2019年4月18日木曜日

グリーンインフラ懇談会「中間整理」の公表

出願書類作成もいよいよ佳境の佳境ですね。
わたしが見ているかたもなんとか形になってきたので安心しています。
最悪、口頭試験で頑張れば大丈夫なレベルにはなったと思います。
この期間の技術的な成長、といいますか技術的アピールの勘所、技術士に求められる論理的な表現、についての理解が進み、言葉にできないながらも漠とした手ごたえを得ることができたのではないかと思います。。

このあと7月の筆記試験にむけて取り組むなかで社会的課題に対する方策をご自分の言葉でアウトプットできるようになり、最後の口頭試験までにご自分の専門技術が社会に対してどのような貢献ができるのかなどを見つめなおすことで技術者としての階段をひとつ上がることができるのだと思います。いいなぁ~!
最後まであきらめずに頑張ってください!

筆記試験対策に関して、沖縄在住のかたにご案内します。
わたしも所属するSUKIYAKI塾沖縄でいごの会では、APECさんをお招きして筆記試験対策セミナーを令和元年5月11日(土)に開催します。
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SUKIYAKI塾沖縄でいごの会HP

本日ご紹介するのは、いまや建設環境の自然環境分野の中心をなす施策であるグリーンインフラに関するものです。「中間整理」とありますが、だいぶまとまっていますよ。
グリーンインフラを推進するための方策や「事例」も紹介されていますので骨子整理にもとても役立ちます。
昨年度に出題された選択科目Ⅲだけでなく、今年度からの必須科目Ⅰ対策にも有効ですから必読の重要資料になります。
ぜひともチェックしてくださいね。

菅原院天満宮【京都市上京区】

「グリーンインフラ」の取組を推進します
~ グリーンインフラ懇談会「中間整理」の公表 ~

平成31年4月17日
国土交通省では、昨年12月より「グリーンインフラ懇談会」において、社会資本整備や土地利用等に際してグリーンインフラの取組を推進する方策の検討を進め、今般、中間整理を行いました。今後、これに基づき必要な方策を進めるなど、グリーンインフラの取組を加速してまいります。

○ 国土交通省においては、国土形成計画(平成27年8月閣議決定)、社会資本整備重点計画(平成27年9月閣議決定)等を踏まえ、自然環境が有する多様な機能を活用して、社会資本整備や土地利用等を行うグリーンインフラの取組を進めてまいりました。

○ 昨今の自然災害の頻発化・激甚化、人口減少や少子高齢化等の社会経済情勢の変化を踏まえ、次世代を見据えた社会資本整備や土地利用を推進する観点から、一部の先進事例にとどまっていたグリーンインフラの取組を、社会資本整備や土地利用等を進める上での全般的な取組として普及・促進するため、昨年12月に有識者からなる「グリーンインフラ懇談会(注:裏面参照)」を開催し、欧米の事例も参考にして議論を進めてまいりました。

○ 今般、懇談会での議論を踏まえ、グリーンインフラが必要とされる社会的・経済的背景、グリーンインフラの特徴や位置づけと活用を推進すべき場面、グリーンインフラを推進するための方策について中間整理を行いました

○ 今後、この中間整理を踏まえ、
 ・ プラットフォームの創設などグリーンインフラを主流化するための体制整備
 ・ 分野横断的な計画策定やモデル事業に対する新たな支援
など、具体的な方策の取組を進め、グリーンインフラの活用を進めてまいります。

◆公表資料
  ・ グリーンインフラ懇談会 中間整理(別紙)
  ・ グリーンインフラの事例(参考資料)

  ・ 過去の会議資料等は、国土交通省ホームページを参照ください。
     http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000017.html
  (参考)
   グリーンインフラポータルサイト:
     http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000015.html


グリーンインフラ懇談会の設立趣旨と検討経緯

 1.グリーンインフラ懇談会の設立趣旨
○ 国土交通省では、国土形成計画(平成27年8月閣議決定)等を踏まえ社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるグリーンインフラに関する取組を推進してきた。

○ 人口減少や社会資本の老朽化が進行し、気候変動の影響等により自然災害が激甚化する中、次世代を見据えた効果的・効率的な社会資本整備と土地利用を推進する必要がある。また、平成27年国連総会で決議された持続可能な開発目標(SDGs)推進の機運も高まっている。そのような中、SDGsと親和性が高く、多くの社会的課題の解決策となる可能性を有するグリーンインフラを、多様な主体の連携のもと推進していくことが求められている。

○ そのため、今後の社会資本整備や土地利用等に際して、グリーンインフラの取組を推進する方策について、幅広く議論し、検討することを目的として設立するものである。

<懇談会の委員(敬称略・五十音順)>
   朝日 ちさと  首都大学東京都市環境学部教授
 ○ 石田 東生    筑波大学名誉教授 (座長)
   木下 剛      千葉大学大学院園芸学研究科准教授
   田口 政一    横浜市環境創造局政策調整部長
   中村 太士    北海道大学大学院農学研究院教授
   涌井 史郎    東京都市大学環境学部特別教授

2.グリーンインフラ懇談会の検討経緯
 第1回(2018年12月26日)
  (1) グリーンインフラに関する近年の取組について
  (2) その他
 第2回(2019年2月8日)
  (1) グリーンインフラの取組の現状等について
      日本政策投資銀行等からの情報提供
  (2) 第1回懇談会を踏まえた整理について
  (3) グリーンインフラ施策の進め方について
 第3回(2019年3月28日)
  (1) 中間整理(案)について
 2019年4月17日(水)
  中間整理 報道発表

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