2015年2月3日火曜日

平成27年度技術士2次試験のスケジュール

ようやく試験大綱と実施内容が正式にリリースされました。
日本技術士会HP

事前情報どおり、例年よりも日程が2週間程度早くなっていますね。
本番の筆記試験が早くなっていることもありますが、申込締切がゴールデンウィーク前であることに要注意!

いち富士【神奈川県横須賀市】

申込から筆記試験までのスケジュールを以下に抜粋。
3.試験の日時、試験地及び試験会場
(1) 筆記試験
期日
総合技術監理部門の必須科目
・平成27年7月19日(日)
総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択科目
・平成27年7月20日(月・祝)
4.受験申込書等配布期間
平成27年4月1日(水)から4月27日(月)まで
5.受験申込受付期間
平成27年4月6日(月)から4月27日(月)まで(土曜日・日曜日を除く。)
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会あてに、原則郵送(書留郵便(4月27日(月)までの消印のあるものは有効。))で提出すること。

これにあわせてSUKIYAKI塾沖縄でいごの会でもSUKIYAKI塾でおなじみのAPECさん(鳥居直也さん)を招いての出願対策セミナーを4月5日(日)に行う方向で調整しています。
セミナー会場が確定次第に詳細な内容をご案内します。募集は3月上旬頃より開始する予定です。受講希望のかたは上記の日程を念頭に予定を開けておいてください。

昨年11月に実施した筆記試験合格者を対象とした口頭セミナー(模擬面接)では、ほとんどのかたの経歴票が「うーん。。。」と腕組みしてしまう内容でした。
つまり経歴票をみただけでは、「あっ、このひと合格!」とはならなかったわけです。
言いかえると、経歴票だけでは『技術士らしさ』あるいは『技術士としての相応しさ』を備えていることが明確に判断できなかった、というわけです。

口頭試験の時間が20分と大変短く、そのなかで5分程度で経歴を説明せよ、と試験官から求められる(ことが多い)わけですから、業務も追い込みで大変にお忙しい時期だとは思いますが、ぜひ自分の受験のための時間もシッカリと確保して、経歴票の内容を妥協せずに練り上げてください。
特に、業務詳細(小論文)の部分です。

経歴票とは、自分がいかに技術士として相応しいかをアピールする手元資料なんです。

3月下旬までになんとか形になっていると、4月の3週間で添削をビシバシ受けることができ、ひいては4月末の提出時には胸を張って投函できるレベル、すなわち技術士としての相応しさが滲み出る経歴票になっていることでしょう。

がんばってください!


2015年1月26日月曜日

経歴票作成のための、H26年度口頭試験の振り返り

平成26年度試験スケジュールも残すところ3月2日の合格発表のみとなりました。
口頭試験を受験された皆さん、いかがでしたでしょうか。

大いなる不安を抱えて受験したかた、あるいは自信満々で臨んだかた、どちらも結局、本番の試験後は悶々とされているのではないでしょうか。
特に、試験直後は気分的にうまく行った感触をもっていても、いざ再現記録を起こしていくうちに、「試験官はこういう答えを求めているんじゃないんだよな」とか、「頓珍漢な説明になってしまった…」とか、精神的に乱高下、不安な気持ちを抱えながら年度末に向けて勤しんでいる毎日なのではないでしょうか。

SUKIYAKI塾HPの掲示板に口頭試験の振り返りスレッドが立ち上がったのでリンクしておきます。
口頭試験ご苦労様でした

平成27年度試験の参考にしてください。
特に、受験を予定しているひとは、これから3か月あまりの(短い)期間で経歴票を完成させなくてはならないわけですが、この経歴票が使用されるのが口頭試験です。
経歴票作成にあたっては、今年の口頭試験での質疑のされかたを参考に作成してみると、独りよがりではない経歴票が作成できるかもしれません。

【東京都葛飾区柴又】

※長らく投稿が空いてしまいました。
大ネタがないということもありましたが、本年度は自身の口頭試験を控え、試験対策に専念しておりました。
大病もせず無事に受験できたことに感謝しつつ、いまは再現記録を眺めてはため息をついている毎日です。

2014年12月17日水曜日

技術士第一次試験 合格おめでとうございます

合格おめでとうございます!

官報で実名をチェックしてみたら、知り合いと思しき人々のお名前がチラホラ散見され、とっても嬉しいです。

条件を満たすひとは来年にはさっそく二次試験にチャレンジしてください!
来年の試験は筆記試験が7月の海の日あたりになるなど、どうやら全体的にスケジュールが早まるらしいです。
早めにスタートしてください。
応援します!

このブログは主に二次試験受験者向けに発信しています。
よかったら参考にしていただいて試験に取り組んでいただけたら幸いです。

次は二次試験です!



2014年12月7日日曜日

口頭試験 2014

またまたご無沙汰しておりました。
この間、SUKIYAKI塾沖縄での口頭試験対策セミナーの開催があり、その準備の合間を縫って筆記試験合格者への直接の指導やアドバイス、セミナー後はアフターフォローとして喫茶店の個室を借り切っての模擬面接や遠方のひととはSkypeで模擬面接などを行うなど、1対1の指導を優先させており、ブログに投稿する余裕が全くありませんでした。
口頭試験に関しては、各々の経歴や業務詳細がぜんぜん違うこともあって、結局、Face to Face の指導が有効ですね。

そんな毎日を駆け抜けてきたのですが、本日、わたしが直接に関わった方たちの試験が全て終わりました。

皆さん、感触も悪くないようでひと安心です。最初はどうなることかと思ったひとも半数近くいらっしゃったので、感慨もひとしおです。

再現記録をみると、その質問内容や進行具合が昨年の試験よりもさらにスマートになっている印象がありますね。
試験内容を知ってしまった今、細部にわたって記述できないのがもどかしいのですが、そんなに意表をついた内容ではないということは言えます。
ブログやその他の巷での情報をたよりに対策をたてておいたらそれ以上のことを訊かれることはないと思います。
だいたい時間が短いですからね。
あっという間ですよ。

受験された皆さん、おつかれさまでした!

そしてこれから口頭試験を受けるひとには以下のアドバイスを送ります。

試験直前の時期は、質疑応答内容を研ぎ澄ますことよりも、
①試験に遅刻しない
②体調を崩さない(風邪をひかない)
この2つを最優先に取り組んでください。

東京は電車の本数が多いのですが、頻繁に止ります。
特にこの師走の時期はすぐに止ります。時間に余裕を持つことと、さらには代替ルートの確保をしっかり行ってください。
会場の下見もできたらしておいたほうが、精神的に落ち着くし、口頭対策に専念できますよ。

体調管理については、試験時間にピークをもってくるように、トップアスリートのつもりで取り組んでください。
先の遅刻対策にもなりますが体調を整えるためにも、アスリートが試合の数日前には選手村に乗り込むように、当日に遠方から移動してくることは避けてください。

今年の筆記試験でのことですが、試験当日、高知県では大雨洪水となり(いわゆる高知豪雨)高知市内では避難勧告が発令されただけでなく、道路の冠水や陥没、山間部では土砂崩れ多発により試験会場(香川県高松市)にたどり着けなかったひとが大勢いたそうです(県庁や市役所職員のかたは災害対応のため受験を諦めたかたも多数いらっしゃったとのこと)。
もちろん救済措置はありません。

坂本龍馬【高知市桂浜】

では!

2014年11月14日金曜日

H25年度からの口頭試験について

ご無沙汰です。忙しいですね。
わたしが知っている筆記試験合格者のかたたちも、業務がとっても忙しいのに、試験本番まで間もないひとが多いようで、精神的にたいへん追い詰められているようです。

あれもこれもやらないといけないし、経歴や小論文の洗い直しが必要なひともいるし、おまけに季節の変わり目で体調を崩してしまったし、と踏んだり蹴ったりな気分になってしまっているひともいるかもしれません。

でもここが正念場です。
人生でもそうそうない濃密な数週間を乗り切りましょう!

これから不定期ですが、口頭試験対策について気づいたことをメモ程度ですが記してゆこうと考えています。

ホームメイドスープで暖まりましょう【恩納村仲泊】

今回は、新試験制度で大きく変わった点を改めて強調しておきましょうか。

1.採点項目が減った
「体系的専門知識」と「技術に対する見識」がなくなりました。
このあたりのことは訊かれなくなったにもかかわらず、この知識対策に時間をかけているひとがまま見受けられます。ムダではないのですが優先順位が違います。
ご自分の経歴業務に絡めた質問はあるとは思いますが、いわゆる一般的な技術に関する質問はありません(既に筆記試験で確認済というスタンスです)。
それよりは、やっぱりご自分の経歴と小論文の論理構成をシッカリとしたものに仕上げることを優先してください。

2.時間が短くなった
H24年度以前では試験時間が30~40分程度のひとがほとんどでしたが、H25年度は多くの受験者がその半分の15~20分程度だったようです。
H24年度以前は10分程度の時間が与えられた自分の経歴と業務内容説明ですが、試験時間が短くなったH25年度では経歴と業務詳細(小論文で取り上げた業務内容)を5分で説明することが求められたひとが多かったようです。
バランスとしては、経歴1分(長くても1分半)、業務詳細を3分半~4分とするくらいがいいでしょうか。

これはまずシナリオをつくって、その流れ(流れです)を頭に入れてから、タイマーで計測しながら、あるいはスマートフォンなどで録音(録画)しながら、実際に声に出して発表してみましょう。
できたら誰か(奥さんとか旦那さんとか彼や彼女などのパートナー的なひと、あるいは会社の先輩や同僚、はたまたご兄弟や中学生以上のお子さんなどの)身近なひと、ホンモノの人間に向けて発表してみるのがイイです。

ご自分の仕事内容を、ご家族や親しいひとにも理解してもらえるまたとない機会でもありますよ。

がんばってください!



2014年10月30日木曜日

筆記試験 合格おめでとうございます!

筆記試験に合格されたみなさま、誠におめでとうございます。
今日という日はこれまでに費やした努力、先輩や仲間たちの協力、身近なひとにかけてしまった迷惑、などに思いを馳せながら、ハレて「合格」の喜びを爆発させてください!

台風一過の増上寺と東京タワー【東京都港区】

体験論文の提出がなくなったかわりに、試験のスケジュールが早まりました。
早いひとでは11月末から口頭試験が始まります。
遅くとも今度の3連休後半くらいからは気持ちを切り替え、口頭試験のそのときまで、なりふり構わず試験対策を最優先に取り組んでください。

ここ沖縄でも口頭試験対策セミナーを開催します。
ぜひご受講ください。
詳細はこちら

わたしの知り合いでこのブログをよく閲覧してくださっているひとからも、合格したとの吉報が朝いちばんに飛び込んできました。
嬉しいですね~

落ち着いたら当ブログの過去に投稿した口頭試験対策ネタもチェックしてみてください。

残念な結果となってしまったかたへ
6月に実施した筆記セミナーでは平成25年度合格者のかたおふたりに「先輩技術士からのアドバイス」というプログラムでご登壇いただきました。
そのときにおふたりとも共通して話されたことは、「合格するまで絶対にあきらめない」ということでした。
あきらめなければ合格できます。
この3か月で十分に休養できたはずです。
できるだけ早い時期から勉強をスタートさせてください。
筆記試験まで残すところ9か月です。これまでの3か月を3回くりかえしたら、もう明日は筆記試験当日がやってきます。

頑張ってください!


2014年10月26日日曜日

そろそろ次のステージへ移る心の準備を始めましょうか

たいへんご無沙汰していました。
忙しいといえば忙しいのですが、それよりもオッと目を引く行政資料がなかったので投稿していませんでした。

セマルハコガメ【石垣島】

いよいよ試験結果の発表が近づいてきましたね。

見事に合格していた場合には、ぜひとも模擬面接を受けてください。
それも何回も何回も面接してもらうべきです。
SUKIYAKI塾でも開催します。

われわれ沖縄でいごの会では11/24の休日に開催します。
お近くのひとはぜひ参加ください。
筆記セミナーとちがって定員がありますのでお早めに!
詳しくはこちら

日程的に都合が合わないひと(やもっと繰り返し受けたいひと)には、APECさん独自で行っている面接も例年ありますし、そのほか身近な技術士のひとにお願いしたらいいですよ。

試験までに準備したその厚みが、試験本番で味方になってくれるんです。
やはり誰にもアドバイス受けずに独りよがりになっていると、試験官もすぐにアラを見抜きます。
複数回面接したらそれだけ複数人の技術士によるアドバイスで独りよがりでないチームとしての迫力が出てくると思うんです。

試験のときはひとりぽっちなのは当然ですが、それこそこれまでともに意見を交わした仲間や指導してくださった技術士のひとらが結集した団体で闘っているということ、その最前線に身を置いているということがきっとわかると思います。

それでは合格発表のそのときまで、口頭試験対策のスケジュール確認と気持ちの準備を始めてください。

では、また!