実例をそんなに把握しているわけではありません)
●その一番の要因としては、職場の先輩など(2019年度以前に合格した)技術士コンピテンシーを踏まえていない技術士に指導された

これをみるとやっぱり受験申込書って大事ですよね。口頭試験のあの短い時間ではなかなかばん回できません。そして不合格にする根拠として「証拠」があるのは採点者にとってその採点が恣意的でないというなによりの証拠になりますからね。上記を満たしていない受験申込書の場合、不合格判定する際の心理的負担も軽いのではないでしょうか(変なはなしですが)。

令和4年度様式から業務内容の詳細については受験申込書に記入した「専門とする事項」を踏まえ、と太字&下線で強調されています。ここまで強調されているのですから、当たり前のことですが記述にあたってはしっかり踏まえるようにしてください。
おそらくですが、建設部門などのように受験者数が多い部門科目の口頭試験の試験官の人選にあたっては、この「専門とする事項」を踏まえて該当する試験官が充てられているのだと思います。そして試験官の人選段階では受験生個々の業務内容の詳細のほうは読まないのだと思います。そうすると、いざ口頭試験のときに専門とする事項を踏まえていない業務内容の場合、目の前の受験生が受験科目の技術士として相応しいのかどうかの確認ができないということになってしまいます。すなわちこれ不合格です。
また、受験科目違いと判断される場合は、いくら科学的に、技術的に、高度なものであっても、科目違いは即不合格です。科目違いは、口頭試験では技術士コンピテンシーの項目である技術者倫理と継続研さん以外の項目がすべて×という評価になってしまいます。環境分野はついつい環境関連なら大丈夫と考えがちですが、環境部門ならいざ知らず、建設環境なら建設事業に関する内容じゃないとマズイですよ。気を付けてください。
とにかく技術士第2次試験の受験申込書は、試験官が目の前の受験生の合格/不合格を決める口頭試験で使用する手元資料になります。口頭試験は試験時間がひとり十数分というとても短い試験時間ですので、受験申込書(特に実務経験証明書)でヘタなことを書いたら面接試験中にばん回するのはなかなか厳しいと思います。

始めて受験するかた、口頭試験を何度受けても突破できないかたなど、技術士目線で添削やアドバイスを受けたいかたはわたしでよかったらお手伝いしますので連絡ください。

【令和6年度試験対策】
②出願書類作成
期間:受付完了時から令和6年度試験の受験申込期限日の7日前(4月8日(月)まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と実務経験証明書(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。受験する部門科目に合致しているかの確認と令和4年度口頭試験における実際の試問内容を踏まえた記述内容となるよう指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

★お申込みはこちらからお願いします

神戸大学 六甲台第一キャンパスにて
【兵庫県神戸市灘区】








令和6年度 技術士第二次試験 受験申込書様式等

~受験申込書の様式は必ず下記【添付資料】の今年度版をご使用ください~

受験申込受付期間

令和6年4月1日(月)~4月15日(月)

  • 提出方法は、郵送で事故防止の為、必ず郵便局の窓口より簡易書留郵便 で送付してください。
    令和6年4月15日(月)までの消印があるものに限り受け付けます。
  •  ※令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で、令和6年4月28日(日)をもって受験資格を満たす者は、「特例措置」として5月8日(水)までの消印有効。

    受験申込み手続きに関する様式

    受験申込み手続きに関する様式等は、下記〔添付資料〕よりダウンロードしてご利用ください。

    ※特例措置者対象の様式は、4月16日(火)に掲載します。

    冊子版の「受験申込み案内セット」を入手希望の場合は、下記関連ページ〔令和6年度技術士第二次試験 受験申込書請求方法〕をご参照ください。

    受験申込書作成及び提出の注意事項

    受験申込書の作成について

  • 受験申込書を作成する前に下記〔添付資料〕【令和6年度 第二次試験 受験申込み案内】を必ずお読みください。
  • 受験申込書様式を下記〔添付資料〕より【受験申込書Excel入力シート等】(zipファイル)をご使用のパソコンに保存(右クリックして対象ファイルをご使用のパソコンのローカル等に保存)して、受験申込書の作成を行ってください。
  • 【受験申込書Excel入力シート等】zipファイルにはExcel入力シート及び入力説明書を格納しています。
  • 【Excel入力シート】が正常に動作しない場合、Excelを利用できない場合(Excel入力シートは、Excel2016、Excel2019、Excel2021にて動作確認を行っています。Mac版の動作確認は行っておりません。)、又は、総合技術監理部門を単独で受験申込み(単願)する場合は、下記〔添付資料〕【受験申込書PDFファイル】をご使用ください。(総合技術監理部門を選択科目免除で受験申込みする場合や総合技術監理部門と他の技術部門の「併願」で受験申込みする場合は、Excel入力シートを利用できます。)
  • 受験申込書等の各種様式は、必ず当会ホームページからダウンロードしたものを使用してください。(独自で作成したものは受付できません。)
  • 受験申込書作成後、A4用紙に「技術士第二次試験受験申込書」及び「実務経験証明書」を印刷(それぞれ1枚ずつA4片面印刷)したものを申込書提出チェックシートとともに提出してください。
  • 冊子版の「技術士第二次試験受験申込書」及び「実務経験証明書」を使用する場合は、手書きでご記入ください。
  • 受験手数料の納付について

    下記〔添付資料〕【令和6年度 第二次試験 受験申込み案内】18頁を参照してください。

    技術士第一次試験合格証等を紛失している場合について

    技術士第一次試験合格証等を紛失している場合は、下記〔添付資料〕【技術士第一次試験合格証番号・合格年月確認願い書】を申請してください。
    締切間近は集中し返信に時間を要することがありますので、4月12日(金)正午までに申請されるようお願いします。
    (本確認書は、令和5年度以前に発行されたものでも受け付けます。)
    代替書面(受験申込案内14頁「(5)技術士補となる資格を有することを証明する書類」参照)がある場合、この申請は不要です。

    受験時の特別措置について

    身体上の障害等により通常の受験に支障がある場合は、必要に応じて受験時の特別措置を行います。(受験申込み案内17頁参照)
    申請する場合は、下記〔添付資料〕【特別措置に関する申出書】を同封してください。

    受験申込書の提出について

  • 受験申込書を提出する前に、記載内容に誤りがないか必ず確認のうえ、A4用紙に印刷した「技術士第二次試験受験申込書」、「実務経験証明書」及び「申込書提出チェックシート」(それぞれ1枚ずつA4片面印刷・両面不可)と必要な添付書類等を同封し、郵送にて提出してください。
  •  ※受験申込書PDFファイル(手書き用)を使用した場合は、チェックシートの提出は不要です。

    【送付先】

    〒103-8601 日本郵便株式会社 日本橋郵便局留
     公益社団法人日本技術士会 技術士試験センター

  • その他、詳細については、下記〔添付資料〕【令和6年度技術士第二次試験「受験申込み案内」】をご参照ください。
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