2021年7月1日木曜日

海洋プラスチックごみに関する各種調査ガイドライン

7月になり、技術士の筆記試験まで残すところあと10日となりました。
それにしても1年は早いですねえ(昨年度は9月でしたが)。やはり1年というのはあっという間です。これまで頑張ってきたひとは、これまでの頑張りを信じてやるべきことを淡々とブレずにやり続けてください。それがいちばんです。業務も忙しくなってきたと思いますが、そんな雑念(?)に惑わされずに、ご自分の時間内でやれることをやるのみです。やるためのまとまった時間がとれない場合でも、その隙間時間でやれることをやるだけです。既にこれまで筆記試験のために貴重な時間を試験に合格するために割いてきたはずです。その時間を費やした、そして傾けた情熱を信じてください。謙虚な姿勢で臨めばその時間はあなたを決して裏切りません。

ここのところ国交省発信のネタが続きましたが、本日は環境省ネタです。
皆さんの記憶にも新しい(そして日常にも影響している)昨年7月から始まったレジ袋の有料化。そのため一般にも知られるようになった(かもしれない)海洋プラスチックの調査に関するガイドライン集です。
これは環境部門の一大テーマともいえるので必須科目のひとつの課題として無視できない話題ですが、海の恵みを享受する水産部門も同様です。
とにかく部門によらずに「環境分野」を自認する技術者であれば試験に関係なく大枠だけでも把握しておくべき内容だと思います。

やっぱり漁具とか海外からのペットボトルの漂着が多いですね
【沖縄県名護市屋我地島】

報道発表資料
令和3年6月29日
水・土壌
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海洋プラスチックごみに関する各種調査ガイドライン等の公表について

 環境省では、プラスチックごみを含む海洋ごみの発生抑制に向けて、内陸から河川を経由して海洋へ流出するごみの量・組成等を経年的に把握するため、地方公共団体や研究機関等で活用いただくための調査ガイドラインや事例集等の作成を進め、環境省Webサイトにて公表しましたのでお知らせします。

1.背景・概要

 海洋ごみ対策については、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(平成21年法律第82号)」(海岸漂着物処理推進法)等に基づき、回収・処理を始め各種対策が進められてきましたが、世界の海洋プラスチックごみの約8割は陸域から発生しているとも言われており、より一層対策を進めていくためには、流域圏で内陸から沿岸及び海洋にわたる関係主体が一体となって発生抑制対策等を行うことが不可欠です。
こうしたことを踏まえ、環境省では、内陸から河川を経由して海洋へ流出するごみの量・組成等を経年的に把握するため、地方公共団体や研究機関等で活用いただくため、調査ガイドラインや事例集等の作成を進め、環境省ホームページにて公表しました。

2.各種ガイドライン等一覧

(1) 散乱ごみ実態把握調査ガイドライン
   URL: http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_011.pdf

(2) 河川ごみ調査参考資料集
    URL: http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_021.pdf

(3) 河川マイクロプラスチック調査ガイドライン
   URL: http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_031.pdf

(4) 漂着ごみ組成調査ガイドライン
   URL: http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_041.pdf

(5) 海岸漂着物処理推進法に基づく地域計画作成のための手引き
   URL:http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_05.pdf

(6) 海洋ごみ発生抑制対策等事例集
   URL: http://www.env.go.jp/water/marine_litter/mat21_06.pdf

※担当課室
(1)及び(4)~(6):海洋環境室
(2):海洋プラスチック汚染対策室
(3):水環境課

添付資料

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