2015年4月27日月曜日

生物多様性概況第4版

本日は受験申込書の締切ですね。
皆さん、なんとか提出することができましたでしょうか。
もしかしてまだ消印ギリギリまで粘っているかたもおられるかもしれません。そんなひとは記入漏れ、書類の添付忘れ、印鑑もらい忘れ、のないように十分にチェックしてから提出してくださいよ!

終わってみれば今年は建設環境と総監、だけじゃなくってそのほかの部門科目あわせて10名のかたに経歴票作成のアドバイスをしました。メール送信は40回くらいになりましたでしょうか。いちばん多いひとでは14回に上りました。
そんなこんなでわたし自身もとっても勉強になりました。

ほとんどのかたは提出が済んだばかりで達成感&安堵感に浸っているところだと想像しますが、なかには不安と心配がもたげてきているひともいらっしゃるかもしれません。
技術士に添削を受けていれば完璧に仕上がっていなくてもある程度納得できる内容であれば大丈夫ですよ。
頭を切り替えて、これからは筆記試験対策に没頭してください。

記述対策もむろんのこと、択一対策にも気を配ってくださいね。特に建設環境を受験するひとは、専門分野が「環境」のひとが多く「建設」には疎い傾向があります。
逆にほかの科目の既技術士のひとはどちらかというと記述のほうで問われるような「環境保全策の検討手順、実施手順」のほうが疎い場合がありますね。
それぞれご自分の不得意分野をなんとか合格レベル(6割)に引き上げるように取り組んでください。

下記に転載したのは環境省からリリースされたGBO4の日本語版の案内です。
GBO4はCOP10で採択された愛知目標についての達成状況を分析したものです。
愛知目標(愛知ターゲット)ですから環境部門はもちろんのこと、建設環境でもチェックしておいて損はありません。
わたしも(旧来の試験法ですが)建設環境の口頭試験のときにCOP10について説明しなさい、と言われてGBO3の記載内容を踏まえて回答しました。
旧来の試験では口頭試験で訊かれたわけですが、平成25年度以降の試験ではこの手のことは筆記試験でしか訊く(訊かれる)機会がありません。

国際連合大学本部 【東京都渋谷区 青山通り】

地球規模生物多様性概況第4版(GBO4)日本語版の作成について(お知らせ)

 環境省では、今般、生物多様性戦略計画2011-2020及び愛知目標の達成状況について分析した『地球規模生物多様性概況第4版』(昨年10月に公表)の日本語版を作成し、ウェブサイトに掲載しましたのでお知らせします。

1.内容

 地球規模生物多様性概況第4版(Global Biodiversity Outlook 4, GBO4)は、各国の国別報告書、生物多様性国家戦略、既存の生物多様性に関する研究やデータから、生物多様性戦略計画2011-2020 及び愛知目標(※)の達成状況及び今後の達成見込みについて分析した報告書です。
 昨年10月に開催された生物多様性条約第12 回締約国会議(COP12)で議論された、戦略計画及び愛知目標の中間評価に関する基礎資料となったもので、会議期間中に、生物多様性条約事務局(カナダ、モントリオール)により公表されました。
 GBO4では、ほとんどの愛知目標の要素について達成に向けた進捗が見られたものの、生物多様性に対する圧力を軽減し、その継続する減少を防ぐための緊急的で有効な行動がとられない限り、そうした進捗は目標の達成には不十分であると結論づけられ、現時点で達成が見込まれるのは愛知目標11(陸域の保護地域面積)、16(名古屋議定書)及び17(生物多様性国家戦略の改定)のみという結果でした。
※ 愛知目標
 平成22 年の生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10、愛知県名古屋市)にて、生物多様性に関する 2011 年以降の新たな世界目標として採択されました。詳細は別紙をご参照ください。

2.活用方法

 GBO4は、国際的な生物多様性の状況や、保全と持続可能な利用の取組が概観できる内容となっており、生物多様性について議論する上での基礎資料です。
 GBO4日本語版が、地方公共団体が策定する「生物多様性地域戦略」に関する施策の進捗状況や、目標の達成状況を点検・評価する際の参考としてご活用いただく等、生物多様性の保全と持続的な活用に関する施策推進の一助となれば幸いです。

3.入手方法

 環境省ウェブサイトからダウンロードできます。
 生物多様性条約事務局ウェブサイトには、低・高解像度版があり、それぞれ一括してダウンロードすることが可能です。

添付資料

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