2019年8月3日土曜日

アカミミガメ防除の手引き&防除マニュアル

8月になりました。暑い日が続きますね。
この時期は私の住む沖縄よりも他府県のほうが気温が高いのが当たり前になりつつありますね。北海道でも沖縄超えすることが珍しくなくなりました。うーん....

メルマガ停止中のためチェックを怠っていましたが、久しぶりにのぞいてみるとアカミミガメ防除の手引きとそのマニュアルが公表されてました。
小さい頃はミドリガメでおなじみのあのカメです。このアカミミガメとコイ(鯉)はなんだかコンビを組んでいるようにいまでは日本全国どこの池や湿地でもその姿を見かけますね。動物界における身近な、そして全国レベルの外来種2大スターといえるかもしれません。うちの実家にもなぜかいました(わたしが成人後の話です。帰省したら父が世話していてビックリしました)。
アカミミガメのなかで日本でよくみるのはミシシッピアカミミガメで、目尻が赤くなっているやつですね。目の後ろだから耳というわけですかね。赤い耳。

建設環境(や環境部門)の筆記試験で定期的に出題される「外来種対策」ものですが、こないだの試験では出題がなかったので、次回はきっとありますよ。要チェックですね。
特に手順が問われる問題Ⅱ‐2で出題された場合には、今回の手引き&マニュアルに沿った記述ができるとバッチリですよね。概要を頭に入れたのち、念のため手順を確認しておいてください。

その名も亀の池
【大阪市天王寺区四天王寺】

報道発表資料
令和元年7月29日
自然環境
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「アカミミガメ防除の手引き」の公表について

 環境省では平成27年にアカミミガメ対策推進プロジェクトを公表し、アカミミガメ対策に係る取組を進めてきました。この度、アカミミガメによる生態系への影響を緩和するための手法をとりまとめた「アカミミガメ防除の手引き」とその普及版を作成しましたので、お知らせします。

1.背景

 北米原産のアカミミガメは都市部を中心とした水辺環境に蔓延し、身近な生き物となっている一方で、自然度の高い地域にも侵入し地域の生態系に影響を及ぼしつつあるなど、外来種問題を考える上で象徴的な存在となっています。また、一般家庭などで大量に飼育されています。
 平成27年3月に環境省及び農林水産省が作成した「生態系被害防止外来種リスト」では、「緊急対策外来種」に位置づけられ、環境省では平成27年7月に「アカミミガメ対策推進プロジェクト」を公表し、アカミミガメ対策に係る取組を進めてきました。
 その取組の中で行われた生態調査や、全国各地で実施されている防除の取組の収集を通じて得られた知見、最新の科学的知見を集約し、アカミミガメによる生態系への影響を緩和するための手法をとりまとめた「アカミミガメ防除の手引き」を作成しました。
 また、同手引きをもとに「はじめてみよう!アカミミガメ防除マニュアル」も作成しました。こちらは、防除活動のリーダーが活動参加者へ説明する際にお使いいただけるよう、写真や図解を多く用いた普及版となっています。

2.手引きの内容について

第1章 アカミミガメ対策の考え方
・アカミミガメとはどのような生き物なのか、また、アカミミガメによる影響や被害の実態を踏まえてその対策の必要性を示しています。
第2章 防除実施計画策定の考え方
・地域で防除を進めるに際に必要となる、目的や目標、実施範囲や期間の設定方法等についてまとめています。
第3章 効率的な防除の実施
・野外にいるアカミミガメを効率的に捕獲するための技術や方法について示しています。
参考資料
・現場で使える調査票様式

3.入手方法

本手引き及びマニュアルは以下の環境省HP「日本の外来種対策」にて公表します。
○環境省HP 日本の外来種対策 アカミミガメ

添付資料

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