沖縄には秋に渡りでやってくる猛禽類のサシバ、自宅の向かいの林にもいっときの渡り個体や群れが見られるだけでなく、さらなる南下を諦めた越冬個体がペアでそのまま居ついちゃって、これが毎年のように冬の間ピッピィーと鳴きながら旋回してるのが観察できます。
そういったわけで沖縄では冬鳥になるんですが、日本のメインランドでは夏鳥として過ごしていて、その間、繁殖も行っています。
で、その繁殖場所が道路建設などの開発区域(およびその周辺)に被っちゃうと、まず真っ先に検討事項にあがってくるわけで、事業への影響もハンパないことになります。
例えば繁殖期の工事中断、道路延長ルートの変更などでしょうか。
とにかく扱いがもう別格です。
それを反映して、これまで本土のかたの技術的体験論文の添削や模擬口頭試験の試験官を経験してみると、このサシバをはじめとした猛禽類の保護・保全に関するネタが全体の約2割くらいは占めています。
それだけ重要な対象なのでしょう。
繁殖地ではないので直接関係のないわたしのような地方の技術者としても建設環境分野の一般教養として、その概要だけでも頭に入れておきたいところです。
というわけで、『沖縄は関係ない』なんて言っていられないので、わたしも勉強しなくてはいけません。
下記リンクの概要などの資料は要チェックです。
鷲雲【沖縄県那覇市】
平成25年9月2日
「サシバの保護の進め方」策定に関する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)
環境省では、「サシバの保護の進め方」を策定するため、その案を取りまとめました。
本案について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、本日平成25年9月2日(月)から平成25年9月22日(日)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、御意見を募集いたします。
本案について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、本日平成25年9月2日(月)から平成25年9月22日(日)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、御意見を募集いたします。
1. 意見を募集する案件
サシバは、日本に夏鳥として渡来する中型の猛禽類で、近年、生息分布が急激に縮小していることから、2006年12月に改訂された環境省レッドリストでは、絶滅危惧II類とされました。このような状況の変化から、開発事業等にあたって保全措置の必要性が高まってきていることから、「サシバの保護の進め方」を策定することとなりました。
つきましては、本案について、御意見を募集します。
つきましては、本案について、御意見を募集します。
2. スケジュール
平成25年9月2日(月)意見の募集の開始
平成25年9月22日(日)意見提出の〆切
平成25年9月22日(日)意見提出の〆切
3. 資料の入手方法
環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/info/iken.html)に掲載します。
また、環境省自然環境局野生生物課に来訪された方には資料を直接お渡しします。郵送を御希望の方は、240円分の切手を添付した返信用封筒(A4版が入るもの)を同封して、下記住所まで郵送でお申し込みください。
また、環境省自然環境局野生生物課に来訪された方には資料を直接お渡しします。郵送を御希望の方は、240円分の切手を添付した返信用封筒(A4版が入るもの)を同封して、下記住所まで郵送でお申し込みください。
4.意見の提出方法
意見は別添様式による文書で、必要項目(氏名、住所、電話番号、該当箇所、コメント等)を記入して、郵送、ファックス又は電子メールで平成25年9月22日(日)まで(必着)に提出してください。電話での意見提出はお受けしかねますのであらかじめ御了承ください。
意見提出先は次のとおりです。なお、電子メールで意見提出を行う方は、ホームページ上にある様式ファイルを利用し、添付ファイルとして提出してください。
意見提出先は次のとおりです。なお、電子メールで意見提出を行う方は、ホームページ上にある様式ファイルを利用し、添付ファイルとして提出してください。
頂いた御意見については、個人の氏名、住所及び電話番号を除き公表される場合があります。
なお、頂いた御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。
なお、頂いた御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。
添付資料
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